出典 : @passage_mai

新じゃがの季節にもおすすめ!作ってみたい、世界のじゃがいも料理

春先から初夏にかけて収穫される新じゃが。貯蔵せずすぐに出荷されるため、フレッシュなおいしさが魅力です。じゃがいも料理といえば日本では肉じゃがやコロッケなどが定番ですが、ほかの国にもさまざまな名物料理があります。そんな各国のじゃがいも料理を旬のじゃがいもで作ってみませんか?じゃがいもの新たな魅力を再発見できるはずですよ!

いくつ知ってる?世界のじゃがいも料理

ポテトスキン(アメリカ)

アメリカの定番おつまみ「ポテトスキン」。“じゃがいもの皮”というその名のとおり、じゃがいもを皮ごと使う料理です。

作り方は、中身をくり抜いた皮つきじゃがいもをカップ状にし、トッピングをのせて焼くだけ。トッピングは、@type2diabetes_cookingさんのようにカリカリベーコンとチーズは定番なので、ぜひたっぷりのせたいところです。

ポテトスキン ・
--トッピング : ベーコン,ネギ,モントレージャックチーズ,黒胡椒 ・
--サルサ : タマネギ,トマト,パクチー,ガーリック,ライム絞り汁,塩胡椒 ・

中身をくりぬいた皮付きじゃがいもに、カリカリベーコンとチーズをのせて焼いたポテトスキン。サワークリームやサルサと一緒に食べるのが好き。

出典:Instagram(@type2diabetes_cooking)

カリッと焼いた皮とカリカリベーコン、とろ~りチーズのハーモニーがたまらない味わいで、ビールのお供に最適! くり抜いたじゃがいもの中身は、ポテトサラダやマッシュポテトなどにアレンジして召し上がれ。

ポテトベイク(オーストラリア)

各国の移民たちが多く暮らすオーストラリアでは、オージービーフを使ったステーキやバーベキューなど豪快な料理が人気。

そのサイドディッシュにもぴったりなのが、じゃがいものオーブン料理「ポテトベイク」です。

耐熱皿にじゃがいもなどの具材を入れたら牛乳やチーズをかけて、オーブンで焼けば出来上がり。一度でたっぷり作れるから、パーティーメニューとしても活躍してくれますよ。

@yukarielliottさんの「ポテトベイク」はじゃがいもと玉ねぎだけでシンプルに。素材のおいしさをじっくりと味わえる一品です。

じゃがいものガレット(フランス)

フランスの家庭料理の1つである「じゃがいものガレット」。フランス語ではpommes paillasson(ポム パイヤソン)と呼ばれているそう。

作り方は、細くせん切りしたじゃがいもをフライパンに敷き詰めて焼き上げるだけ。今回は@kaorikarin_uさんのレシピをご紹介します。

じゃがいものガレット🥔
🥣材料(フライパン1枚分)
じゃがいも4〜5個、ハム4〜5枚orベーコン3枚分程度、モッツァレラチーズ1つ、塩コショウ適量
🍳作り方
①細切りにしたじゃがいもの半量をフライパンに敷きつめる。軽く塩コショウしその上にスライスしたモッツァレラチーズとハム又はベーコンをのせ、最後に残りのじゃがいもを敷き詰め再度塩コショウを振る。
②弱火でじっくり火を通し、キツネ色になったらひっくり返して両面キツネ色になったら出来上がり。 ※くっつかない フライパンであれば油は必要ありませんが、そうでなければオリーブ油をひいて、ほんの少しじゃがいもに小麦粉をまぶすと作りやすいと思います。

出典:Instagram(@kaorikarin_u)

じっくり焼くと、表面はカリカリ、中はとろけるような食感に。材料も作り方もシンプルなので、気軽に試してみては。

ホッペルポッペル(ドイツ)

「ホッペルポッペル」とは、じゃがいもや玉ねぎ、ベーコンが入ったドイツのオムレツのこと。なんだかかわいらしい響きの名前ですよね。ドイツではもともと、前夜のごちそうの残りで作っていたのだとか。

@_aya_k_さんが選んだ具材は、ベーコン、マッシュルーム、玉ねぎ、じゃがいも、卵、チーズ。そこに塩、胡椒、エルブ・ド・プロバンスというハーブミックスをたっぷりと加えたら、スキレットに入れてオーブンでこんがりと。ボリューム満点で、おいしさも食べ応えも文句なしの仕上がりです。

