【編集部レポ】サントリー「-196℃ ストロングゼロ」のおいしさの秘密とは?

食事に合う缶チューハイとして人気のサントリー「-196℃ ストロングゼロ」がリニューアルされ、全国で販売中です。さらに11月20日(火)からは期間限定で「トリプルレモン」が発売になります。そのおいしさの秘密を探るべく、サントリーの商品開発センターで「-196℃製法」実演セミナーが開催されたので、取材に行ってきました!

食事に合う!サントリー「-196℃ ストロングゼロ」

サントリー「-196℃ ストロングゼロ」は、果実まるごとの浸漬酒と果汁をダブルで使用することで、ストロングな果実感と飲みごたえを実現。甘くないから食事によく合うチューハイとして人気を呼んでいます。テレビのCMで天海祐希さんと沢村一樹さんが「-196℃ ストロングゼロ」と一緒に、から揚げや餃子を楽しんでいる姿も印象的ですよね。

どうやって果実をまるごと使用しているのかというと、-196℃で果実をいっきに瞬間凍結させる「-196℃製法」を採用しているんです。加熱等の劣化がないので、おいしさをそのままキープできるそう。

今回、「-196℃ ストロングゼロ」のリニューアルと期間限定商品「トリプルレモン」が発売されるのを機に、「-196℃製法」実演セミナーが開催されました。おうちごはん編集部からは私、ライター・コノとやん編集長のお酒大好きコンビが参加してきたので、詳しくレポートします!

いざ、「-196℃製法」実演セミナーへ!

会場は神奈川県川崎市にある商品開発センター。
2004年に設立され、新鮮な驚きと感動を創造する劇場というのが設計コンセプトなのだとか。

2階建ての建物はとてもおしゃれで、大きな窓からは明るい日差しがたっぷり。
案内されたホールは、どこに座っても演者との距離が近いよう設計されているので、ただ話を聞くだけでなく、ディスカッションするのにぴったりです。

なるほど、こういうところでサントリーの商品が創り出されているんだなぁと、ちょっと胸が熱くなりました!

まず、サントリースピリッツの商品開発研究部部長・藤原裕之さんよりサントリー商品、研究開発、品質保証体制についてお話がありました。

サントリーの品質方針は、「All for the Quality(全ては品質のために)」。お客さまにとってサントリーの商品が安全であることはもちろん、安心して飲んでもらえることを何よりも最優先しているとのことでした。

続いて、RTD部の課長・井島隆信さんが登壇。ちなみにRTDとは、Ready To Drinkの略で、そのまますぐ飲めるチューハイやカクテル類などを指すのだそう。

井島さんいわく、RTD市場はずっと伸び続けていて、なかでもアルコール8%以上の高アルコールが市場をけん引しているそう。2005年発売の「-196℃」ブランドから2009年に誕生した「-196℃ ストロングゼロ」もその1つで、10年連続過去最高売上を更新しているのだとか。

「-196℃」が目指したのは、居酒屋で飲む生絞りチューハイ

初めから開発に携わっていた藤原さんは「居酒屋の生絞り酎ハイが何でおいしいのかを考えた時に、自分で皮をしぼると手に香りがつくんですよね。その手でグラスを持って飲むからおいしいんじゃないかと。そこで、果物の皮の香りも含め、果物の持つおいしさを全て余すことなく封じ込めた酎ハイを作りたいという思いに至りました」と教えてくれました。

その鍵をにぎるのが、「-196℃製法」。果物まるごとを液体窒素で瞬間凍結し、それを粉々にくだいて原酒に浸漬させるという製法です。-196℃とは果実まるごとを凍結させる液体窒素の沸点なんですね。それが分かったところで、いよいよ、実演セミナーの時間がやってまいりました!

「-196℃製法」実演セミナー、スタート!

