今はまさに受験や就職活動シーズン。このシーズンになると、必死に努力したことや合格したあの喜びを、まるで昨日のことのように私は思い出します。
そんな受験や就職活動シーズンのお子さんを持つママさんも、最後の最後までお子さんが全力を出し切れるように応援したいはず!!

そんなわけで今回は、縁起のいい食材をたっぷり使った「ゲン担ぎ弁当」をご紹介します。

勝負飯の王道といえば「かつ丼」。「ドーン（丼）と勝つ（カツ）」といった語呂合わせから昔からゲン担ぎのメニューとしてありますよね。とはいえ、かつ丼は揚げものなので前日に食べてしまうと、胃もたれして当日100％のパフォーマンスが出せないかもしれません。そんなときは、当日のお弁当にしてしまえばゲン担ぎも出来つつ、胃もたれも防げるのでお子さんの力になれるはず！

いい縁を結びつけてくれる「おむすび」。試験勉強中の夜食や、試験や面接で緊張して食欲が出ない時にも嬉しいですよね。おむすびの中の具材は、お子さんが好きな具材も良いですが、上記でも述べた「かつ」や、鰹節（かつおぶし＝勝男武士）をつかった「おかか」にしたらゲン担ぎの効果も上がるかも！

タコには、語呂合わせの「たこ＝多幸」や、食べておくと合格（＝パス）なんてことからゲン担ぎ食材としても知られています。それ以外にも、外身と中身が縁起のいい紅白になっていたり、吸盤でくっついて粘り強く頑張れるなど、ゲン担ぎの効果はたくさんあります。お弁当に持っていくなら、たこ焼きや ＠manahikapon さんのようにタコ飯にしていくのもいいかもしれません。

「ウインナー＝WINNER（勝者）」という意味から、ゲン担ぎにはぴったり。お弁当の定番食材でもありますし、上記にも述べたタコの形をしたタコさんウインナーにすればゲン担ぎ効果も倍増されるかも。試験当日のお弁当にそっと入れてあげて、試験の勝利への後押しをしてあげましょう。

試験では難しい問題にも「粘り強く頑張ってほしい」などの意味から、オクラやとろろ、納豆などのねばねばした食材を使うのもおすすめ。また、試験や面接に緊張して弱ってしまったお腹にもねばねばした食材なら無理なく食事をすることが出来そうです。

このシーズンがまさに旬のいよかんは、その名の通り「いよかん＝良い予感」という語呂合わせからゲン担ぎ食材としても知られています。いよかんの甘酸っぱさは、試験の合間の気分のリフレッシュにもなります！

おめでたい時に食べるものといえば「鯛」が定番ですよね。もちろんそんなダジャレ的な意味だけではなく、色鮮やかな体の赤色は昔からめでたい色とされていたり、長生きのものだと40年も生きる寿命の長さなども、めでたいとされる所以です。

頭からしっぽまで食べると「最初から最後まで全うする」という意味があるので、鯛を丸々使うと良いのですが、とはいえ鯛を1匹準備するのも大変なので「たい焼き」で代用するのがおすすめです（笑）。

社会でも出世することに段々と役職名が変わっていきますよね。鰤は成長するごとに名前が変わっていく出世魚で、その中でも最も成長した時の呼び名のため縁起のいい食材だといわれています。
また、出世魚の中は成長が極端なのですが、鰤は大きさが倍以上に成長します。「合格に満足するのではなく、大きく躍進してほしい」というメッセージを伝えることができます。

ほとんどダジャレですが、「自分は合格する」「自分は出来る」と思いこむことで、100％の実力を出すことが出来るといわれています（心理学では「プラシーボ効果」といわれています）。最後は実力が決めることですが、ゲン担ぎで少しでも心と体調のサポートをしてあげればきっとお子さんの力にもなれるはず！

これからピークを迎える受験や就職活動のシーズンに、ゲン担ぎ弁当でお子さんが全力の実力を出し切れるように応援してあげましょう。