スキレットの代わりにフライパンを使ったり、オーブンの代わりにオーブントースターを使っても。具材もおうちにあるものでぜひ挑戦してみてくださいね。

ニョッキ(イタリア)

イタリアの定番家庭料理「ニョッキ」。じゃがいもと小麦粉で作る手作りパスタで、じつは意外と簡単に作れます。

じゃがいもは茹でて皮をむいたらマッシャーや木べらなどでしっかりと潰し、小麦粉や卵などを入れて練らないように混ぜ合わせるのがポイント。生地ができたら棒状に伸ばして約2cmの長さに切り、ひとつずつフォークを押し付けて模様をつけたら、あとは茹でるだけです。

@quality_of_lifestyleさんは「インカのめざめ」で作った甘いニョッキに、香ばしいくるみと濃厚なゴルゴンゾーラを合わせています。3つのハーモニーが絶妙で、思わずワインが進んでしまったそう。

自家製ニョッキのモチモチ感は、ほかでは味わえないおいしさですよ!

ヤンソンさんの誘惑(スウェーデン)

「ヤンソンさんの誘惑」というユニークな名前のついた料理は、スウェーデンで古くから愛されている家庭料理。いわゆるポテトグラタンで、アンチョビの塩気がポイントです。

@passage_maiさんいわく、「ホワイトソースを作らず、生クリームを入れるだけなので普通のグラタンより簡単」とのこと。こんなおいしそうなグラタンが簡単にできるなら、作らない手はないですね!

「ヤンソンさんの誘惑」については、おうちごはんの過去の記事でも詳しく紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

「ヤンソンさんの誘惑」は誘惑されるほど美味しいグラタン♪

ジャケットポテト(イギリス)

皮をジャケットに見立てて、丸ごと1個焼くイギリスのいも料理。

アルミホイルに包んでオーブンで40分。
コンビーフ…はないから、ベーコンとマヨネーズを混ぜて、十字に切り込みを入れた部分に挟んで、チェダーチーズをのせて更に10分。

出典:Instagram(@atashinchi_dx)

皮つきのじゃがいもを丸ごと焼いたイギリスの定番料理「ジャケットポテト」。ベイクドポテトのことなのですが、じゃがいもの皮をジャケットに見立てるところが、さすが紳士の国、イギリスですよね。

トッピングは好きな具材でOKで、@atashinchi_dxさんのように、ベーコン、マヨネーズ、チェダーチーズは間違いのない組み合わせ!

そのほか、ツナマヨやタルタルソース、エビカクテルなども相性抜群です。トッピングを変えれば、毎日でも楽しめちゃいますよ。

じゃがいものサブジ(インド)

「サブジ」は、野菜をスパイスで炒め煮したり、蒸し煮したりして作るインドの家庭料理。ささっと手早く作れるのが魅力で、クミンやターメリック、ガラムマサラなどのスパイスが食欲をそそります。

@yuki_cat_さんの「じゃがいものサブジ」はガラムマサラを少なめにしたところ、お子さんでも食べやすかったそう。好みで調整できるのは、おうちごはんならではですね。

カムジャジョン(韓国)

モチモチとした食感がおいしい韓国料理「カムジャジョン」。韓国語でカムジャとはじゃがいも、ジョンはチヂミのことをいうのだとか。

@yuri__k_さんが作る「カムジャジョン」の材料は、じゃがいも、塩、片栗粉のみ。すりおろしたじゃがいもに塩、片栗粉を入れ、フライパンでカリッと焼き上げれば完成です。片栗粉を小麦粉やチヂミ粉に代えてもいいし、入れなくてもおいしく仕上がるそう。

詳しい作り方は、@yuri__k_さんのYouTubeをチェックしてみてくださいね。

韓国料理で簡単おもてなしレシピ4品 チャプチェ•カムジャジョン•自家製タテギで唐揚げ•ブタキムキンパ【韓国料理】【レシピ】 - YouTube

世界のじゃがいも料理を楽しもう!

じゃがいも料理と一口に言っても、国によってさまざまですよね。たとえその国に行ったことがなくても、料理を食べるだけでちょっと身近に感じられそうです。

じゃがいも料理のレパートリーを増やしたい方は、世界に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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