不調になりがちな夏は、食材の力で元気に!
こんにちは! natsu_motoiです。
梅雨が近づいてきましたね。
ジメジメした天気が続くと、なんだか体が重だるくて、気分が上がらないことありませんか?
私自身、湿度が高いと体に熱がこもりがちになったり、偏頭痛がひどくなったり、不調が出ることが多いです。
高温多湿になる梅雨の時期、胃腸の働きが弱ったり、体に水分が過剰にたまってしまったりして、代謝が悪くなってしまうそうです。
そんな時は食材の力を借りて、体を整えてみませんか?
梅雨時期におすすめ「鶏と冬瓜の薬膳カレー」
夏に向けて湿度が高くなってくるこの時期には、胃腸の働きを整え、代謝を促進する食材、体の余分な水分を排出してくれる食材が良いそうです。
今回は、胃腸の働きを整え、代謝を促進する食材に“鶏肉”、余分な水分を排出してくれる食材には“冬瓜”を選んでみました。
また香りのよい食材や、発汗作用のあるものも良いそう。
以上を踏まえて今回は、湿気に負けない体を作る鶏と冬瓜の薬膳スパイスカレーを考えてみました。
材料
・鶏手羽元……450g
・冬瓜……300g
・玉ねぎ……大1.5玉
・トマト……大2個
・にんにく……ひとかけ~ふたかけ
・生姜……小さじ1
・オリーブオイル……大さじ2
・ギー……大さじ1
・プレーンヨーグルト……大さじ2〜3
【スパイス】
□クミンシード……小さじ2
□ターメリック……小さじ1
□コリアンダー……小さじ1
□カイエンペッパー……小さじ1(お好みで調節してください)
●カルダモン、フェヌグリークシードパウダー……合わせて小さじ1
今回のカレーは、スパイスのみを使ったインドカレー風です。
□のスパイスは、カレーを作るには欠かせないもの。カイエンペッパーはカレーの辛さを決めるスパイスになるので、お好みで分量を増減してください。
●のスパイスはお好みで違うものを組み合わせもの良いですし、入れなくても大丈夫です。
今回使ったカルダモンは香りがとても良いだけでなく、体温調節機能の効能があるそうなので、この時期には取り入れたいスパイスのひとつですね。
またフェヌグリークはメープルシロップのような甘みがプラスされるので、カレーなどにオススメです。
作り方
1. 鶏手羽元(写真は6人分)は洗って、水気を拭いたら骨に沿って切り込みを入れ、塩(分量外)を振っておく。
2. 玉ねぎはみじん切り、トマトはさいの目、冬瓜は薄切りにして、オリーブオイルを少しなじませてから蒸す。
3. 蒸し終わったら、ミキサーなどでピューレ状にする。フォークで粗くつぶしてもOKです。
4. 玉ねぎ、クミンシード、オリーブオイル、ギーを鍋に入れ、全体にオイルが馴染むようにさっと混ぜてから火をつける。
5. 玉ねぎがきつね色から飴色になったら、生姜、ニンニクを入れる。香りが出てきたら塩と残りのスパイスを全て入れて炒める。
4. 塩とスパイスが全体に馴染んだら、トマトを入れて水分を飛ばすように煮る。
5. 1で用意した鶏手羽元を入れて、全体になじませるようにまわしながら煮ていく。
6. 鶏手羽元の表面に火が通り、色が変わったら冬瓜を入れ20分ほど煮る。
最後にヨーグルトを加えて、塩など(分量外)で味を整えれば完成です!
主食や付け合わせもいろいろ楽しんでみて!
薬膳スパイスカレーにあわせる主食や付け合わせは、お好みのもので楽しんでみてくださいね。
もちろん日本米でも美味しくいただけますが、ナンやインド米、タイ米などに変えて、ちょっぴり本格気分を味わってみるのも楽しいと思います。
ナン
ナンは市販のものでもOK。
タイ米
私は今回タイ米にしてみましたよ。
付け合わせは2種類用意してみました。付け合わせがあるとカレーの辛さを和らげてくれたり、後味をさっぱりとさせてくれます。
きゅうりのヨーグルトサラダ
ひとつは、黒こしょうを効かせた「きゅうりのヨーグルトサラダ」。レモンも添えて爽やかをプラス。
紫キャベツと甘夏のサラダ
もうひとつは、「紫キャベツと甘夏のサラダ」を作ってみました。旬の甘夏の甘酸っぱさがアクセントに。そして紫色とオレンジ色が、食卓をパッと華やかにしてくれます。
自然の力、薬膳で梅雨を乗り切りましょう!
いかがでしたか?
薬膳について調べてみると、旬の食材にその時期必要な栄養素が含まれていることが多く、自然の恵みに感心することが多くあります。
流行のパワーフードを試してみるのもとても楽しいですが、日本特有の梅雨時期だからこそ、その土地の旬の食材に目を向けてみるのも良いのではないでしょうか。
これからのジメジメした時期を、美味しく乗り越えましょう!