出典 : @masakoiizawa

作っておくと便利!毎日のごはんをおいしく楽しく、自家製フレーバーオイルの活用術

長いおうち時間を過ごす中で手作り生活をはじめたという方も多いのでは?今度はフレーバーオイル作りにトライしてみませんか。好きなオイルとハーブやスパイスなどを組み合わせて作るフレーバーオイルは、自分好みにカスタマイズできるのも魅力。パクチーオイルや食べるラー油など手作りフレーバーオイルのアイデアと活用術をご紹介します。

気になる、みんなの手作りフレーバーオイル

唐辛子オイル

初物のフレッシュな唐辛子をオリーブオイルに漬け込んで。写真のような生唐辛子は時期でないと手に入りにくいとのことで、乾燥したものを使ったオイルの作り方を@141st_picさんに教えていただきました。

作り方

1. 乾燥唐辛子を湿らせたキッチンペーパーで包んでしばらく置く。
 →水分があった方が辛味などが抽出しやすい

2. 1と多めのオリーブオイルを小さめのフライパンに入れて、低温で火を入れて唐辛子の辛味を抽出する。
 →EXオリーブオイルは高温だと苦味が出てしまう

3. 2のオイルと新しいEXオイルをブレンドしてできあがり。

オイル作りに使った唐辛子ももちろん使えますが、@141st_picさんは別の新しい唐辛子を瓶に入れるそうで、その方が辛味がじわじわ出てくるとのこと。

自分好みの辛さが楽しめるオリジナル唐辛子オイルは、サラダやパスタにかけたり、ハンバーグに少し練り込んでもおいしいそう。辛いもの好きには、たまりませんね。

生姜オイル・ニンニクオイル

生姜オイルとニンニクオイルは、フードプロセッサーかみじん切りしてお好みのオイルに漬けて冷蔵庫保存するだけで万能オイルになります♫
すごく活躍しますのでおススメです❣️

出典:Instagram @haruyama.midori

みじん切りにした生姜とニンニク、米油とエサンテという菜種油(脂肪酸バランスオイル)を使って自家製オイル作り。

「酸化するので冷蔵庫で保存しています。オリーブオイルは固まってしまうので、一般的には米油や菜種油で良いと思います」と@haruyama.midoriさん。

ジャンルを問わずどんな料理もおいしくしてくれる生姜とニンニク、オイルに漬けて常備しておくととっても便利です。

バジルオイル

バジルとディルがいっぱいあったので、ガーリックと鷹の爪と一緒にオリーブオイルに漬けてみました。

出典:Instagram @treasurespace

ハーブライフスタイリストの@treasurespaceさんは、バジルとディルをオーガニックのエキストラバージンオリーブオイルに漬け込んで。

作る際のポイントをお伺いしたところ、「バジルは手で強く触れたりすると葉が黒くなり傷みやすいので優しく扱い、漬け込んでいる最中にオイルから葉が出てしまうと腐敗の原因になるので完全に漬けてください」とのこと。

パスタや炒め物、サラダのドレッシング、冷奴にかけるなど日常的に活用されているそうです。

パクチーオイル

コストコでパクチーが大量!
安い!!
てことでパクチーオイル(ソース)
を作りました。
何にのっけて食べても美味しい〜

出典:Instagram @mi211cooking

お肉料理、特にラム好きなのでラム肉にあわせることが多いという、@mi211cookingさんのパクチーオイル。

「ガーリックと唐辛子は火をかける前からフライパンに入れて、しっかり香りをつけます。パクチーはサッと」とのことで、香りや食感を活かすためにもパクチーは熱を加えすぎないのがポイント。

卵料理やトマトと一緒に食べたり、シンプルなものをグッと引き立ててくれるパクチーオイル。そうめんのタレに少し加えるのもおすすめです。

ナンプラー風味のパクチーオイル

刻んだパクチーに
にんにくのすりおろし少々
塩と鷹の爪
そしてナンプラーに米油

出典:Instagram @masakoiizawa

細かく刻んだパクチーとナンプラーが香る、エスニック風味のオイル。

「ナンプラーが効いていてしょっぱめです。切って混ぜるだけなので賞味期限が1週間と短いですが、パクチーが食べたいのにない時など重宝します。そぼろに混ぜれば、ガバオライスのようになるかなと思います」と@masakoiizawaさん。

冷奴に醤油の変わりに使ったり、焼きそばの味付けに使ったり、毎日の食卓でおいしいアレンジをいろいろと楽しまれているそうです。

ネギ油

なんとも言えない芳ばしい香りが漂ってきそうな、@asacha_meshiさんの自家製ネギ油。

作り方のポイントをお伺いしたところ、「シンプルに長ネギとオイルだけでもできますが、ニンニク、唐辛子、中華スパイス類など、思いつくまま何でも入れちゃいます。オイルも何でもかまいませんが、うちはコーン油(風味が良く酸化しにくく熱にも強いそうです)で作っています。小さい泡がフツフツするくらいの低温でゆっくり火を入れて、網で濾すだけです」とのこと。

ちなみに今回使った材料は……、
コーン油、ネギの青い部分、玉ねぎ、ニンニク、生姜、シナモン、八角、鷹の爪、カルダモン、昆布、ローリエ、カレーリーフ。

風味豊かなネギ油は、炒飯や餃子、ラーメン、冷奴、サラダなど何でもおいしくしてくれる、あると便利な万能オイルです。

食べるラー油

ごはんにのせたり野菜につけたり、アレンジ無限大な大人気の食べるラー油。市販のもいいけど、おうちで作れたらいいですよね~! 今回はInstagramに投稿されている@_misato_さんのレシピをご紹介します。

材料

【A】
・粉唐辛子(韓国唐辛子)……大さじ2
・干海老(みじん切り)……大さじ2
・フライドオニオン……大さじ3
・フライドニンニク……大さじ2
・白ごま……大さじ2
・生姜(みじん切り)……大さじ1
・鷹の爪(輪切り)……少々

【B】
・長ネギ青部分……適宜
・生姜……1片
・サラダ油……150ml
・ごま油……50ml

【C】
・コチュジャン……大さじ2
・醤油……小さじ1
・砂糖……少々

作り方

1. Aを耐熱容器に入れ、混ぜ合わせます。

2. Bをフライパンに入れ、弱火で熱し香りを移します。長ネギが焦げ始めたら長ネギと生姜を取り出し、強火で熱して(うす煙が出るくらい)1に注ぎます。

3. 2Cを加え、味を調えます。コチュジャンによって塩味と甘味が違うので、味見をしてください。

「中に入れる具は何でも良いですが、干海老は譲れません!!」と@_misato_さん。納豆に入れたり、大葉や青ネギをちょい足ししたり、お好みでいろいろな楽しみ方ができるのも自家製だからこそですよね。

日々の食卓をよりおいしく、楽しく

毎日のごはんをよりおいしく楽しくしてくれる、自家製フレーバーオイル。今回ご紹介したアイデアを参考にしながら、みなさんもぜひオリジナルの手作りフレーバーオイルを日々の食卓に取り入れてみてください。

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