“サラダにかけて野菜の美味しさを引き立てるもの。”といった縁の下の力持ちのようなイメージがあるドレッシング。しかし、食べるドレッシングは違います。素材を活かした存在感は、それだけでも立派なおかずとなり、おかずの見た目も食べ応えも何倍にも引き上げてくれます。さらに、肉でも魚でもそのバリエーションは無限大。かつてのイメージを覆し、主役級となったドレッシング。それが「食べるドレッシング」です。
では、具体的にどんな食べるドレッシングがあるのか、見ていきましょう。

たまねぎをたっぷりと使ったオニオンドレッシング。酢の酸味とたまねぎの風味がベストマッチで、サラダやマリネにぴったりなさっぱりとしたドレッシングです。
作り方は、たまねぎを薄くスライスして、しょうゆ、酢、砂糖、塩、サラダ油を入れた瓶に詰めるだけ！ひと晩寝かせると、たまねぎに味が染みておいしくいただけます。
調味料も定番のものでできるので、嬉しいドレッシングです。これから出回る、新たまねぎでもおいしくいただけます。

まるでカナッペのようなこちらは、長芋ステーキです。上に乗っているのが、食べるドレッシングで、ブロッコリー 、ブラウンマッシュルーム 、ケッパー 、レモン汁、白ごま をペースト状にしたもの。
ブロッコリーは緑黄色野菜で、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている野菜です。いつもはドレッシングをかけている野菜をドレッシングにしてしまう、とても斬新なアイデアです。ドレッシング自体の栄養価もアップしますね。

【材料】
ブロッコリー　１株
ブラウンマッシュルーム　１パック
レモン汁　適量
ケッパー（塩漬け）　小さじ２
白ごま（すりごま）　適量

【作り方】
１. ブロッコリーとマッシュルームをゆでる。
２. 全ての材料をフードプロセッサーにかけてペースト状にする。

おつまみの豆腐が立派なおかずに！こちらは豆腐の上にかけられて、まるであんかけのような食べるドレッシング。見た目にもボリューム満点で、しっかりとした食べ応えであるにちがいありません。
作り方は、きゅうり、みょうが、かいわれ大根、キムチを刻んで、醤油、ポン酢、ごま油、柚子胡椒、白ごまと和えてできあがりです。　豆腐以外にも、豚しゃぶ、トマトなど、いろいろと合いそうですね。

今までご紹介した食べるドレッシングは、見た目もボリュームも満点なものでした。こちらのピンチョスに合わせてあるものは、ちょっり控えめな食べるドレッシングです。
作り方は、たまねぎ、トマト、オリーブを刻んで、レモン汁、オリーブオイル、リンゴ酢、ブラックペッパーと混ぜ合わせます。見た目とボリュームは控えめですが、オイルも控えめ。カラダに優しい食べるドレッシングです。

アロマにんじんとたっぷりの生姜でつくる、色鮮やかな食べるドレッシングです。柑橘類のようなビタミンカラーのドレッシングは食欲アップしてくれますね。にんじんは、独特の風味から苦手な方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には「アロマにんじん」がおすすめです。アロマにんじんは、にんじん特有の臭みや苦みが抑えられているため、まるでフルーツを食べているような感覚があるそうです。食べるドレッシングでにんじん嫌いが克服できるかもしれませんね。

『おうちごはん』では各種SNSで最新情報や動画を発信中！Facebookではライブ動画も配信しています。ぜひチェックしてみてくださいね。