人気のタイ料理「ガパオライス」
タイ料理の定番で日本でも人気のガパオライス。
ごはんの上に炒めた鶏ひき肉、バジル、半熟卵がのったエスニックな味の丼です。タイ料理店ではもちろん、おうちでも簡単に作れるようなガパオライスの素や調味料がパッケージ化されてスーパーなどでゲットすることができます。
ガパオライスの人気の秘密は、そのエスニックな味付けとお肉と半熟卵とごはんの相性の良さにあるのではないでしょうか。エスニックな雰囲気を出してくれている調味料のナンプラーは欠かせないアイテムです。
ワンプレートで食べ応えもあり、バジルが爽やかなアクセントになり、半熟卵が食欲をそそりますよね。男女問わず、好きという方が多い印象のエスニックフードです。
「ガパオいなり」を作ったきっかけとは?
私がガパオいなりを作ろうと思ったのは、インスタグラムで見た写真がきっかけでした。
普段パーティーのお料理などを作ることがあるので、そのインパクトに「これは喜んでもらえそう」「何より、作っていて楽しそう!」と感じて、レシピは自分なりに考えて作ることに。最初はお友達のおうちに手土産として作っていきました。
「可愛い」と反応も良く、味も美味しかったので、お稲荷さん×エスニックの可能性を感じました。
ナシゴレンいなりもおすすめ
派生して生まれたのがこちらの「ナシゴレンいなり」です。
油揚げの味付けはガパオいなりのものをそのままに、ナシゴレンの味付けをしたご飯とうずらの卵、えびせんときゅうりをトッピング。パーティーのフードとして提供したところ、アイデアを面白がってくれた方が多かったです。
【レシピ】ガパオいなり
材料(10個分)
・鶏ひき肉……200g
・玉ねぎ……1/4個
・にんにくすりおろし……少々
・パプリカ……1/2個
・バジル……適量
・うずらの卵……10個
・サラダ油……適量
・油揚げ……5枚
【A】
・鶏ガラスープ……大さじ2(水大さじ2+鶏ガラスープの素小さじ1/2)
・ナンプラー……小さじ4
・しょうゆ……小さじ1/2
・オイスターソース……大さじ1
・砂糖……小さじ1/2
【B】
・鶏ガラスープの素……小さじ1/2
・ナンプラー……小さじ4
・砂糖……小さじ1/2
・しょうゆ……大さじ1/2
・水……油揚げが浸る程度
・ごはん……お茶椀5杯分ほど
作り方
1. 油揚げを半分に切って袋状になるように割いたら、油揚げが浸る程の水を入れて水から茹でて油抜きをする。沸騰後2~3分でざるに上げる。
2. 鍋にBの調味料と1の油揚げを入れて落としぶたをして煮汁が少なくなるまで火にかける。
3. 玉ねぎはみじん切りに、パプリカは斜め薄切りに、Aの調味料は合わせておく。
4. 熱したフライパンにサラダ油をひいてにんにくすりおろしを加え香りが立ってきたら鶏ひき肉を炒め、色が変わったらAを加え汁気がなくなってきたら玉ねぎとパプリカを加えて炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら火を止めてちぎったバジルを加える。
5. うずらの卵焼きを10個作る。
6. 2の油揚げをざるに揚げたら水気を切って、ごはんを詰めて4と5、小さくちぎったバジルをのせたら出来上がり。
変わりダネでアレンジいなりを楽しもう
ガパオライスやナシゴレンの他にも、カレー味にしたご飯やチャーハンを油揚げに詰めるのもあり!
ごはんだけでなく、「そば稲荷」にならってうどんなどの麺類、これからの季節なら冷やし中華をお稲荷さんにアレンジしてみるのも面白いかもしれません。
実は可能性の広がるお稲荷さんでのアレンジ。みなさんも試してみてくださいね。