
テーブルが華やかに!鮮やかなポタージュ
バターナッツかぼちゃのポタージュ
バターナッツかぼちゃはひょうたん型をしたかぼちゃの一種。膨らんだ部分はバターのようなコクやナッツのような風味、首の部分は水分が多く甘みも少なめです。
@tomec1030さんは、バターナッツかぼちゃにしっかり火を通すことで、素材の味をじっくり引き出しています。
「普通のかぼちゃでもおいしく作れます」とのことなので、スーパーや八百屋さんにそのとき置いてあるかぼちゃで作ってみてくださいね。
材料(2人分)
・バターナッツかぼちゃ……1/2個
・玉ねぎ(中玉)……1/8個
・バター……5g
・塩……少々
・ローリエ……1枚
・水……100cc
・牛乳……200cc
・塩(調整用)……少々
・ディルウィード(乾燥)などのハーブか、塩付のナッツ類……適宜
作り方
1. バターナッツかぼちゃは皮をむき、種とワタを除き、5mm幅の薄切り。玉ねぎは繊維に逆らって薄切りにする。
2. 鍋に、バター、玉ねぎ、塩を入れ、じっくりと炒める(鍋が温まるまでは強火でもよいが、そのあとは弱火で10分以上)。焦がさないように、しんなりさせることで甘みを引き出す。バターナッツナッツかぼちゃを加え、崩れるくらいになるまでよく炒め、水とローリエを加える。
3. 水分がほぼなくなるまで煮込み、粗熱を取り、ローリエを除いてミキサーで撹拌する。ザルで濾し、鍋に戻して、牛乳を加える。沸騰直前まであたため、味見をして、塩で調整する。(冷やす場合は塩を大目に)
4. 皿に盛り付け、乾燥のハーブやナッツ類をあしらう。
レシピ考案:Instagram(@tomec1030)
ビーツのポタージュ
鮮やかなピンク色が特徴的なビーツのポタージュは、これだけで食卓がおしゃれになりますよね。
ビーツは過熱すると甘みがぎゅっと凝縮する野菜。
@sugikafun_jpさんは今回、玉ねぎとじゃがいもと一緒に炒めて甘みを引き出し、お砂糖なしでもしっかり甘くておいしいポタージュに仕上げています。
詳しいレシピは、Instagramの投稿をスワイプしてチャックしてみてくださいね。
いつもの材料で、定番野菜のポタージュ
とうもろこしのポタージュ
とうもろこしのポタージュは大人も子どももみんな大好き。「手作りのコーンポタージュは格別のおいしさ!」と、@mame_ovenさん。バターで炒められたとうもろこしと玉ねぎの甘みと香ばしさが漂ってくるようです。
@mame_ovenさんは、手作りポタージュは基本裏ごしせずに野菜のゴロゴロ感を残して楽しむそうですが、とうもろこしのポタージュは口当たりの感覚をみて、裏ごしすることもあるのだそう。自分の好きなように調整できるのは手作りならではですね。
材料(4人分)
・とうもろこし……1本
・玉ねぎ……中玉1/2個
・塩……小さじ1
・コンソメ……小さじ1
・バター……10g
・水……300ml
・牛乳……150~200ml
下準備
とうもろこしは皮をむき、包丁を使って実をそぎ落とす。
玉ねぎはくし切りにカットしておく。
作り方
1. 鍋にバター、とうもろこし、玉ねぎを入れ中火にかける。
2. 軽く炒めていく(手早く済ませたい方は炒めず3の工程に進んで下さい)。
3. 水、塩、コンソメを入れ煮立つまで中火で茹でる(蓋はしないで大丈夫です)。
4. 沸騰したら弱めの中火にして、アクが出てきたら取り除く。そのままとうもろこしと玉ねぎがくたくたに柔らかくなるまで煮る(15分~20分程度)。
