【編集部レポ】ミートボールの製造工場を見学してきました/後編

「イシイのミートボール」でおなじみの石井食品の工場見学の様子をおうちごはん編集部がレポート。前編に続き、工場見学の楽しさはもちろん、石井食品の商品に対するこだわりポイントや想いなどもたっぷりとご紹介します。後編も新たな発見がいっぱいありますので、ぜひご覧ください。

製造工程はいよいよ終盤へ

ミートボールでおなじみの石井食品の工場見学に、おうちごはん編集部が行ってきた様子をレポート。前編に続き、工場見学の魅力と石井食品の商品へのこだわりや想いをたっぷりとお届けします。

【編集部レポ】ミートボールの製造工場を見学してきました/前編

参加してみて思ったのは、工程の見学以外にも色々と参加者を楽しませてくれる工夫がされているなということ。最初から最後まで、やん編集長もKaneKomaも大いに楽しみながら取材をさせていただきました。

まずは前編に続く、製造工程見学の様子をレポートします。
ミートボールの製造工程は、いよいよ最終段階へ。

【仕上げ】箱詰めは全て手作業で行っています

工程もいよいよ最終段階に入ります。仕上げは、商品の箱詰めです。
今の時代、機械が全て自動で詰めてくれるんだろうと思いきや……なんと、石井食品では一箱一箱全て手作業で詰めているのです。

手作業で箱詰めを行っている会社は、他にはあまりないそうです。機械がやった方が時間は早いかもしれませんが、手間と時間をかけても、石井食品は最後は人の目で商品を確認しているんです。最後は箱の重さをはかり、手作業による入れ間違いもしっかりと防いでいます。

こちらは原材料を記した品質保証書。商品の履歴書ともいえるこちらの紙を、箱詰めの際に入れているそうです。お客様への安心を色々な形でしっかりとお届けしているんですね。

【出荷】日本各地へとミートボールが旅立ちます

様々な工程を経て作られたミートボール。八千代工場からは、北海道~静岡までのエリアに出荷されます。

ベルトコンベアの上を次々と商品が入った箱が流れていきます。この後、冷蔵車でスーパーや色々なお店へと商品が運ばれます。
ただ見ていただけなのに、なんだか巣立つ子どもを見送る親になった気分…(笑)。ちょっぴり感慨深く、ほっこりした気持ちになりました。

商品の魅力が伝わるパネル展示

製造工程の見学はこれにて終了ですが、もう一つご紹介したいのが工場内のいたるところに展示されているパネルたち。様々な切り口の展示があることで、工場見学をより楽しむことができました。

歴代の商品パッケージたち

こちらが初代のチキンハンバーグのパッケージ。見たことありますか?
この頃のパッケージには、まだ「無添加調理」や「品質保証番号」の表記はありません。

私が覚えているのはこのパッケージ! 懐かしい~!
この頃もまだ、「無添加調理」などの表記はなかったんですね。

その後さらにパッケージは進化をとげ、現在のパッケージは写真右側のものです。お客様にとってよりわかりやすく、手に取ってもらいやすいパッケージへとちゃんと進化し続けているんですね。

ミートボールを使ったアレンジ料理

そのまま食べてももちろんおいしいミートボールですが、色々な料理にアレンジすればさらにおいしさが広がります! ミートボールを使ったおいしそうなアレンジ料理のパネルが、工場内にもたくさん展示されていました。

ミートボールの麻婆豆腐や筑前煮、カレーや野菜炒め、ピーマンの肉詰めなど、本当にアレンジ自在! 毎日のおうちごはんの献立に大活躍間違いなしです。
石井食品のホームページでもアレンジレシピが紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

アレンジレシピTOP | 石井食品株式会社

地域の特色を活かした厳選素材は、全国から仕入れる!

石井食品は、ミートボール以外にもたくさんの商品を製造販売しています。野菜を活かす調理用のソースや、まぜご飯の素、そぼろや鍋スープなど、本当にバラエティ豊かな商品が揃っているのですが、全てに共通するのはやはりこだわりの素材を使っているということ。地域の特色を活かした食材を使ったり、その食材が最もおいしい旬の時期にあわせて使うというこだわりも持っているそうで、この「日本の栗食べくらべ」のパネルは、素材に対するこだわりがよくわかる展示でした。

期間限定販売のおせちは完全予約制

なんと年末の時期になると、おせちも販売しているそうです。本当に幅広い!
もちろんおせちも無添加調理です。栗きんとんなどの定番の料理は、百貨店でも販売しているそう。毎年大人気のおせちは完全予約制なので、気になる方は石井食品のホームページのチェックを忘れずに!

