今回のうちベジのテーマは「新玉ねぎ」です。新玉ねぎって、この春の季節だけで食べられる、まさに旬の玉ねぎの名称です。

1年中見かけることのできる普通の玉ねぎとは見た目も違い、まだ外の皮が乾燥していない、やわらかな玉ねぎ。手で押すと分かるのですが、弾力が全然違います。普通の玉ねぎと比べると、野球ボールとゴムボールくらい違います（言い過ぎではないですよ！）

そんな新玉ねぎは3月から5月頃までの限られた時期にしか食べられないので、まさに今だけ。売っていたらぜひ買ってみて、そして料理に活用してみてくださいね！

新玉ねぎの栄養価は玉ねぎとしてもとても高く、含硫アミノ酸といういわゆる「血液サラサラ」効果のある成分が豊富。その含硫アミノ酸は水にさらすと流れ出ちゃうのだそうです。
でも新玉ねぎは辛みが少ないので、水にさらさずに食べられる！　それにぴったりのレシピを考えました。

というわけで、今回紹介する新玉ねぎレシピは、生で食べるレシピと炒めて食べるレシピの2種類を紹介します。

やっぱり生で食べるのが一番！なので、新玉ねぎのフレッシュな味わいにピッタリだと思った、バルサミコ酢を使って和えサラダを作りました。

バルサミコ酢はしっかりした味わいなので、水にさらさないで使う、ちょっと辛さののこる玉ねぎにピッタリだと思うんです。玉ねぎの辛さに対してバルサミコ酢が負けない！　そんな理由で選びました！

本当は新玉ねぎとバルサミコ酢、この2つだけで作れちゃうんですが、それだとこの連載的にあんまりなので（笑。普段の副菜にはそれで十分！）、今回はパプリカとささみを使ってちょっと素敵にアレンジ。簡単に作れておいしいですよ！

・新玉ねぎ……1/2個
・赤パプリカ……1/2個
・ささみ……3本

A
・バルサミコ酢……大さじ2
・オリーブオイル……大さじ1
・塩……少々
・黒こしょう……少々

1. 新玉ねぎをスライスしておく（水にさらさない）。パプリカは薄めに切る。ささみは一度茹でて、5mm程度の薄切りにする。

2. ボウルに1の材料を入れ、Aを加えてよく混ぜ合わせたら完成。2〜3時間置いて味をなじませるとよい。

次は炒め物。新玉ねぎは生でも食べられる点を活かしながら、さっと炒めます。
簡単に作れておいしい組み合わせを考えました。じゃがいもと玉ねぎって相性いいので、ぜひ作ってみてほしいです。

こちらも玉ねぎの辛みを軽減させるためにお味噌を少々加えているという理由もありますが、味噌を使うとおいしい料理に新玉ねぎの甘みと食感を合わせてみました。玉ねぎをぺろりと食べられるレシピですよ！

・新玉ねぎ……1/2個
・豚肉薄切り……200g
・じゃがいも……3個

A
・味噌……大さじ1
・しょう油……大さじ1
・みりん……大さじ1

・ごま油……大さじ1

1. 新玉ねぎは食べやすい大きさに串切りにする。じゃがいもは食べやすい大きさに切る（8等分に切る）。豚肉の薄切り肉も食べやすい大きさにきる。

2. じゃがいもは10分茹で、取り出して水気を切る。

3. フライパンにごま油を加え、豚肉を軽く炒め、じゃがいもを加え、最後に新玉ねぎとAを加えて、炒め合わせたら完成。

この2つのレシピ。作り置き料理として作っているので、冷蔵庫にいれて3日間、保存が可能です！　ぜひ作ってみてください！

特に最初のバルサミコ酢の和え物は、ささみを使わなければもっと長く保存できるので、肉抜きで作ってみるのもいいですね。副菜として便利ですよ！

いかがでしょうか！
今が旬の「新玉ねぎ」を使ったレシピを2つ紹介しました。
ぜひ新玉ねぎのおいしさを存分に味わってみてください！

ここまで読んでくださってありがとうございました。
「ロング&スロー ごはんとくらし」というブログも書いていますので、ぜひこちらもご覧ください。