5. 具材が柔らかくなったら火を止め、ブレンダーやミキサーなどを使い汁ごと粉砕する。
6. この時点で滑らかな食感にしたい方は裏ごしして下さい。ごろごろ、つぶつぶ感が欲しい方はそのまま次の工程に進みます。
7. 鍋に戻し、牛乳を加える。濃度は牛乳の量で調整します。弱火で温め直して完成(沸騰させないように)。
※牛乳を入れる前の状態で冷凍保存が可能です。空気を入れないように冷凍保存用の袋に入れます。食べる際は冷蔵庫に移して解凍し、鍋に牛乳と一緒に入れ温めておいしくいただけます。
レシピ出典:Nadia(マスダアイミ)
なすの冷たいポタージュ
いろいろな料理に使えるなすですが、ポタージュもおすすめ。天日塩とクミンと一緒にじっくり炒めたなすを無糖のアーモンドミルクでのばし、トッピングに青唐辛子のナンプラー漬けを。
「なすの滋味深い味わいに青唐辛子の辛味とナンプラーのうまみがアクセントになって、すごく合う!」と、@mrkiwngさん。これは試してみたい組み合わせです。
材料
・なす……2~3本
・天日塩……少々
・クミン(パウダー)……お好みで
・オリーブオイル……適量
・アーモンドミルク(無糖)……適量
・青唐辛子のナンプラー漬け……お好みで
・黒こしょう……適量
作り方
1. オリーブオイルをひいたフライパンに薄切りにしたなすを入れ、塩をひとつまみ、クミンパウダーをふた振り。木べらで簡単につぶせるくらいのやわらかさになるまでまで弱火でじっくり炒める。
2. 1をブレンダーでなめらかになるまで攪拌する。
3. 2を鍋にいれ、無糖のアーモンドミルクを加えて好みの濃度までのばす。
4. 塩で味を調えたら、冷蔵庫で冷やす。
5. 食べる直前に、青唐辛子のナンプラー漬けをのせ、オリーブオイルを回しかける。好みで黒こしょうをかける。
※青唐辛子のナンプラー漬けはなくてもOK、入れない場合は塩気が足りない可能性があるので、塩をしっかりめに。
ポイント
アーモンドミルクで作ると、さらりとしたあっさり味のスープに、ココナッツミルクを使うと、エスニックな味わいになります。その場合は、グリーンカレーペーストを少し加えてもおいしい。
アレンジパスタ
残ったスープを温め、火をとめたらみじん切りにしたパセリをたっぷり、パルミジャーノレッジャーノ(粉チーズでも可)を加えて混ぜる。ゆでたパスタ(ショートパスタがおすすめ)を絡めて完成。
レシピ考案:Instagram(@mrkiwng)
さつまいものポタージュ
かぼちゃのポタージュは定番ですが、さつまいものポタージュって少し意外じゃないですか?
@riyusa0511さんはお義母さまからご飯にお呼ばれしたときに食卓に出され、おいしくて驚いたそう。そのお義母さまから教わったレシピを元にして、配合を少し変更されたのが、下で紹介しているレシピです。
材料はたったの3つ! さつまいもの品種によって甘みや食感が変わるので、いろいろ試してみるのも楽しそうです。
材料(2人分)
・さつま芋……正味300g位
・牛乳……300g
・バター……20g
作り方
1. さつま芋は皮を皮をむき、一口大位にカットしたら、サッとアク抜きの為洗い流し、耐熱皿に大さじ2の水と一緒に入れたらラップをし、電子レンジ600Wで5分温めたら水気を切る。
2. ミキサーに柔らかくなった1のさつま芋と牛乳を入れて、なめらかになるまで攪拌する。
3. 鍋に2とバターを入れたら火をつける。弱火にし、バターを溶かしながら混ぜ合わせ、ふつふつとしてきたら1分程煮詰めて完成!!
