
生ゴミの処理、どうしてる?
おうち時間の増加に伴い、毎日の家庭から出るゴミの量が増えてしまったという方も多いのではないでしょうか。
特に生ゴミの処理には、お困りの方も多いはず。
キッチンにそのまま置いておけばニオイの元となってしまいますし、夏場には虫がわいてしまう原因になることも。忙しい朝にうっかりゴミを出し忘れてしまって、生ゴミ臭に悩まされてたという経験をされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

生ゴミの処理問題は、おうちの衛生状態や生活感にも関わる大きな問題ですよね。
「生ゴミ問題」を解決してくれる救世主
さて、そこで今回ご紹介するのが、「生ゴミ問題」を解決してくれる救世主となり得る生ゴミ処理機です。
最近では、ゴミ袋が有料化している地域も多いので、生ゴミ処理機の購入に自治体から助成金が出る場合もあり、「我が家にも生ゴミ処理機を導入しようかな~?」と検討中の方も多いのではないでしょうか。
今回は、この度日本に初上陸となったスマート生ゴミ処理機「zepan e-Bin」についてご紹介。
実際に私まい姉が使ってみた感想も踏まえて使用感をレポートしますので、導入検討中の方もそうでない方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
生ゴミ処理機「zepan e-Bin」日本上陸

生ゴミ処理機は、微生物の働きで生ゴミを分解するバイオ式と温風乾燥で処理する乾燥式の2種類がありますが、「zepan e-Bin」は、温風乾燥で生ゴミを処理する乾燥式タイプの生ゴミ処理機です。
使い方はとってもシンプルで簡単。
生ゴミを入れてボタンを押すだけ。
これだけで生ゴミを乾燥・粉砕して量を減らし、約90%減量してニオイの発生を防ぐことができます。
本体の重量は7.45kg。女性でも楽に持ち運ぶことができるコンパクト&軽量設計です。
カラーはホワイトで、デザインもとてもシンプル。キッチンやお部屋に置いても生活感が出ないスタイリッシュなデザインです。
2021年10月に日本に初上陸。現在クラウドファンディングのMakuakeにてプロジェクト公開中です。
バイオ式と乾燥式の違い
バイオ式タイプは、生ゴミをたい肥に変えることができるため、家庭菜園やガーデニングをしている方に人気。また、乾燥式に比べると電気代があまりかからないという点もメリットの一つです。しかし、分解に時間がかかり、ニオイや虫対策などの問題から屋内に置くのは難しく、バイオ基材を定期的に入れ替える必要があるため、手間や費用がかかります。
一方の乾燥式タイプは、ニオイも少ないことから屋内への設置が可能。処理スピードが速い分、ヒーターを使うために電気代がかかりますが、面倒な手入れの必要がなくサイズも小さめのものが多いため、キッチンなど屋内において手軽に生ゴミを処理したいという方には、「zepan e-Bin」のような乾燥タイプがおすすめです。
「zepan e-Bin」のココがすごい
最近はいろいろなメーカーさんから発売されている生ゴミ処理機ですが、それぞれ機能や特長が異なります。
では、「zepan e-Bin」は何がすごいのでしょうか。
機能の特徴を簡単にご紹介します!
①規格外の高速処理能力

ファミリー世帯1日分のゴミを最短1.5時間、平均4時間で処理し、最大で90%体積を減らします。
②タッチスクリーンで簡単操作

操作はタッチスクリーンでワンタッチ。難しい操作は必要ありません。
また、インジケーターライトによって現在の内部の状況が一目瞭然です。
③イヤ~なニオイをブロックする消臭機能

取り換え可能なカートリッジ式消臭フィルターでイヤなニオイをブロック。キッチンなどの屋内でもニオイを気にせず手軽に使えます。
④UVライトで簡単除菌

UVライト照射で除菌! 自動で稼働と停止を繰り返し、内部を常に清潔に保ちます。
⑤クリーンモード搭載で面倒なお手入れ不要

クリーンモードのスイッチを押すだけで、自動でお掃除がスタート。面倒なお手入れは必要なく、いつでも清潔に使うことができます。
⑥深夜の使用も安心の静音設計
ほとんど音を感じない静音設計なので、深夜の使用でも安心です。
【使用レポート】編集部が使ってみた
さて、なんとなく「zepan e-Bin」のすごさがわかったところで、実際に使ってみた使用レポートをお届けしたいと思います。
今回サンプルをお借りして、私まい姉が「zepan e-Bin」での生ゴミ処理を体験してみましたので、使用感や実際に使ってみて感じたメリットなどについてお伝えします。
操作性、使用感
初めて使うときには、恐る恐る……という感じだったので、入れる生ゴミの量もなんとなく控えめに(笑)。梨の皮や卵の殻、ネギの端などを入れてみました。
たったこれだけの生ゴミと思いますが、されど生ゴミ。そのまま置いておけば、すぐにイヤなニオイが発生してきますよね。

