チョコレートやケーキなどのスイーツも大好きだけれど、和菓子に詳しいと、なんだか素敵度が増しますよね。和菓子はまるで俳句のように、日常的な季節感や芸術性が備わっているお菓子です。
普通の日も特別に感じられる和菓子を、おうちでのおやつに取り入れてみませんか？

さらりと器にのせただけでも、その存在感はずっしりと感じられます。

まるで一体化しているかのような薄い皮が、厳選された北海道産極上大納言小豆のふっくらとした餡を包み込んでいます。
お茶とともに、まろやかな甘みをじっくり味わいながら、静かにおうちで楽しみたい和菓子。オンラインショップでお取り寄せも可能です。

パステルカラーがかわいらしい麩焼き煎餅。
全5色に色づいていて、その色の意味は平安時代の着物のかさねの色。

口に入れるとふんわりと溶けていく麩焼き煎餅、ほんのり甘い、京菓子。
その食感と、まるでマカロンのような色味に、みているだけでも癒されていきそうです。

かわいいかわいい、小さな鯛焼きにはぎっしりと餡が詰まっています。
おめでたいイベントや、感謝の気持ちのしるしに贈るのも素敵ですが、日々頑張って生きている自分自身のおやつとして、おうちで食べるのもまたよし。

12月には「クリスマス小鯛焼」、3月には「ホワイトデー小鯛焼」をそれぞれ販売されているそう。
海外のイベントで和菓子をプレゼントするのも、意外性があって素敵です。

かわいらしい見た目の小鯛焼で、和むおやつタイム。
日本人だからでしょうか、和菓子って観ているだけでほっこりしてきますね。オンラインショップでお取り寄せも可能です。

明治神宮駅から歩いてすぐの和菓子屋で売っている豆大福。
午後には売り切れてしまっていることも多い人気店です。

甘すぎない餡とさらりとした舌触りの皮に、程よいかたさの少し塩っけのある豆が口に広がります。
大ぶりな豆大福ですが、その味はとても上品。
豆大福は予約もできるそうなので、是非一度おうちおやつとして味わってみてください。
最中も売っていて、そちらもまた上品な味わいです。

わらび餅で有名になった一幸庵。ならばそのわらび餅を一度は食べてみたい。

店主の水上力さんは和菓子の未来のために、日本だけでなく海外の美術館でワークショップを開いたり、海外のパティシエに和菓子の技術を教えたりと、海外でも活躍をされている和菓子職人さんです。

しっかりと練り上げられ、やわらかさとコシを兼ね備えたわらび餅は、その中にたっぷりの餡を隠し持っています。

一口食べたら、わらび餅の概念が変わるかもしれない。
職人の作りだす和菓子には、そんな力があります。
そんな和菓子をおうちでいただく…なんとまあ、贅沢でしょうか。

あのスティーブ・ジョブスが取り寄せたと有名な、赤坂の老舗和菓子屋、青野。
その中でも団子は、店舗でのみ手に入れることができます。

栗を月に見立てたみたらし団子「ごま　名月」や、三色団子など、艶めいた表面が食欲をそそります。
シンプルに濃いお茶でいただきたいですね。

いつものスイーツを和菓子に置き換えただけで、なんだか大和撫子気分。
季節感あふれる和菓子を季節ごとに楽しむ…ちょっと贅沢な大人のおやつに感じられます。