レシピ出典:Amebaブログ(riyusa)
新ごぼうのポタージュ
ごぼうのポタージュも独特の香りと甘みがおいしいスープ。
「コンソメがなくても玉ねぎの甘みとごぼうの旨みで十分美味しい春の味覚」と@mome_cuisineさん。
想定外にポーチドエッグ状態になったゆで卵を崩し、ポタージュと一緒にバゲットにつけて食べたら最高だったそう。ぜひ真似してみてくださいね。
-材料-
・ごぼう 1/2本
・玉ねぎ 1/4個
・バター 5g
・水 200ml
・牛乳or豆乳
・塩 小さじ1/2
薄切りにしたごぼうと玉ねぎをバターでしんなりするまで炒める。
水を加えて10分煮込む。
粗熱が取れたらブレンダーかミキサーで滑らかになるまで撹拌する。
牛乳か豆乳を加え、塩で調味したら温め直して器によそう。
オリーブオイルや胡椒でおめかしするとさらにいい感じ。
レシピ考案:Instagram(@mome_cuisine)
野菜だけじゃない!香りを楽しむポタージュ
マッシュルームのポタージュ
野菜のほかには、うまみたっぷりのキノコのポタージュがおすすめ。とくにマッシュルームは上品な香りで、朝食のスープはもちろん、ランチやディナーの前菜にもぴったり。
@salonefeliceさんはシンプルに、マッシュルームと玉ねぎ、牛乳にほんのすこしブイヨンを入れてポタージュに仕上げています。
マッシュルームは食物繊維やカリウムが豊富で、腸をきれいにし、高血圧予防やむくみ解消にも効果的なのだとか。積極的に取り入れたいですね。
材料(2人分)
・マッシュルーム……200g
・玉ねぎ……50g
・水……150cc
・牛乳……100cc
・塩……3つまみ
・こしょう……適量
・無添加ブイヨン……適量(顆粒なら2つまみ位)
・オリーブオイル……大さじ2
作り方
1. マッシュルームを3mmくらいの厚さにスライスする。玉ねぎも同様にスライスする。
2. 鍋にオリーブオイルを入れて火にかける。玉ねぎを加え、弱火でしんなりするまで炒める。
3. 2にマッシュルーム、塩、こしょうを加えて炒め、しんなりして水分が出てくるくらいになったら水とブイヨンを加える。沸騰したら蓋をして弱火で10分煮る。
4. 牛乳を加え、沸騰したらアクを取り、火を止める。
5. ブレンダー、又はミキサーで攪拌し、なめらかな状態になったらできあがり。
※お好みで、パセリやオリーブオイルをかけてくださいね。
レシピ考案:Instagram(@salonefelice)
ひよこ豆としめじのポタージュ
身近なキノコでは、しめじを使うのもおすすめ。
@_maisyoku_さんのようにひよこ豆を一緒に使えば、たんぱく質も同時に摂れて栄養価もアップします。
香りの強いキノコのポタージュには、酸味のあるカンパーニュが合いますね。ポタージュとカンパーニュとヨーグルトサラダでバランスのよい朝食に。
桃のポタージュ
フルーツのポタージュは目にも美しく、香りも華やかで、ホームパーティーなどでお出ししたら喜ばれますね。
@mayu_sorcerykitchenさんは桃でポタージュを。淡い桃色がきれいです。果肉と一緒にお花を散りばめているのも素敵。
材料は桃、甘酒、塩麹のみ。発酵食品を使って、身体にもやさしいスープです。
材料
・桃……1つ
・甘酒……大さじ4
・塩麹……小さじ1
作り方
1. 桃はきれいに洗って皮を剥いたら、ざく切りにする。
2. ボウルに甘酒と塩麹と1を入れ、バーミックスでお好みのテクスチャーまで撹拌する。
3. よく冷やしたら、お皿に盛り付ける。
※オリーブオイル(生食用)と粗挽き黒こしょうは、お好みでどうぞ!
「ポタージュ」の意味は⁉
どんな野菜やフルーツでも作れるから、そのときどきで旬の食材をポタージュスープにするのも楽しいですよね。煮込んだスープごと攪拌するので、スープに溶け込んだ栄養素も逃さず食べられるのもうれしい点です。
ちなみに、「ポタージュ(potage)」はフランス語で、ブイヨンスープ全般を指しているって知っていましたか?
フランスでは、コンソメやビシソワーズ、ブイヤベース、ポトフなどはすべてポタージュに分類されます。
日本語では「ポタージュスープ」と呼びますが、フランス語では「スープスープ」という意味になってしまうのだそう。レストランや旅行先では気を付けないといけないですね(笑)。