500個の焼りんごを使用した秋冬限定ビール「アップルシナモンエール」クリスマスラベル
神奈川県厚木市にあるサンクトガーレンが、2014年より発売を開始したアップルシナモンエールのクリスマスラベルが、2017年デザインをリニューアル。
大きなりんごを引っ張るサンタクロースが登場。2色刷りから4色刷りになり、より華やかになりました。
クリスマスとりんごの関係
もともとクリスマスツリーとして普及したのはりんごの樹でした。しかしりんごの樹は冬になると葉が落ちてしまうため、代わりに常緑樹のモミの樹が伝われるようになりました。その際にりんごの果実だけが飾りとして残ったのが、クリスマスツリーのりんごのオーナメントの起源と言われています。
500個の焼りんごをつくるところから手づくりです
アップルシナモンエールは“カラメルモルト”を特徴的に使用した琥珀色のビールです。“カラメルモルト”は通常のビールに使う麦芽(モルト)をトーストのように軽く焦がしたもので、そのまま食べてもカラメルのような甘く香ばしい味がし、ビールにも同様の風味をもたらします。
そこに焼りんご・シナモン・メープルシュガーを加え、アップルパイのような風味に仕上げています。
使っているりんごは長野県伊那市の台風21号などで傷がついた“訳あり”りんごです。1回の仕込みには約500個のりんごを使用。それを地元の製パン店で焼くところから手作りです。
クリスマスラベルは2017年12月末まで販売
サンクトガーレン
アップルシナモンエール クリスマスラベル(発泡酒)3本
価格:2,040円(税込)
※現在の日本の酒税法ではビールの原料として果物やスパイスの使用が認められていないため、アップルシナモンエールは麦芽率が高いにも関わらず「発泡酒」という表記になります。麦芽率は高いので税率はビールと同じです。
【内容量】330ml×3
サンクトガーレンについて
その昔、日本には5社しかビール会社がありませんでした。
一部の大手メーカーにしかビール造りが許されていなかったためです。
サンクトガーレンはそんな頃に、クラフトビール(地ビール)激戦区のアメリカでビール造りをはじめました。
その様子はTIMEやNewsweekなどのアメリカメディアで話題となります。それが日本のメディアに飛び火。
「日本人が日本でビール造りが出来ないのはおかしいのでは?」と、世論を巻き込み、ついに国が動きます。
1994年、酒税法改正。
小さいメーカーでもビール造りの免許が取得できるようになりました。これをきっかけに日本各地に地ビール(クラフトビール)が誕生。
サンクトガーレンは、その先駆者として業界内で「地ビール0号」と呼ばれています。
サンクトガーレンが造るビールは、大手で主流のすっきりした味わいの“ラガービール”とは製法も味わいも対極の、香り豊かな“エールビール”一貫主義。国内外のコンテストで数々の受賞を誇ります。
そんな王道ビールの他、一升瓶ビールや、ボジョレーに対抗して同時解禁する麦のワイン、バレンタイン限定のチョコビールなど従来のビールのイメージを覆すような個性的なラインナップでクラフトビールの魅力を発信し続けています。
サンクトガーレンはスイスの地名。
そこにあるサンクトガーレン修道院は世界で初めて醸造免許を取得した場所。その原点を引く継ぐべく「サンクトガーレン」とブランド名に冠しています。
クリスマスは「アップルシナモンエール」で乾杯!
アップルシナモンエールの華やかなラベルは、クリスマスパーティーにぴったりですよね。
サンクトガーレン社こだわりのエールビールで、素敵なクリスマスをお過ごしください♪
(text by なべこ)