
メインの調理もレンジにお任せ!
レンジでの調理というと、パスタを茹でたり、野菜の下ごしらえをしたりするぐらいという方が多いのでは? そう言う私もレンジを使うのはもっぱら料理を温めるばかりで、ごくたまにじゃがいもを蒸すのがせいぜいでした。
でも実は、レンジを使ってお弁当のおかずやメイン料理が時短で簡単に作れちゃうんです! 火を使わなくて済むから、暑くなってくるこれからの季節は特にうれしいですよね。
毎日のおうちごはんやお弁当で大活躍間違いなしのレンチンおかずをご紹介します!
肉料理も丼も!簡単レンチンおかず7選
みんな大好きな「ハンバーグ」もレンジで!
ハンバーグがレンジで作れるなんて、信じられますか!? こちらのレシピの考案者は、たっきーママこと、料理研究家でフードアナリストの奥田和美さん(@kazumiokuda)。
奥田さんが「このハンバーグの作り方を覚えたら、お弁当のためにわざわざ焼くのが面倒になります」と言うほどとっても簡単で、しかもとってもおいしいんです!
【材料】4個分
A
◎合い挽き肉…300g
◎玉ねぎ(みじん切り)…1/2個
◎パン粉、牛乳…各大さじ4
◎塩、こしょう…適量
B
◎ケチャップ…大さじ5
◎ウスターソース…大さじ3
◎砂糖、顆粒コンソメ…各小さじ2
◎片栗粉…小さじ1/2
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【作り方】
①ボウルにAを入れて捏ね、4等分にして成形したら耐熱容器に並べ、真ん中をくぼませる。
②よく混ぜたBを①にかけて
ふんわりラップをかけ、レンジで5分加熱したら裏返し、溜まったソースを上からかけたら
再度ラップをかけて3分加熱する。
③ラップをぴったりかけて3分ほど蒸らし、火を通したらソースをたっぷりかけて絡ませる。
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レンジは600wです。
500wの場合は1.2倍の時間にして下さい。
加熱直後はソースがわりとサラッとしてますが、時間が経つと良い感じのとろみが出てきます。
私はハンバーグを焼く時、生焼けが怖くてつい焼き過ぎてしまうのですが、レンジならそんな心配もないですね。
基本的にほったらかしでできちゃうから忙しい朝もラクチンで、お弁当にもぴったりです!
2分30秒で完成!「甘辛生姜そぼろ」
お弁当で大人気のそぼろが、レンジならたった2分30秒で完成! フライパンだとずっと手を動かして炒め続ける必要があるけれど、レンジならばそんな手間もいりません。
【材料】2人分
◎豚ひき肉…170g前後(適当)
◎醤油…大さじ1
◎砂糖、みりん…各大さじ1/2
◎生姜(チューブ)…2cm
◎片栗粉…小さじ1/4
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【作り方】
①コンテナ(耐熱容器なら何でも)に全てを入れてよく混ぜ、ふんわりラップをかけて600wのレンジで1分30秒加熱する。
②全体をよく混ぜてほぐし、ラップなしで1分加熱する。
こちらのレシピも奥田和美さん考案。レンジでチンするだけなのにしっとり仕上がって、ごはんが進む味わいなのだとか。ちょっと甘めの炒り卵との相性が抜群だそうですよ。
レンジが500Wの場合は、1分50秒+1分20秒で試してみてくださいね。
材料を入れてチンするだけ!「鶏チリ」
もう1つ、奥田和美さんのレシピをご紹介します。こちらは、海老チリならぬ、鶏チリ。作り方は、耐熱容器に材料を全部入れたらチンするだけでできちゃいます!
