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「サルベージ・パーティ®」ってなに?持てあまし食材でホームパーティしてみよう 

サルベージ・パーティ®とは、家で持てあましている食材を持ち寄り、みんなで料理を使ってシェアするパーティです。今回おにぎりアクションで話題のTABLE FOR TWOの大学連合(TFT-UA)と一般社団法人フードサルベージのコラボイベント「いただきますパーティ」におうちごはん編集部も参加!イベントの様子をレポートします。

持てあまし食材で簡単ホムパ!?「サルベージ・パーティ®」に参加しました

普段みなさんは食材を持てあましていませんか?
キッチンを掃除してみると、買ったはいいものの使い道に困っている食材が意外とあるものです。

そんな家で持てあましている食材をみんなで持ち寄って、できた料理をみんなでシェアするパーティ「サルベージ・パーティ®」がいま注目されています。

そこで今回、2017年10月28日に行われたTFT-UAとフードサルベージのコラボ企画「TFT-UAいただきますパーティー2017 with Food Salvage Inc.」に私・おたつと編集長のやんさんで参加してきました。

TFT-UAってどんな団体なの?

TFT-UAの正式名称は「TABLE FOR TWO University Association」。
おにぎりアクション(※1)」など世界の食料問題を解決するための取り組みを行っている TABLE FOR TWO の大学連合です。
学生が主体となって TABLE FOR TWO に参加し推進活動を行うことを通じて、世界の学生たちの間にイノベーションを巻き起こし、より良い世界・社会に変えていくことを目指して活動しています。

(※1)「おにぎりアクション」とは、おにぎりにまつわる写真を「#OnigiriActoin」を付けてSNSまたはおにぎりアクションの特設サイトに投稿するとアフリカ・アジアの子どもたちに給食が届く取り組みです。今年は2017年10月5日(木)~11月15日(水)まで開催。

世界食料デーキャンペーン「おにぎりアクション2017」特設サイトはこちら

▲TFT-UAスタッフの目印は赤いパーカー。今回のイベントは松丸さんが中心となって企画されました。

2017年10月の時点では、100校近い大学が所属しているそう!
TFT-UAに所属している学生さんが定期的に情報交換をしながら、大学にTFTを導入したり学生イベントを開催したりしています。

TFT-UA (@tft_ua) のインスタグラムアカウント
TFT UA - TABLE FOR TWO University Association

そもそも、サルベージ・パーティ® ってなに?

サルベージ・パーティ® は「家庭のフードロスが少なくなれば、それだけ世界のフードロスが少なくなる」という想いから、一般社団法人フードサルベージが行っている食材シェアパーティ。
家で持てあましている食材をみんなで持ち寄り、料理をつくりみんなでシェアすることで「料理への意識」や「食材の買い方&使い方」が良い方へと変わることを目指しています。

サルベージ・パーティ® (@salvageparty) のインスタグラムアカウント
サルベージ・パーティ® | Salvage Party

「いただきますパーティー」スタート!

サルベージ・パーティ® を始める前にウォームアップから

▲サルベージ・プロデューサーの真崎さんからレクチャー。真崎さんも現役の大学生です!

サルベージ・パーティ® を始める前に、まずはウォームアップ。適当に選ばれた12種類の食材でどんな料理が出来るか考えるゲームを始めました。
「明太子とアボカドと餃子の皮で何か作れそう」「揚げだし豆腐どうしよっか」など様々な料理のおいしそうなアイデアが出てきました。

実はこの食材は、以前行われたサルベージ・パーティ® で集まった食材たち。
その時の食材の組み合わせや作られた料理を紹介しつつ、ある食材でどれだけ楽しくおいしい料理を作るか?というサルベージ・パーティ® の楽しみ方について学びました。

今回集まった持てあまし食材は……

今回参加者のみなさんが持ってきた食材は以下の通り。
・4種類のキノコ
・小松菜
・うどん
・韓国のツナ缶
・切りもち
・柿
・さつまいも
・あずき缶
・りんご
・キャベツ(1/4カットと千切り)
・パプリカ
・切干大根
・粒マスタード

アルバイト先であまったものや、お正月で消費しきれなかった物など様々な理由で集まった食材。実家暮らしの学生さんが多かったので、生鮮食材が多めです。
この食材を使ってどんな料理が出来るか想像してみてくださいね。