まずは液体窒素を容器に移すところから。透明な液体を少しずつ注ぎ入れていくとたちまち白い煙がモクモクとあがり、ひんやりとした空気が流れてきました。

右のワゴンに目を向けるとそこには薔薇が。液体窒素を使う低温実験には欠かせないアイテムですよね。何だかワクワクしてきました!

液体窒素の中に薔薇、輪切りのレモン、レモンの皮、まるごとレモンを次々に入れていきます。
すると、薔薇、輪切りのレモン、レモンの皮は、一瞬で凍結!

片手でギュッとにぎると、こんな風に簡単に粉砕できるように!

まるごとレモンはもう少し時間がかかったものの、見事カチカチになりました!

ちなみに、レモンを冷凍庫に入れておくと果汁は凍るものの、表面のオイル成分は凍らないのだとか。オイル成分は-70℃で固まるのですが、まだバターのようにふにゃふにゃな状態。それを-196℃で瞬間凍結させると全ての分子運動が停止するので、果実を皮から丸ごと粉砕することができるんですね。

パウダー状になったレモンはウオッカに漬けておいしさを封じ込めているから、飲んだ時に果実のおいしさを丸ごと感じることができるんです。

試食&試飲してみました!

ここからは試食&試飲の時間!
各テーブルに、レモン果実まるごとパウダー、レモン果皮まるごとパウダー、そして「-196℃ ストロングゼロ」の「ダブルレモン」、「ビターレモン」、「トリプルレモン」が配られました。

レモン果実まるごとパウダーは、果汁本来のフレッシュな味わいが感じられ、レモンシャーベットのようでおいしかったです。

一方、レモン果皮まるごとパウダーはとっても香り高くて、口に入れるとほろ苦い味わいが。

この2つをダブルで使うからこそ、ストロングな果実感を生み出すことができるんですね。

▲左から、「ダブルレモン」、「ビターレモン」、「トリプルレモン」

「ダブルレモン」は、「-196℃製法」のまるごとレモンと、レモン果汁をダブル使用した“しっかりレモン”味。レモンのオイル成分がしっかり溶け出して、色味も少しにごっています。

「ビターレモン」は、「-196℃製法」のまるごとレモンと同じく「-196℃製法」のレモン果皮を使い、ほろ苦い味わいを引き出した“甘くないレモン”味です。

そして「トリプルレモン」は、「-196℃製法」のまるごとレモンとレモン果汁、さらにレモンピール浸漬酒をトリプルで使用し、ストロングゼロ史上最も強いレモンの味わいを実現!

3つを飲み比べてみると、その違いは明らか。どれも甘くなくて、のど越しがいいので、食事に合うというのもうなずけます。

今回のリニューアルでは、「ダブルレモン」はしっかりとしたレモン感を強化し、より食事に負けない中味へ。そして「ビターレモン」は、果皮由来のレモン感とキレを強化し、より食事に合う中味へと進化しているそう。

というわけでさっそく、から揚げと一緒に味わってみました!
から揚げを食べてから「-196℃ ストロングゼロ」を飲むと、から揚げのこってり感とレモンのさっぱり感がとっても合う! これがあればもう、から揚げにレモンはいらないかも?
レモンをかける、かけないで揉める必要もなくなりますね。

「-196℃ ストロングゼロ」だけで飲んだときは、「ダブルレモン」が好みだなと思ったのですが、いざ、食事に合わせてみると少し苦みのある「ビターレモン」の方が好みでした。
次は別のお肉料理や中華料理など、さまざまな食事シーンで試してみたいなと思いました!

11月20日(火)から「トリプルレモン」が期間限定発売!

「トリプルレモン」の魅力は、なんといっても驚きの強レモン感! 期間限定だけに、お店で見かけたら即買いをおすすめします。「ダブルレモン」、「ビターレモン」と飲み比べてみたり、から揚げや餃子などの食事と合わせたり。ぜひごおうちで楽しんでみてくださいね!

-196℃チューハイ サントリー
【編集部レポ】サントリー「-196℃ ストロングゼロ」のおいしさの秘密とは?

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