簡単に栄養チャージ!夏を乗り切った疲れを癒す「食べる雑穀スープ」

酷暑が続いた今夏。クーラーの効いた部屋で涼んだり、冷たいものを食べたりして暑さをしのいでいたのではないでしょうか?しかし、実は体の内側は冷えていることも。今回はそんなときにぴったりな、しっかり食べて温めるスープを@natsu_motoiさんに教えていただきました。本格的な秋を迎える前に、しっかり夏の疲れを癒しましょう!

暑さで疲れた体にやさしいスープを!

こんにちは。natsu_motoiです。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
クーラーが効いた部屋や、冷たい食べ物などで暑さをしのいでいる方も多いかと思います。
熱中症を予防するためにも暑さ対策はとても大切ですが、その反面、体の内側が冷えている方が多いようです。
また暑さやエアコンのせいで、体の潤いが不足しがちなのもこの時期だそう。
今回は体の潤いを補給してくれる食材を使って、内側を温める食べる雑穀スープをご紹介したいと思います。

じんわりあたたかい雑穀スープ

材料

・鶏手羽元……6本
★生姜……薄切り4枚
★ニンニク……小1かけ
★長ネギ(青い部分)……2~3本
★酒……大さじ2

・水……600ml

・レンコン……10cm
・長ネギ……1本
・エリンギ……大1本
・雑穀ミックス……30g
・もち麦……50g

・塩、胡椒……適宜

作り方

1. 鶏手羽元の骨に沿って切り込みを入れ、塩(分量外)を振り、30分ほど置いておく。

2. 1で出てきた水分をキッチンペーパー等で拭いてから、鍋に入れる。★と水を加え、中火にかける。

3. アクを取りながら20分ほど煮込む。水が減ってきたら、適宜足していく。

4. 残りの材料を全て入れ、蓮根が柔らかくなるまで煮る。

5. 塩、胡椒で味を整えたら完成。

今回は市販されている雑穀ミックスともち麦を多めに使ってみました。
雑穀ミックスでは、含まれている雑穀によって細かくは分かれていきますが、ミネラルや、ビタミン、ポリフェノールなどを含んでおり、免疫力防止に効果が期待できます。
暑さで、免疫力が下がりがちなこの時期はぜひ取り入れたい食材です。

もち麦は一時期メディア等でよく紹介されていましたが、食物繊維が豊富で腸内環境の改善に効果があります。
個人的に腸内環境が気になっているので、もち麦多めの配合にしました。
ぜひご自分の気になる部分に合わせた雑穀を使ってみてください。

また薬膳の世界では秋には白い食材を食べると良いとのことなので、今回はレンコンを使ってみました。他には、百合根、山芋などが良いそうです。
一緒に使う野菜も、旬のものにすると、一年中楽しめるスープになります。

雑穀の量を減らして、鶏肉の出汁を楽しむスープにアレンジすることも可能です。
少しの雑穀でも滋味深く、とても美味しいスープになりますよ。

スープに鶏肉が入っていることで、たんぱく質もしっかり摂取できます。

滋味深いスープで身体にやさしい生活を

料理家の土井善晴さんが一汁一菜を薦めていらっしゃるのを拝見して、普段の食事もこれくらいシンプルで良いのではないかと思い始めています。

インスタグラム上での美味しそうな投稿についつい食欲を刺激されがちですが、少し立ち止まって、自分の体に何が必要なもの、本当に食べたいものを見つめ直していきたいと思っています。

雑穀や旬の食材、自然な出汁を使って作るスープはとても滋味深く、体に染み渡ります。
ぜひ皆さんも、色々な組み合わせを楽しんでみてくださいね!

インスタグラム@natsu_motoi

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