火がなくても水がなくても食べられる非常食

2011年東日本大震災を経て「食品メーカーとして災害時の食事のお困りごとを解決したい」と考えた石井食品は、非常食にも力を入れています。非常食となると長期保存が必須となりますが、それでも石井食品の非常食には食品添加物は使われていません。

おいしさはそのままに長期保存できる非常食を目指し、試行錯誤を繰り返して誕生した非常食。殺菌温度や商品パッケージを工夫することで、5年間の長期保存を可能にしたそうです。社員の方々の努力が詰まった非常食、普段のごはんとしてもおいしくいただけるので、もしものときに備えて購入しておきたいなと私も改めて思いました。

非常食|石井食品株式会社

お待ちかねの試食タイム!

これを実は一番楽しみにしていました(笑)。
工場見学だけの特典として、作りたてのミートボールを食べることができるんです。

試食させていただいたのは、工場直送ミートボール、カレー味のミートボール、淡路産玉ねぎが中につまったハンバーグ、和風オニオンソース味のチキンハンバーグの4種類。
できたてほやほやのミートボールということで、一つ一つ味をかみしめながらおいしくいただきました!

ちなみに、試食のときのランチョンマットにはミートくんが! ミートくんのイラストも色々なバージョンがあるようですよ。

懐かしのあのCMも

イシイのミートボールのCMって見たことありますか?
試食タイムのときに、過去に放映していたCMを映してくれました。きっとこのシーンを見たら、「あ、見たことある!」と思う方も多いのではないでしょうか。
「イシイのおべんとくん、ミートボール♪」のキャッチフレーズも懐かしい!

最後にはお土産をいただきました!

工場見学の参加者には嬉しいお土産もあり! 製造工程を見て、商品の説明を聞いて、石井食品のこと、ミートボールのことが少しわかったところでいただくお土産……普通にもらうお土産より嬉しさ倍増な気がしますね。

直売店で買い物ができる!

工場内にある直売店では、買い物もできます。おなじみのミートボールやハンバーグの他、人気のまぜご飯の素やサラダなど、たくさんの商品が並んでいて目移りしちゃいます!
工場の見学を終えた参加者のみなさんは、ここでたくさんの買い物をされていました。これも工場見学特典の楽しみの一つですね!

こちらの工場直送ミートボールは、工場でしか買えない商品。工場でできたてのおいしさをそのままの鮮度で楽しんでもらうために、冷蔵ではなく、冷凍のミートボールなんですね。味つけがされていないミートボールなので、色々な料理へのアレンジもきくと大人気だそうです!

直売店には、自由に持ち帰れる石井食品商品のアレンジレシピもありました。お客さんの気持ちをとてもよくわかっているな~と感心しながら、私も気になるレシピをいくつかいただいてきました。

大満足の工場見学を終えて

普段私たちが何気なく口にしている食品は、私たちの家庭に届くまでに多くの人が関わり、たくさんの努力と想いが詰まっているということを本当に実感する工場見学でした。無添加調理や厳選素材などのお客様が一番気にするポイントにしっかりとこだわりを持って商品作りを行っているからこそ、みんなが安心できておいしいと思えるミートボールが出来上がっているんだなと改めて思います。

湯煎せずに食べれるように加熱殺菌したり、全ての箱詰めを手作業で行っていたり、想像以上の驚きと発見があって勉強になったのはもちろんですが、最初から最後までワクワク感を持ちながら楽しく参加することができました。子どもから大人まで楽しめるような工夫がされているからこそ、多くの方が参加する人気の工場見学なんですね。

みなさんももし機会があれば、お近くの石井食品の工場までぜひ足を運んでみてください!

石井食品の皆さま、ありがとうございました!

石井食品株式会社
ダイレクトイシイ | 石井食品株式会社

イシイの工場見学

石井食品では、「八千代工場」「京丹波工場」「唐津工場」の各工場で工場見学を実施しています。原材料の履歴管理や生産工程、検査体制、情報公開の仕組みなどを学ぶことができます。

予約方法

事前に必ずご希望の工場へ電話・インターネットにてご予約のうえ、ご来場ください。

石井食品の工場見学

お問い合わせ 受付時間:10:00~17:00 (水・日・祝日を除く)

八千代工場へのアクセス

〒276-8580 千葉県八千代市吉橋1835
TEL:047-774-6769(工場見学担当)

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