2月のイベントといえばバレンタイン!
2月は、街もインスタグラムもバレンタインムードに沸く季節。
みなさんは今年のバレンタイン、どんな風に過ごしますか?
まだ決まっていないという方は、恋愛映画からヒントをもらってみてはいかがでしょう。
ロマンチックなシーンを見て気分を高めたり、劇中に登場するステキなごはんやドリンクを参考にしてみたり。今回はそんなバレンタインにぴったりの「映画とごはん」をご紹介します。
作ってから見る?見てから作る?恋愛映画とバレンタインごはん
『バレンタインデー』(2010年/アメリカ)
バレンタインデーに色めき立つロサンゼルスが舞台の恋愛群像劇。登場人物は子どもから老夫婦まで年齢も職業も恋愛観もさまざまな男女15人。ロマンチックとは言い難いエピソードもあるけれど、ユーモアと愛があふれたストーリーに心が温まります。キャストはジェシカ・アルバ、ジュリア・ロバーツ、アン・ハサウェイ、アシュトン・カッチャー、テイラー・スウィフトら豪華な顔ぶれ。ドラマ「クリミナル・マインド」などでおなじみのキャストもいて、海ドラファンとしてもうれしい限り!
さまざまな味わいのストーリーが詰まった『バレンタインデー』に合わせるなら、同じくさまざまな味が楽しめる「カナッペ」はいかが?
@aymswmr さんは、全粒粉クラッカーやバゲットに色とりどりの具材をのせて、ステキなパーティーメニューに仕上げています。
具材は、ピンクペッパーと星型人参でトッピングした「じゃがいもと紫芋のマッシュ」や「キャロットラペ」(胡桃、ツナ、キヌア、ブルサン入り)、「クリームチーズ×生ハム×ディル」、「マスカルポーネ×イチゴ」、「リンゴ×ブルサン(アップル&シナモン)×蜂蜜」、「オレオ×クリームチーズ」と、どれもおいしそう!
甘いものからしょっぱいものまでそろっているところも、この映画にマッチしていると思います。
さまざまなネタを少しずつ楽しめる「手毬寿司」もおすすめ。
@sakuracafe001 さんはマグロ、鯛、サーモン、卵、キュウリなどのネタを、ものすごく小さくにぎったごはんにのせて一口で食べられるよう工夫されたそう。これなら映画を見ながらでも食べやすいですね。ただ、どれにしようか迷ってしまって、作品に集中できない……なんてことにならないよう注意したいですね(笑)。
手毬寿司だけでなく、ホタテのフライや卵焼き、大根煮などのおかずがあるのもうれしいところ。味のしみた大根がとてもおいしそうです!
『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年/アメリカ)
日本でも大ヒットしたファンタジックラブストーリー。強盗に撃たれて幽霊となったサム。彼は恋人モリーに危険が迫っていることを知り、霊媒師オダ・メイの力を借りて彼女を助けようとするのですが……。役のために髪をばっさり切ったデミ・ムーアがキュート。泣くシーンではその美しい涙に、見ているこちらまでウルウルしちゃいそう。オダ・メイをコミカルに演じたウーピー・ゴールドバーグ、ストーリーを盛り上げる名曲「アンチェインド・メロディ」など、すべてが最高!
ラブロマンス、サスペンス、コメディなどがほどよくブレンドされた『ゴースト』には、一皿でいろいろな味が楽しめるおしゃれな「ワンプレートごはん」がぴったり。
@xxosakanaxx さんいわく、「バレンタインにガトーショコラ作って
プレゼントしたけど食べきれなかった〜な朝食にいかがでしょうか←妄想です」
とのこと。ああ、想像しただけでなんだか幸せな気分(笑)。
メニューは、紅芯大根のサラダにラザニア、アボカドトマトのスイチリマヨ、
キャロットラペにカッテージチーズ、ザクロヨーグルトにイチゴ。
赤系でまとまっていて、とてもかわいいですね!
こちらはハートのごはんがキュートなビーフストロガノフ。これを見たら恋人は間違いなく笑顔になるはず!
ビーフストロガノフといえば牛肉をサワークリームで煮たものが定番ですが、トマトソースやデミグラスソースを加えるなどアレンジはいろいろ。フライパン1つでもできちゃうので、気軽に挑戦してみてはいかがでしょう。濃厚なビーフストロガノフは、映画を見終わった後にでも赤ワインなどと一緒にじっくり味わいたいですね。
『ショコラ』(2000年/アメリカ)
すべての人を幸せにする不思議なチョコレートを売る母娘の感動ファンタジー。舞台は古くからの伝統が根付くフランスの小さな町。ある日、謎めいた母娘がやってきてチョコレート・ショップをオープンしたことから、厳格だった村の雰囲気が変わっていくというストーリーです。ジプシーの青年ルーを演じたジョニー・デップのかっこよさと、おいしそうなチョコレートの数々に見惚れること必至!
映画の中でヒロインのヴィアンヌが大家さんにふるまう「ホットチョコレート」。鍋からすくったチョコレートをカップに入れて、チリペッパーひとつまみとホイップクリームをたっぷり入れるのがヴィアンヌ流。それがあまりにもおいしそうなので、思わずつられて飲みたくなってしまうはず。
@sairakuzakka さんのホットチョコレートは、マシュマロがたっぷり。甘~くふんわりとした食感に、身も心もとろけそう。シナモンを加えれば冷えやむくみ予防にもなり、今の季節にぴったりです。映画を見ながら味わえば、おいしさも楽しさも倍増しそう!
映画の重要なアイテムである「チョコレート」。バレンタインにはやっぱり欠かせませんよね。
チョコ好きの恋人に贈るなら、@kobayashi.mutsumi さんのアイデアをお手本にしてみては? なんと、BOXまでチョコレートなんです! ハートのチョコレートもマーブル模様が大人っぽくてステキですよね。こちらは溶かしたチョコレートをハートの型に流して固め、チョコペンでマーブル模様をつけるだけ。高級感がある見た目なのに、手軽に作れるっていうのもポイント高いですよね♪ インパクトのある板チョコBOXに入れれば、会話も盛り上がること間違いなしです。
一人で見てもいいかも……?
私は普段、恋愛映画はほとんど見ないのですが、この時期になると無性に見たくなります。でも、恋人(というか夫)と一緒に見るより、一人で見て「キャーキャー」言いたいタイプです(笑)。『ショコラ』のジョニー・デップ、本当にかっこいいです!
そんなトキメキいっぱいの「映画とごはん」とともに、どうかステキなバレンタインデーをお過ごしください。
次回、3月のテーマは「卒業」。
果たしてどんな映画とごはんが登場するのでしょう? お楽しみに!
(text by コノ)