今回のサルベージ・パーティ® では、発酵プロフェッショナルでもありサルベージプロデューサーでもある長嶋愛さんのご指導のもと料理を作りました。

今回は秋が旬の食材が集まったことと、ハロウィンが近いということもあり、秋とハロウィン要素を含んだを3つの料理とポイントを発表していただきました。

1品目:あずきとさつまいものスイーツ鍋

こちらの食材で作るのは「あずきとさつまいものスイーツ鍋」。ゆであずきや柿、さつまいもなど旬の甘い食材を活かした鍋を作ります。

気になるのはツナ缶。ツナ缶はスタンダードなものと辛いものの2種類があり食べてみるまで分からない、ハロウィンのイタズラ要素を含んだ鍋を作るんだそうです。

甘いものとツナ缶の組み合わせはなかなか想像できませんよね。どんなスイーツ鍋になるかわくわくします。

2品目:きのこうどん

こちらの食材を作って作るのは「きのこうどん」。きのことうどんの相性の良さは言わずもがなですが、うどんの決め手ともなるスープのだしもきのこから取るんだそうです。きのこのうま味たっぷりのうどんに期待が高まります。

3品目:フルーツサラダ

こちらの食材を使って作るのはサラダ。キャベツとりんごを使ったスタンダードなサラダですが、切干大根とマスタードが味の決め手にするんだそうです。

いざ調理スタート!

サルベージ・パーティ® は、食材の向き合う時間を増やすことも大事な目的のひとつ。
なので長嶋さんはあまり細かいアドバイスは言わず、自分たちで考えて試行錯誤しながら料理をしていきます。

パプリカはハロウィンらしく顔の形にくりぬいてジャックオランタン風にアレンジします。ジャックオランタン風にくりぬくと、暴君ハバネロのような可愛らしい見た目に。「ジャックオランタン=かぼちゃ」のイメージがありましが、パプリカで作っても味があって良いですよね。

くりぬいたのパプリカも可愛いというのも意外な発見。もちろんこのパプリカも無駄にせずサラダにいれました。

みんなでおにぎりアクションに参加!おにぎりも握りました

煮込んでいる時間など、ちょっと手があいた時間には、イベント開催日が「TABLE FOR TWO」のおにぎりアクション期間中ということもありみんなでおにぎりを握ることに。

三角おにぎりや俵おにぎり、大小の様々なおにぎりがズラリと並びました。みんなでわいわい作るおにぎりって楽しくて特別感がありますよね。

「おにぎりアクション」とは?おにぎりを食べて世界の子どもに給食を届けよう

▲「サランラップ®に書けるペン」でお絵かきしたおにぎり。みんな思い思いにおにぎりを可愛くアレンジしていました。

サルベージ・パーティ® の最後の仕上げは「料理名決め」

サルベージ・パーティ® は、その場にある料理でその場で作るので今までにないオリジナルの料理を作ります。そのため、最後に作った料理の名前決めをします。

命名「ツナが決め手の闇鍋」

名前にあるようにこの料理の決め手はツナ。ゆであずきやさつまいもをベースに作ったこのスイーツ鍋にツナの相性は意外とマッチするんです。ユニークな組み合わせと学生らしい発想力の名前もマッチしていますよね。

命名「きのこたっぷりもちもち味噌うどん」

こちらのうどんの味の決め手はなんといってもきのこ。塩麹ときのこをしっかり煮出すことで、きのこのうま味がたっぷりのうどんに仕上がりました。
うどんときのこ、小松菜と調味料だけとは思えない、ついおかわりしたくなる味噌うどんに思わず感激。

命名「ジャックオランタンのシャキシャキサラダ」

こちらのシャキシャキサラダは、なんといってもりんごと切干大根の相性は良さがすごいんです。うま味の詰まった切干大根と、甘さと酸味のあるりんごのお互いを良さを強調し合ったサラダはクセになる。またマスタードと塩麹で作ったドレッシングも格別でした。

実は、使った調味料はたったの2つ!

▲長嶋さんが持参してくれた自家製の塩麹と黒豆味噌。

調味料もあまり使わず、食材本来の味を活かす料理を実践しました。食材本来のおいしさを知ることで「こんな風に使えるんだ」とか「この食材を○○に使ってみたい」など料理を楽しむ新たな発想も生まれます。

そのため今回使用したのは、自家製の塩麹と黒豆味噌の2種類のみ。
たった2つの調味料だけでしたが使い方を工夫することで、十二分においしい料理が出来ました。

「サルベージ・パーティ®」をおうちに取り入れたい

使う機会のなかった加工品や食べきれない野菜などの持てあまし食材を持ち寄って、みんなでおいしい料理に変身させる「サルベージ・パーティ®」。
自分たちの手を動かして調理をすることで楽しくフードロスに向き合うきっかけにもなりました。

パーティーでなくても、例えば、おうちにある食材だけで今日のごはんを作って見ることから始めてみるのも良いかもしれません。定期的に取り入れてみることで、買い物への意識を変えるきっかけにもなるはずです。

祖母から「もったいない精神」を幼少期から叩き込まれていた私にとってすごく身にしみる話が聞けた今回のイベント。さっそく私もおうちでサルベージ・パーティ® をしてみたいなと心から強く思いました。

TFT-UAのみなさん、フードサルベージのみなさん、ありがとうございました!

(text by おたつ)

※サルベージ・パーティは一般社団法人フードサルベージの登録商標です。

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