
アルミパンって何がいいの?お手入れは大変?
イタリアンレストランの厨房や映画の中でよく目にするピッカピカのアルミパンを見て「萌え!」となるのは私だけではないはず……。
そもそもアルミパンって何が良いの? という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
軽くて熱伝導が良く、美しいアルミのフライパンは、その特徴からパスタを作るのに向いていてイタリアンには欠かせないアイテム。
また、テフロンのように表面加工されていないため、加工に頼ることなくアルミ本来の性質を活かしたフライパンなので、しっかりお手入れすればとっても長く使い続けることができます。
アルミパンを使い始める前にやっておくべきお手入れは2つ。
使い始める前のお手入れ方法
【1】米の研ぎ汁煮込み
米のとぎ汁と野菜クズを20分ほど煮込んでさっと洗い流すだけ。アルミが黒ずむのを防ぐことができます。
【2】油ならし
鉄フライパンでも使用前に行う油ならし。
フライパンに油を伸ばし弱火~中火で温めます。フライパンが高温にならないように気を付けて何度か油を伸ばし馴染ませれば完成。
アルミパンは鉄フライパンと違い、中性洗剤で洗うことが可能です。
万が一焦げてしまった時は水をかるく沸騰させてから、たわしでやさしく洗い流してください。
アルミパンが黒ずんできたら、レモンと水を10分程度煮立たせると黒ずみを取ることができます。
アルミパンを始めるならここから!おすすめのアルミパン4選
中尾アルミ
プロの料理人が愛用するアルミ製品を作る「中尾アルミ」。
サイズは21cm、 24cm、27cmの3種類があり、厚みがあるのに軽いため女性でも使いやすいアルミパンです。
同じく中尾アルミの「打出しフライパン」は強度があるのが特徴。
表面は加工が施されていないため、熱伝導も良く、ゴシゴシ磨ける点もポイントです。
程よい深さと、長く愛用できる耐久性が魅力のひとつです。
HOKUA(北陸アルミニウム)
1930年(昭和5年)に富山県で創業された老舗メーカーの「HOKUA(北陸アルミニウム)」。
しっかりと深みがあり、パスタ以外にも使いやすそうな形をしています。
アルミパンは非常に軽いため、鍋振りがしやすくパスタソースと茹で汁を混ぜ合わせるときに良い仕事をしてくれます。
こちらの「マイスター」というフライパンは3cmごとに大きさの違う7種類の豊富なサイズ展開が特徴です。
自分に合うものを見つけて大切に育てると、愛着が湧いて一生モノになりそう。
キッチンの壁にかけておくだけで絵になるところもアルミパンの魅力です。
アカオアルミ
「アカオアルミ」は1円硬貨の円形製造を行う企業。普通のアルミ材に比べ強度が2倍のアルミパンは耐久性の高さが特徴です。
また、取っ手の幅が広く使いやすいのも魅力のひとつ。プロも長年愛用する高品質なアルミパンです。
無印良品
無印良品の店舗限定で販売されているアルミパン。
無印良品のセレクトショップ「Found MUJI AOYAMA」を覗いた際には3種類ほどサイズがありました。
がっちりとした取っ手が特徴の無印のアルミパン。軽さ重視の方には少し重いかもしれませんが、握りやすい太めの取っ手は実際に体感してみる価値ありです。
気になる方はぜひお近くの無印良品で探してみてくださいね!