夏に食べなきゃいつ食べる?今が旬のゴーヤを食べよう!
皆さんこんにちは! ついに二桁に突入した僕の連載「うちベジ」ですが、6月に入ったところで11回目です!
そして、うちベジ的にはものすごくやりやすい夏到来。よりどりみどりというか、もういくらでも旬の野菜があるので本当にありがたいです!
今回はそんな中から、絶対に紹介しておきたいと思った野菜「ゴーヤ」をピックアップしたいと思います!
ゴーヤは沖縄の方言! 正式にはニガウリのニガおいしい話
実は、というかご存知の方も多いかもしれませんが、「ゴーヤ」という名称は正式名ではないのです! 正式には「ニガウリ」なんですよね。スーパーなどの店頭では「ニガウリ」として売っていて同じものになります。
ただ、ここではゴーヤでいきますね。なじみがあるので!
ゴーヤの栄養と食べ方
ゴーヤといえば苦い……ニガウリというくらいだから相当に苦い。だけどそれも「おいしい」と思えたら大人の階段をのぼっている証拠ですね!(笑)
ゴーヤの苦みは「モモルデシン」という成分。夏の野菜らしく、夏バテの改善や食欲促進、血糖値を下げたりする効果があるのだそう。血糖値を下げてくれるのはありがたいですね。ほかに頭痛の緩和にも効果があると言われています。
ゴーヤにはビタミンCや鉄分、食物繊維も豊富! ぜひ夏の食卓に取り入れたい食材です。
そして、ゴーヤの食べ方の定番はやっぱりゴーヤチャンプルではないでしょうか!
これは絶対誰もが真っ先に思い浮かべる上に、ほかの食べ方あるの?というくらいの定番メニューですが、今回はそれ以外の食べ方をオススメしてみたいと思います。
「ゴーヤのクミン風味な肉詰め」
ゴーヤは真ん中の綿をとると筒状の食べ物。ピーマンとかと一緒で肉詰めにするのにピッタリです(というか詰めたくなります)。
そんなわけで今回の1品目は肉詰めなんですが、ゴーヤを使うこともあり、ちょっとクミンを効かせて夏っぽくスパイシーにしてみました。このままでも十分おいしく食べられる料理です!
材料(2人分)
・ゴーヤ……1本
A
・豚ひき肉……100g
・玉ねぎ……1/8個
・クミンパウダー……小さじ1/3
・塩……小さじ1/3
・しょうゆ……小さじ1/2
・ごま油……大さじ1弱
・鰹節……適量
作り方
1. ゴーヤを2cm幅に切り、スプーンなどで綿を取り除く。玉ねぎはみじん切りにする。
2. Aの材料をよく混ぜ合わせる(粘りが出るまで)。
3. 真ん中をくりぬいたゴーヤに2で混ぜた具材を詰める。
4. フライパンに油を引き3の肉詰めゴーヤを中火で熱したフライパンで両面焼く(片面3〜4分焼く)。きちんと焼けたら鰹節をふって完成!
「ゴーヤとささみの天ぷら揚げびたし」
ゴーヤは普段くり抜いて捨ててしまう綿の部分にもすごく栄養があります。ビタミンCが3倍以上含まれているんですね。そしてさらに苦い(笑)。でもこの苦みが大人な味でやみつきになるんですよね。お酒に合わせたら最高です!
というわけで今回は、ゴーヤの綿を残して天ぷらにしてみました! ゴーヤを揚げただけでもおいしいので、これでもオッケーなんですが、うちベジレシピにしてはちょっとさみしいので、ささみと合わせて揚げ浸しにしてみましたよ。
これはもうお酒が進む! ビールですかね〜。やっぱり焼酎の方が合うかな?
ぜひお試しください!
材料(2人分)
・ゴーヤ……1本
・鶏ささみ……5個
A
・小麦粉(天ぷら粉)……100g(1カップくらい)
・冷水……100ml弱
B
・しょうゆ……大さじ2
・みりん……大さじ2
・砂糖……小さじ2
・酒……大さじ2
・水……大さじ1
作り方
1. ゴーヤは1cm幅に切って、タネを取る(綿を残すように)。鶏ささみも1cm幅くらいのそぎ切りにする。
2. ボウルにAを入れ、ゴーヤと鶏ささみをくぐらせて170度の油に入れ、天ぷらを作る。
3. タレを作る。鍋にBを全て入れ、一度沸騰させる。
4. 深めのお皿に天ぷらにしたゴーヤと鶏ささみを交互にもり、3で作ったタレをかけたら完成!
いかがでしょうか! 今回はゴーヤのレシピを紹介しましたが、これからが旬のゴーヤをぜひ沢山味わってみてくださいね!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
「ロング&スロー ごはんとくらし」というブログも書いていますので、ぜひこちらもご覧ください。