3月にはいり、春の気配をあちこちで感じるようになりましたね。3月は雛祭りやホワイトデーなど、女性にフィーチャーしたイベント事がありますが、もうひとつ世界的に定められた女性の日があるって知っていますか？

それは「国際女性デー」。

1904年3月8日にアメリカのニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモが行われたことがきっかけで、国連が1975年に3月8日を国際女性デーと定めました。以後、世界各地で女性の権利や政治的、経済的分野への参加を盛り立てていくために様々な働きかけが行われています。日本でも、『国際女性デー｜HAPPY WOMAN FESTA』などのイベントやセミナーの開催が広がっています。

また、3月8日は「ミモザの日」でもあります。

ヨーロッパ、とくにイタリアではこの日、男性が母親や妻、同僚の女性たちに、愛と幸福を呼ぶと言われるミモザを贈る習慣があるんだそう。ミモザを贈られた女性たちは髪や胸にミモザを飾り、この日は家事から解放されて外食や外出を楽しむのだとか。

まさに女性のための日！　
たまには家事から解放されるのも嬉しいですが、おうちごはんでミモザを楽しんじゃうのも素敵です。

ミモザトーストやミモザケーキなど食卓を華やかにするアレンジやミモザのテーブルウェアまで、いろいろな楽しみ方をご紹介します！

ミモザトーストといえばこちらですね！　焼き立てトーストにグリーンの葉っぱ、そしてゆで卵を刻んでのせればできあがり。@higucchiniさんは、ゆで卵にすりおろしたチーズを混ぜて、かわいいうえにおいしさもアップ。ミモザ柄の刺繍のクロスもとっても素敵です。

3月は卒業シーズン。@tomo5097さんはお祝いの気持ちをミモザトーストにのせて。水菜の茎をリボンで縛ればミモザのブーケが完成。卒業式当日の朝食にこんなトーストが出てきたら、嬉しいやら悲しいやらで朝から泣いてしまいそう。この春、卒業や入学を控えているご家族がいる方、ぜひまねてみてはいかが？

こちらはミモザをリースにアレンジ。リースにすると一段とおしゃれになりますね。
@akichamxxxさんは、卵の白身はみじん切り、黄身はチーズ削り器でおろしたのだそう。金おろしだと細かすぎたのだとか。荒いと雑に見えてしまうし、バランスが大事です。

@maki_naka_ueさんのミモザトーストは、まあるくこんもり盛られたミモザがキュート。卵の下には菜の花とジャコを炒めたものが隠れています。口を大きく開けてほおばりたい！

イングリッシュマフィンもミナ ペルホネンのお皿もまあるく春らしい色合いに、ほっとやさしい気持ちになれそうです。

ケーキづくりが得意な人はミモザケーキに挑戦するのもいいかもしれません。こちらは一昨年放送された『グレーテルのかまど』で紹介されたレシピを再現した@petitbonheur.cookingさんのミモザケーキ。全体を覆うふわふわのミモザの華やかさに目が釘付けです。

ホールケーキはすこしハードルが高いという人はカップケーキのアレンジはいかが？

@kaorita1122さんはカップケーキのトップを削って、中にカスタードクリーム、その上にマスカルポーネクリームをドーム状にのせ、最後に削ったスポンジをまぶしています。キュートでチャレンジしやすいアイデア！　ひとりひとつ丸ごと食べられるのも嬉しいですよね。

ごはん派の人はこちらを参考に。鮮やかな黄身の色が食欲をそそります！　白ごはんのように見えているのはじつは卵白。@k_naomi28さんはこの下にツナとなめ茸の混ぜごはんを詰め、ボリュームもおいしさもアップ。食べるときは下のごはんとミモザ部分の卵を混ぜ混ぜして食べましょう。

ミモザサラダには伝統的な作り方があるって知っていました？　固ゆで卵と魚の缶詰、玉ねぎ、バター、マヨネーズ、そして家にある材料、大抵の場合はじゃがいも、人参、チーズなどを使って作るんだとか。
@oz10catさんが作っていたのはそんなミモザサラダ。まるでケーキのようでとても素敵ですよね。

シンプルなミモザサラダに見えますが、こちらは下に酢飯が隠れているライスサラダ。一見、洋風のようですが、ドレッシングに塩麹や醤油を使っているので、味付けは和風でヘルシー。菜の花、ブロッコリー、絹さやと緑の野菜もたっぷりで、ミモザの黄色と好相性。ごはんも野菜もとりたいときにおススメです。

ミモザの楽しみ方はごはんアレンジだけではありません！
＠yossi.kiralissさんが購入したのは、ナチュラルキッチンのミモザ柄の食器。置いておくだけで気分が上がるかわいさ。大小サイズにカップも揃っているので、メインの料理やサイドディッシュ、スイーツやスープにと、なんにでも使えるのが嬉しいですね。

@natsukicamino.onlinestoreさんのランチクロスも、お弁当包みやハンカチとしてなど、いろいろな用途で使えておすすめ。ミモザ柄はファブリックでもおしゃれ。持っているだけでウキウキしてきますよね。ランチクロスでお弁当を包んで、自然の中へお出かけするのも楽しそうです。

冬の寒さがまだ残る2月の終わりごろから4月にかけて咲くミモザ。鮮やかな黄色の花は、真っ先に春の訪れを告げてくれるようで、みんな大好きですよね。

いまの時期、おうちにいる時間が増えている人が多いと思いますが、こんなときこそミモザを食卓に取り入れて、春気分を味わいながらおうちごはんを楽しみませんか？