
春
寒さも和らぎ手仕事も捗る春。
春は旬の花や果物がたくさんあります。
ちょっとしたひと手間で、春の風物詩を年中楽しみましょう。
桜の塩漬け
色も香りもよい八重桜の七分咲きを軸ごと摘みとって塩漬けする「桜の塩漬け」。
お湯に浮かべて桜茶にしても良し、ごはんと一緒に炊いても良し、お菓子作りにも使えるので汎用性が高い点が人気の秘訣。
桜の塩漬けを添えれば見た目も華やか、長持ちするのでいつでも春気分を味わうことができます。
梅
梅仕事という言葉もよく聞くようになりましたね。
梅干しはもちろん、梅シロップや梅酒など様々な種類の梅仕事を楽しみたいですね。
毎日少しずつ状態が変わっていく様子は、まるで生き物の成長を見ているようでとっても楽しいですよ。
夏
暑さで食欲が減退する夏は、栄養たっぷり、ごはんがおいしく食べられるものを仕込みたいですね。
旬の食材も自分の手が加わることで愛着も湧き、より一層おいしくいただけること間違いなしです。
柚子胡椒
柚子は初夏に花を咲かせ、夏に青玉と呼ばれる未熟な青い実が収穫されます。
その後、黄色く熟したものが冬になると手回るのですが、柚子胡椒に使うのは夏の青玉。
ピリッとした辛みと柚子の爽やかな香りで食欲が湧きそうですね。
らっきょう
初夏が旬のらっきょうは食物繊維が豊富で栄養価もたっぷりなので夏バテ対策にぴったり。
しっかり洗って皮をむいて漬けるだけでできちゃうのでとってもお手軽です。
定番の甘酢漬け、たまり漬けなどバリエーションも豊富なので、色々な漬け方で楽しんでみるのも良いかも!
秋
旬の食材が多いおいしい季節「秋」。
おいしい食材をよりおいしく食べるため、手仕事始めてみませんか?
いくら
筋子から作るいくらの醤油漬けは、自家製ならではの優しい味わい、作りたてのプリプリ感を楽しめます。
皮を洗い流す作業がちょっと大変ですが、ぽろぽろと皮が剥がれていく様子はなかなか癖になります。
市販のいくらよりも安く済むので、いくらたっぷりの贅沢な丼ぶりにするのもおすすめですよ。
栗
秋といえばやっぱり栗。
渋皮煮や甘露煮、マロングラッセなどそのまま食べてもおいしいし、お菓子作りにも使えて便利です。
ちなみに皮つきなのが渋皮煮、皮を剥いたものが甘露煮。
甘露煮もマロングラッセも皮を剥いたものですが、味付けや工程が少し異なります。
冬
気候的にも長期保存がしやすい冬。
冬ならではのおいしい食材がたっぷりです。
味噌
気温が低い冬は発酵がゆっくり進むため味に深みが出ておいしい味噌ができます。
また、冬は雑菌が少ないため衛生的にも安心。
冬に仕込んで夏に発酵が進み、また冬がきた段階でしっかりと味が感じられます。
一年間発酵させ、四季を感じながら熟成された味噌は格別です。
ザワークラウト
味噌同様にザワークラウトもゆるりと発酵が進む冬がおすすめ。
冬に収穫される寒キャベツは葉がしっかりとしていてシャキシャキ食感が特徴です。
なのでしっかり漬けても十分食感が楽しめます。