覚えておくと使える!本格トマトクリーム系パスタをマスターしよう
こんにちは! 井口 タクト(@ouchigohan_ojisan)です。
今回は、魚介の旨みが詰まった「海老とあさりのトマトクリームパスタ」を紹介します。
これは僕が作るパスタ料理の中で一番人気かも!? ホームパーティーやケータリングでふるまうと大好評のメニューです。
使うパスタはリングイネがおすすめ! リングイネは平打ち麺とは違い、短径1mm、長径3mmで断面が楕円の形状で、弾力がありモチモチとした触感が楽しめます。ソースがよく絡むので、クリーム系のパスタとの相性がとてもいいんです。
記事の最後には、手に入りやすい調味料で本格的な味に仕上げるポイントも紹介しています!
「海老とあさりのトマトクリームパスタ」
材料(3~4人分)
・パスタ(リングイネ)……300~400g
・生クリーム(乳脂肪分35%前後)……200ml
・トマトジュース(無塩・無糖)……360ml
・海老……6尾
・あさり……1パック(250g程度)
・にんにく……2かけ
・ツナ缶……1個
・白ワイン……100ml
・輪切り唐辛子……適量(1本分〜お好みで)
・砂糖……適量
・塩こしょう……適量
・コンソメ(顆粒)……適量
・オリーブオイル……適量
下準備
・海老は頭を切り落とし、殻付きのまま背わたをとる。
作り方
1. フライパンにオリーブオイルをしき、みじん切りにしたにんにくを入れて弱火で香りがたつまで炒めたら、輪切りにした唐辛子を入れて軽く炒める。
2. 海老を入れ、軽く塩こしょうをして中火で軽く焼き目がつくまで両面を焼き、ツナとあさりを加える。さらに白ワインを入れて蓋をし、あさりが開くまで中火で蒸し焼きにする。
3. あさりが開いたら蓋を取り、中火のままトマトジュースを入れ、コンソメと塩こしょうと砂糖で味付けをする。
4. 生クリームを入れ、15〜20分ほど弱火〜中火で煮込む。
※ここで味見をして、味が薄ければコンソメを追加、酸味が強ければ砂糖を追加してください。
5. 別の鍋でリングイネをアルデンテ(表示時間より2分短くする)に茹で上げ、火をつけたままの4のフライパンに入れ、ソースを絡ませながら2分ほど中火〜強火で煮詰める。
6. パスタにソースがしっかりと絡んできたら、皿に盛り付け完成。
本格的な味わいに近づけるコツ
<その1>海老は殻つきで!
殻付きのエビを殻ごと焼くことで、海老の香ばしさがソースにうつります。これでソースの完成度が劇的に変わるので、むき海老を使わず、できる限り殻付きで作っていただきたいです。
<その2>生クリームは動物性のものを使おう!
植物性ではなく、濃厚でコクがある動物性のクリームを選びましょう。乳脂肪分は35%前後のもので大丈夫です。
<その3>濃厚トマトジュースで!
トマト缶でも大丈夫なのですが、濃厚なトマトジュースで作る方が滑らかで濃厚なソースに仕上がります。
<その4>ソースを煮詰めるほど、濃厚さアップ!
濃厚さを強くしたいのであればソースを煮詰める時間を長めにとってください。
また、パスタにソースをしっかり絡ませたい場合は、パスタの硬さを確かめながら、記載のレシピより長く煮詰めてください(この場合はパスタの茹で時間を調整してみてください)。
<その5>パスタを盛り付けた後、最後に少しソースをかけよう!
魚介の旨みがギュッと詰まった濃厚ソースをとろりとかけて、おいしさも見た目もさらにアップ!
僕がホームパーティーやケータリングで作ることが多いパスタなので、いつもよりも多めの分量で紹介しました。1~2人分で作る際は半量にするなど調整してみてくださいね。
今回は魚介を具材に使いましたが、肉や野菜との相性ももちろんぴったり。ぜひアレンジも楽しんでみてください!