
おうちでアロハ!魅力的なロコフード&スイーツ
ガーリックシュリンプ
香ばしいエビとガーリックの香りが食欲をそそる「ガーリックシュリンプ」。ハワイ・オアフ島北部に位置するサーフィンの聖地、ノースショアで生まれた料理で、サーファーが手軽に食べられるプレートランチとして人気を集めたそう。
殻付きで提供されるのが一般的だけに、おうちでもぜひ殻付きで挑戦したいところ。バナメイエビで作ると殻が柔らかいので、ガーリックシュリンプとも相性◎です。
まず、下処理したエビに、オリーブオイル、ハーブソルト、粗みじん切りにしたにんにくなどを揉み込んで30分以上寝かせます。あとはオイルごとフライパンに入れ、こんがりと焼けば出来上がり。
ライムやレモンを搾ると味が引き締まってさっぱりとした味わいになるので、お好みでどうぞ。
ロコモコ丼
1940年代にハワイ島のヒロで生まれた「ロコモコ」は、ロコ(地元の人)にとってソウルフード。ごはんの上にハンバーグや目玉焼きをのせ、グレービーソース(肉汁を使って作ったソース)をかけるのが主流です。
ハンバーグはふわっと柔らかめがごはんによく合うので、こちらのレシピは、ひき肉と玉ねぎを同量で作っています。
ソースはシンプルな甘めケチャップベースに粒マスタードをプラス。ピリッとしたアクセントが食欲をそそります。
半熟の目玉焼きをくずしながら召し上がれ。
アヒポキ
「アヒポキ」とは、生のまぐろを醤油やごま油などで味付けしたハワイの定番料理。ハワイ語でアヒ(ahi)はまぐろのことを指し、ポキ(poke)は魚を切るという意味があります。
シンプルな味付けながらヤミツキになりそうなおいしさで、ごはんとの相性も抜群です。
こちらは、まぐろとアボカドを醤油、みそ、ごま油と和え、韓国のりをかけたごはんにのせています。色とりどりの具材がブルーの器にとてもよく映えますね。
レモンを絞ったり、温玉と絡めたりと味変しながら食べるのも楽しいですよ。
スパムおにぎり
ハワイのソウルフードとして親しまれている「スパム」を甘辛味で焼き、ごはんの上にのせて海苔で巻いた「スパムおにぎり」。手軽に食べられる軽食としてロコに大人気です。
おうちで作るなら、自分好みにアレンジしてみては?
こちらの「スパムおにぎり」は、スパムを8枚にスライスしてこんがりと焼き、卵2個で作った甘めの薄焼き卵と大葉と一緒にごはんの上にのせます。さらに、マヨネーズを薄く塗って海苔でくるっと巻いたら出来上がり。
卵のやさしい味わいと爽やかな大葉が、スパムの塩味と相性ぴったりです。
そして、ごはんの形もとってもきれいですよね。ごはんは80~100gくらいをスパムの容器に詰めてスプーンなどでグッグッと押し、まな板の上でトントンして取り出しているそう。ぜひお試しあれ!
マラサダドーナツ
揚げたてのパンに粉砂糖をまぶしたハワイのドーナツ「マラサダ」。
もともとはポルトガルの伝統的なおやつでしたが、ポルトガルにルーツを持つワイキキ近郊のベーカリーが売り始めたことを機に、ハワイ全土に広がりました。
外側はカリッ、中はふんわりとした食感が特徴で、中には何も入っていないのが一般的。お店によってはチョコレートやクリームが詰められているものもあります。
こちらのレシピは、中にカスタードクリームを詰めています。揚げたてのおいしさをおうちで楽しんでみてくださいね!
アサイーボウル
スーパーフードとして知られるアサイーをベースにしたフルーツたっぷりの「アサイ―ボウル」。
発祥はブラジルなのですが、おいしくて栄養価が高く美容効果も期待できるとハワイでも大人気に! 近年は日本で食べられるお店も増えていますが、おうちで作れば好きなトッピングやフレーバーが楽しめて、お値段も抑えられます♪
アサイー以外の定番の具材は、バナナ、ブルーベリー、ストロベリーなどのフルーツとグラノーラやアーモンドなどのナッツ類。
アサイーは冷凍のものが便利で、ミキサーで撹拌する際は凍らせたバナナも一緒に入れると◎。そのほか、ミキサー不使用のレシピやぶんぶんチョッパーを使ったレシピもあるので、作りやすい方法で試してみてはいかがでしょうか。
ハワイアングルメは国際色豊か!
ハワイアングルメは、ポリネシアの先住民族による伝統料理をはじめ、アジアから入ってきた中華や日本料理、アメリカのファストフード文化などが融合し、国際色豊か。
ほかにも、鶏肉にもち粉をまぶして揚げた「モチコチキン」やハワイ風ラーメン「サイミン」、鶏肉と春雨を使ったスープ料理「チキン・ロング・ライス」、ふわふわとした食感が特徴の「ハワイアンパンケーキ」など、魅力的なグルメがたくさんあります。
おうちで挑戦しながら、ハワイの多様な食文化に触れてみませんか♪