音は……?
蓋を閉めてコンセントに電源を差し込み、タッチスクリーンの電源ボタンをタッチ。「ピッ!」という音がして、静かに「ウィーーン……」と稼働音が鳴り始めました。
生ごみを粉砕するとなったら、途中で「ガリガリ」とか「ガッ!ガッ!」っていう音がするのかなと思いきや、ずっと静かな電子音のみ。自動で乾燥、粉砕、冷却という3ステップの処理が実行されていきます。
日中使いながら仕事をしていましたが、同じ部屋に置いておいても音はほとんど気になりません。無音かと言われればそうではなく、もちろん稼働している音はしますが、不規則な音でもないし大きな音でもないので、一切気になりませんでした。
ニオイは……?
生ゴミを処理するんだから、消臭設計といえども少しはあの生ゴミ臭がするのではないかと心配していましたが、こちらもいらぬ心配でした。
ほんのりニオイはするんです。さすがに無臭というわけにはいかないですよね。
でも、あのイヤな生ゴミ臭ではなくて、料理をしているときのようなニオイが少ししました。お隣さんがごはんを作っているのかな~と思うような感じです(笑)。食材を温風で処理しているから、調理中の炒め物のようなニオイがするのかな?
ただこれも、気になるほどのニオイではありませんでした。
気になる場合は、換気扇を回しながらキッチンで使用したり、窓を開けるなど換気をしながら使うとよいかもですね。
処理後の生ゴミは……?
気づいたら終了音が鳴っていました。スタートしてから2時間ちょっとくらいかな?
蓋を開けてみると……

「おぉぉぉ~~~!!」
初めて生ゴミ処理機を使った私が思わず声を漏らしてしまうほど、生ゴミはカッサカサに乾燥されて容量も少なくなっていました。手で触ってみてもサラサラです。

▲大きめの破片は、カボチャの種です
ニオイもほぼ無臭。これならこのまま置いておいてもイヤなニオイを発する心配はないですね!
この枯れ葉のようにパリパリになった処理物は、たい肥としても利用できるそう。ベランダで育てているハーブたちの肥料にしようかとフリーザーパックに入れて保管することにしました。

処理物はパリパリのサラサラになっているので、このままザザーっと移し替えても、本体にはほとんど汚れがついていません。焦げやひどい汚れがついたらクリーンモードでお手入れした方がよいそうですが、数回はそのまま使えそうです。お手入れが楽ちんなのはありがたい!
使ってみて感じたこと
1回使ってその便利さを味わった私は、2回目以降は日々の料理で出た生ゴミをまとめて夜に「zepan e-Bin」に投入し、寝る前にスイッチを入れるというスタイルで数日間使ってみました。容量は2Lあるので、2人暮らしの我が家の場合は1日分の生ゴミをまとめても一気に処理が可能。
朝起きて蓋を開けると、生ゴミたちはカサカサのパリパリになっているので、圧倒的に生ゴミ臭に悩まされることがなくなりました。
私の地域の燃えるゴミの収集日は月・水・金の週3日なので、特に金曜日にゴミを出した後の週末は夏場などはニオイも気になり、ニオイが漏れない密閉型のゴミ箱を使っています。それでも、蓋の開け閉めをするときにニオイがきになっていたのですが、生ゴミ処理機にかけたゴミならその心配もなくなりました。
むしろ日にちが経ってもニオイも気にならず、ゴミの量も減ったので、燃えるゴミの日に必ずゴミを出しに行く必要がなくなったくらいです。私が住んでいる地域はゴミ出し用のゴミ袋も指定の有料のものなので、ゴミ出しの回数が減ればその分お財布にも優しく、とっても経済的。
それが地球にも優しいとなると、いいことづくしだなと感じました!
1点だけ気になったのは、カートリッジ式の消臭フィルターの交換について。メーカーは約3か月に1回ほどの交換を推奨しているので、別途購入の必要があります。ただし、Makuakeのプロジェクトでは1年分3セットで3,680円で購入できるので、維持コストとしては比較的お財布にも優しいかなと思います。
キッチンからエコライフをはじめよう!

最近は、24時間ゴミが出せるゴミ置き場があったり、生ゴミを細かく粉砕してくれるディスポーザーがシンクについているマンションなども多いので、生ゴミ問題に悩むことなく快適に暮らせているという方もいらっしゃるかもしれません。
でも、生家庭内のゴミトラブルだけではなく、環境問題の解決にも貢献できちゃう生ゴミ処理機は、ぜひ今は生ゴミに対するお悩みがないという方にも積極的に使っていただきたいなと思います。

生ゴミ処理機にかけた処理物はたい肥として有効活用することができるほか、そのままゴミとして捨てたとしても、量が減って水分が抜けているので、ゴミ処理場の負担が軽くなり、環境にも優しいんだそう。
便利で快適に過ごせる上に、地球にもやさしいなんて! 実際に使ってみて、今後も我が家では生ゴミ処理機を使っていきたいなと感じました。
おうちの衛生のためにも、地球環境のためにも、生ゴミ処理機を使ってエコライフをスタートしてみてはいかがでしょうか。
※プロジェクトは12月16日まで公開中。クラウドファンディング終了後は、ECサイト「50th」にて一般販売を予定しています。
自治体によっては補助金制度も
「zepan e-Bin」は、自治体の補助金制度対象商品。
お住いの地域の各自治体によって保持金額が異なりますが、上手に補助金制度を活用してエコライフをはじめてみるのもおすすめです。
各自治体の補助金制度の詳細については、下記の「お得に始めるエコライフ 補助金制度対象商品」をご確認ください。