【材料】2人分
◎鶏もも肉(一口大の切る)・・・1枚
A
◎水・・・50ml
◎ケチャップ・・・大さじ3
◎砂糖、みりん・・・各大さじ1
◎鶏ガラスープの素、片栗粉、豆板醤・・・各小さじ1
◎醤油・・・小さじ1/2
◎にんにく(チューブ)なくても可・・・1cm
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【作り方】
①コンテナ(耐熱容器)にAを全て入れてよく混ぜ(写真2枚目)、鶏肉を加えてしっかりタレが絡まるようによく混ぜる。(写真3枚目)
②蓋をずらして乗せ(またはふんわりラップをかけて)600wで4分加熱し、一旦取り出して全体を混ぜたら再度蓋(ラップ)を乗せて2分加熱しよく混ぜる。
トマトケチャップに豆板醤で辛みをきかせた甘酸っぱいチリソースは、誰もが好きな味わい。思わず、ごはんが何杯でも進んでしまいそうです。
常備菜にもおすすめ!「茄子の煮浸し」
一年を通して手に入りやすく、お値段もお手頃な茄子。味がしみやすく冷やしてもおいしいので、作り置き料理にもぴったりですよね。
こちらは、料理研究家の大坪沙季さん(@saki_otsubo)考案のレンジで作る「茄子の煮浸し」。大量に作って冷凍しておくと、お弁当にも使えて便利なのだとか。
【ワンボウルでレンジで簡単 茄子の煮浸し】
*茄子 3本
*ごま油 小さじ1
*めんつゆ 50cc
*水 50cc
*水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1/2+水小さじ1)
*小葱(お好みで)
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①茄子はヘタを取り、小さめの乱切り(お弁当箱に入れやすいように)
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②耐熱の容器に入れ、上からごま油をかけ混ぜる
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③ラップをして500wで1分〜少ししんなりするまでレンチン
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④③にめんつゆ、水、水溶き片栗粉を入れ混ぜ、更に500wで1分〜レンチンし、一度スプーンで混ぜ、再度1分レンチンする(合計3レンチン)
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⑤お好みで小葱をかけても👍🏼
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☆ポイント
・片栗粉で汁にとろみをつけると、お弁当に入れてもびしゃびしゃになりにくい!
・出来上がったら、できれば冷やすと味もしみて美味しい
・筍を入れても美味しい
・ワンボウルなので洗い物最小限!
とろとろの茄子がたまらないおいしさ。とっても簡単だから「もう一品、欲しいな」という時にも活躍してくれますよ。
パパッと作れる丼「バター醤油豆腐丼」
ヘルシーで栄養価が高く、しかもリーズナブルな豆腐。食べ方はいろいろありますが、ごはんと一緒に食べるなら、@hojo_f さんの「バター醤油豆腐丼」がとっても魅力的なんです!
豆腐とバターひとかけご飯に乗っけてチン!おかかと醤油かけて食べました☺️
とろ~んとしたお豆腐にこれまた、とろ~んとしたバター……。想像しただけでもたまりません! 簡単なうえ、豆腐もバターも冷蔵庫に入っていることが多いので、思い立った時にいつでも作れそうですね。
5分で完成!ごはんがすすむ「豚のピリ辛丼」
料理と筋トレが大好きだという男子大学生・だれウマさん(@dareuma_recipe)が作る「豚のピリ辛丼」は、豆板醤の辛みと卵黄のまろやかな味わいが絶妙にマッチした一品。
作り方は、豚バラ肉とタレを耐熱容器の中で混ぜたら、ラップをふんわりとかけて600Wのレンジで約2分30秒温めるだけ。あとはごはんの上にのせ、卵黄とお好みで万能ねぎをトッピングしたら出来上がりです。
温める時間が2分30秒で足りないようなら、30秒ずつ延長してみてくださいね。レンジで加熱した豚肉は硬くならず、しっとり柔らか。詳しい作り方は、だれウマさんのブログに掲載されています。
また、だれウマさんは、こちらの「豚のピリ辛丼」に玉ねぎとキャベツの千切りをプラスした「極旨豚丼」の作り方をYouTubeで公開中。
だれウマさんのYouTubeにはほかにも、誰でも簡単に作れる料理の動画が投稿されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
優しい甘さ「とうもろこしの冷製茶碗蒸し」
茶わん蒸しというと、蒸し器やせいろを火にかけて作るイメージがありますよね。でも、レンジを使えば、加熱時間が短く済んだり、火加減を気にしなくて良かったりといいこと尽くしなんです。
とうもろこしが出回る夏に作りたいのが「とうもろこしの冷製茶碗蒸し」。とうもろこしの旨味がたっぷりで、優しい甘さが特徴です。温かいままでもおいしいけれど、暑い季節は冷やすのがおすすめ!
材料はとうもろこし、水、白だし、卵、片栗粉のみで、レンジとミキサーがあれば簡単に作れちゃうんですよ。気になる作り方は @sachi825 さんのブログをご覧あれ。
レンジを賢く活用しよう!
レンジでの調理なら、フライパンも鍋もいらないから洗い物も少なくてラクチン。暑くて火を使いたくない時はもちろん、時間がない時にも大助かりです。
レンジを賢く活用すれば、毎日のごはんやお弁当作りがグッと楽になりそうですね!