旬の「大根」をたっぷり使ったメインおかず
大根のそぼろ煮
大根の定番レシピとして支持されている「そぼろ煮」はやはり外せない一品。
出汁がしみしみの大根、そして熱々のそぼろ餡の組み合わせは、冷えた体をじんわりと温めてくれてホッとするおいしさですよね。
大根を厚めにカットすることで、ほっこりと食べ応えのある仕上がりになりますが、時間がない時には、いちょう切りにして作っても◎。
麻婆大根
冬は餡×辛い組み合わせもおいしい季節。大根でピリ辛料理を作るなら、「麻婆大根」がおすすめです。
豆板醤をしっかりと炒めると、辛さが際立ち香りも良くなるのでおいしさがぐんとアップします。豆板醤の量で辛さを調節してみてください。
またにんにくと生姜は冷え症に効果が期待できると言われているので、冬も積極的に取り入れたい食材。免疫力アップを目指せるレシピです。
豚バラ大根
豚の脂の旨みを存分に味わえる、これぞ“ごはん泥棒”なおかず「豚バラ大根」ですが、コチュジャンを加えて旨辛アレンジする方も。照りのあるビジュアルがたまりませんね。
……これはごはんもビールもすすみそうなアレンジです!
豚バラ大根の場合、大根は薄く切るとお肉と馴染んで食べやすくなります。半熟卵をのせて丼にするのもおすすめだそうですよ。
鶏もも肉のみぞれ煮
大根はおろすことで栄養がアップし、抗酸化作用や殺菌作用などの効果が期待できるほか、消化をサポートし胃腸の健康維持などに役立つと言われています。
大根おろしを使った料理でおすすめなのがみぞれ煮。大根おろしを加えることで、こってりした煮物もさっぱりと食べられます。
大根おろしは加熱しすぎないことがポイントです。最後に加えてさっと温める程度にしてくださいね。
大根ひらひら鍋
冬の定番料理の「鍋」にも大根は相性抜群ですが、火が通りにくく他の具材との火加減の調整がネック。
そんな時に参考にしたいのが、こちらのひらひら鍋です。
大根をピーラーでひたすら薄くするだけで、火の通りも気にならなくなるお助けアイデア!
大根が苦手なお子さんでも食べやすくなりますよ。
大根餃子
餃子をよりヘルシーに食べたい時は、大根を薄い輪切りにして皮の代わりにしてみるのはいかがでしょうか。
フライパンに敷き詰めて焼き、後からカットして取り分ける方法は手間もかからずボリュームも感じられますね。
普通の餃子のようにひとつひとつにしたい場合は、大根に塩をしておくとしんなりして包みやすくなるそうです。シーンに合わせてお好みの作り方で試してみてください。
大根グラタン
寒い日はグラタンもおいしいですね。
食べている時には感じないけど、次の日になんか胃がもたれる。ホワイトソースが重く感じる。そんなことが筆者は増えてまいりました……。
でも、マカロニの代わりに大根を使ったグラタンなら食べられるかも(嬉)!
大根はしっかり炒めると、水っぽくならずおいしくなるのだそう。
大根とベーコンでシンプルに材料が少なく作れるのも嬉しいポイント。
グラタンが食べたいけどカロリーが気になる方でも、これなら罪悪感が抑えられるのではないでしょうか。
冬は大根をどんどん食べよう!
「大根どきの医者いらず」ということわざがあるように、昔から体に良いものとされてきた大根。
生の大根と加熱した大根ではまた栄養価も変わってくるので、ご自身の身体の状態に合わせて使い分ければ、さらにレパートリーが増え飽きずに食べられますね。
ご紹介したレシピを知ったら、大根1本買っても消費に困ることはなさそうです。ぜひ参考にしてみてください。