生食でもおいしいセロリはマリネにしてみるのはいかがでしょうか。切って調味料に漬け込むだけなので簡単に作れるのも魅力です。
セロリの筋は固いので、丁寧に一本一本取り除く作業も忘れずに。こちらのお写真のようにたこなどの海鮮と合わせれば、デパ地下のお惣菜のような豪華な仕上がりになりますね。

セロリをそのまま食べるのに抵抗があるという方は、グリーンスムージーにするとごくごく飲めてしまうかも!?　香味野菜なので組み合わせによってはセロリの味が強調されてしまうかもしれませんが、手作りなら蜂蜜やバナナなどの甘さを加えて好みの味に調節が可能です。
健康のために朝の一杯にセロリ入りのグリーンスムージーを作ってゆとりのある時間を過ごしたいですね。

コロコロしたセロリ、にんじん、ひよこ豆などの具だくさんの身体が温まりそうなスープは寒い時期に嬉しいメニュー。ほかの食材の旨味や風味をアップさせてくれるセロリが入るだけで、シンプルなスープも上品な仕上がりになります。
コンソメと塩胡椒だけでもおいしいですし、トマト缶を加えてミネストローネにするアレンジも楽しめそう。

きんぴらというとごぼうとにんじんを使うイメージがありますが、色々なお野菜できんぴらを作るのも楽しい！　作り置きやお弁当のおかずにもぴったりですね。
セロリの筋を取って炒めたら、シンプルに塩だけで炒めるのもあり。油はオリーブオイルなら洋風に、ごま油なら和風に仕上げられます。最後に白ごまをふりかけるとよりおいしさがアップします。

セロリの茎部分なら使い方はイメージできるけど、葉っぱはどうしたらよいかと悩んでしまうこともあるかもしれません。
葉っぱも茎のようにマリネやスープに刻んで使えますが、パスタの具にするのもおすすめです。グリーンがパスタの彩りになってくれて、風味も感じられるのでシンプルな味付けでおいしく頂けますよ。

セロリは、それ自体の味を楽しむことはもちろんですが、香味野菜なので料理全体の風味やコクアップにも貢献してくれる縁の下の力持ちでもあります。
独特の風味が苦手という方は、細かく刻んでトマト缶と合わてミートソースにしたり、味の濃いものと組み合わせれば気にならずにおいしく食べられるかも。
今回ご紹介したレシピを参考にしつつ、いつものお料理にセロリをプラスしてよりおいしく仕上げてみてください。