砂糖の種類いくつ知っていますか?
「砂糖」といっても、色や形、風味はさまざま。料理やお菓子作りなど、用途によって使い分けられています。味わいやコクにも違いがあり、身近な調味料でありながら、意外と知らないこともたくさんあります。
今回は、それぞれの砂糖の特徴と、みなさんの活用アイデアをピックアップしてご紹介します♪
【上白糖】やさしい甘さで料理にもお菓子にも万能
上白糖は、日本の家庭で最も多く使われている砂糖のひとつ。しっとりとした質感とやさしい甘さが特徴で、料理やお菓子作りなど幅広い用途に使える万能な砂糖です。クセが少なく、料理やお菓子の下支えをしてくれます。
フルーツシロップや旬のいちごジャム、フレンチトーストすべてに上白糖を使用しました。やわらかな甘さが果物やパンの風味になじみ、素材のおいしさを引き立ててくれます。
上白糖なら、思い立ったときにすぐ作れるのもうれしいポイントです。
【三温糖】コクと香ばしさで煮物や照り焼きにおすすめ
厚揚げ豚肉の角煮
三温糖は、上白糖やグラニュー糖を精製する過程で、繰り返し加熱されて作られる砂糖のひとつ。ほんのりとした茶色い色合いと、コクのある甘さ、香ばしい風味が特徴です。上白糖やグラニュー糖に比べて甘さや香りがしっかりしているため、料理に深みを出したいときにぴったり。
とくに煮物や照り焼きなど、コクやツヤを出したい料理におすすめです。砂糖の甘さだけでなく、まろやかな風味が加わることで、味わいがぐっと豊かになります。
@riri.alfuさんの「厚揚げ豚肉の角煮」も、三温糖を使うことで、しっかりとしたコクと美しいツヤのある仕上がりに♪ ボリューム満点の厚揚げと豚肉に、こっくりとした甘辛い味がよく絡み、思わず食欲をそそる一品です。
【きび糖】自然な甘さで素材の味を引き立てる砂糖
きなこクッキー
きび糖は、三温糖と似た茶色い砂糖ですが、原料や作り方が異なります。原料は「粗糖」で、サトウキビ本来の風味とコクが感じられるのが特徴です。やさしく自然な甘さで、素材の味を引き立ててくれます。
きび糖は、お菓子や飲み物、素材の味を活かしたい料理にぴったりなんです!
@takakocaramelさんは、「きなこクッキー」を作る際は黒大豆のきなこで作るのがお気に入り。きび砂糖は少し多めに加えることで、味にメリハリが出て、きなこの香ばしさがより引き立つのだそうです。
やさしい甘さときなこの香りに誘われて、ついつい手が伸びてしまいそうですね。
【グラニュー糖】溶けやすく、すっきりした甘さ
ふわふわシフォンサンド
グラニュー糖は、上白糖よりも結晶が大きく、純度の高い砂糖です。クセのないすっきりとした甘さが特徴で、素材そのものの味を大切にしたい料理や飲み物に向いています。溶けやすく、甘さが後に残りにくいのも特徴です。
とくにお菓子作りでは、軽やかな食感に仕上げたいときに活躍します。卵白を泡立てて作るシフォンケーキなどのふんわりとした生地とも相性がよく、きめ細かく軽い仕上がりになりますよ。
@azumi0120さんの「ふわふわのシフォンサンド」も、その軽やかな口どけが魅力。ふわっとした食感は、グラニュー糖ならではの仕上がりです。
そのままでももちろんおいしいですが、生クリームや好みのフルーツを添えてデコレーションを楽しむのもおすすめです。
桜のバスクチーズケーキ
まだまだ肌寒い日も多いですが、桜の開花が待ち遠しいですよね。そんなお花見にもぴったりな「桜のバスクチーズケーキ」は、春らしいやさしい味わいが楽しめる一品です。
桜あんや桜パウダーを使ったほんのり華やかな風味に、グラニュー糖のすっきりとした甘さがよく合い、濃厚ながらも、後味は軽やかに仕上がります。とろっとした食感と桜の香りが広がる春ならではの味わいが楽しめますよ。
【黒砂糖(黒糖)】深みのある甘さが楽しめる砂糖
煮豚
黒砂糖は、サトウキビのしぼり汁をそのまま煮詰めて作る砂糖で、ミネラルを含んだコクのある風味が特徴です。濃厚で深みのある甘さがあり、そのままおやつとして楽しむほか、お菓子作りや料理の甘み付けにもよく使われます。
また、九州や沖縄地方では料理に黒糖を使うこともあります。コクのある甘さが加わることで、料理に深みのある味わいが生まれます。料理の隠し味として少し加えるだけでも、まろやかな風味を楽しめます。
@suesue804fukuchan111さんが作った「煮豚」は、黒糖を使って鹿児島風にアレンジ♪
コクのある甘さの黒糖に、醤油ベースの味付けを合わせることで、深みのあるまろやかな味わいに仕上がります。
香り付けには、大きめにつぶしたにんにくと青ねぎを。さらに、オイスターソースを少し加えて、味に奥行きをプラスしています。食べ飽きないよう、塩ゆでした小松菜をトッピング。
味がしみた煮卵やじゃがいもも格別のおいしさ…! ごはんにはもちろん、お酒にも相性抜群です。
黒糖きな粉のチーズケーキ
@yume_cooking1226さんのおすすめは、「黒糖きな粉の濃厚チーズケーキ」。
オートミール入りの手作りボトムはザクザクとした食感。チーズケーキ部分には黒糖と特選きな粉を使用しているので、コクのある甘さと香ばしさが重なり、濃厚でなめらかな味わいに仕上がっています。
富澤商店で販売されている「特選きな粉」を使うと、きなこの風味がより引き立ち、まるでコーヒーのような奥行きのある味わいになるそう。和の素材の魅力をたっぷり楽しめるチーズケーキです。
【氷砂糖】シロップや果実酒作りにおすすめ
ビネガードリンク
氷砂糖は大きく透明な結晶が特徴の砂糖。ゆっくりと時間をかけて溶けていくため、果実の風味をじっくり引き出せるのが魅力です。そのため、果実酒や梅シロップ作りなどによく使われています。
@anbai298さんは、お手頃ないちごを見つけたので、レモンと合わせてビネガードリンクを作りました。
材料は 果物・氷砂糖・酢 の3つ。分量は 1:1:1 の同量 なので覚えやすいですよね!
洗った果物の水分はよく拭き取り、消毒した耐熱性の容器に果物と氷砂糖を交互に入れたら、最後にお酢を注ぎます。
ビネガードリンクというと夏の飲み物のイメージがありますが、りんご、みかん、レモンなど 冬の果物もおすすめだそうです。冬はホットで、さっぱりしたいときは牛乳や豆乳で割って、ヨーグルト風のドリンクにアレンジも◎。
自分好みに楽しんでみてくださいね♪
砂糖の魅力を知って、料理に活用しよう!
今回は紹介しきれませんでしたが、ざらめ糖や和三盆、粉砂糖など、砂糖の種類はまだまだたくさんあります。それぞれに風味や甘さの特徴があり、料理やお菓子の仕上がりにも違いが生まれます。
まずは、いつものレシピの砂糖を少し変えてみるだけでも、新しい味わいに出会えるかもしれません。砂糖の個性を上手に使い分けながら、日々の料理やお菓子作りをもっと楽しんでみてくださいね。