
『サステイナブル フェス!2022』ってなに⁉

「サステイナブル フェス!2022」は、生活クラブ(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会)が主催する、「サステイナブルな暮らし」のための身近なヒントを楽しみながら見つける参加型イベント。
3年目となる今年は、4月4日(月)~8月31日(水)の約5ヵ月間にわたり、全国各地でリアルとオンラインでイベントを展開中です。
キックオフイベント「育休応援!パパと一緒につくるサステイナブルキッチン」を開催!

「サステイナブル フェス!2022」の幕開けとなるキックオフイベントは、2022年度から「改正育児・介護休業法」が施行されることにちなんで、「育休応援!パパと一緒につくるサステイナブルキッチン」がテーマ。4月2日(土)に世田谷区の生活クラブ館で開催されました。
第1部は、生活クラブの安心安全な食材を使用したミールキット「ビオサポ食材セット」の調理・試食から、環境にやさしい石けんを使用した皿洗いまでを体験。
第2部は、体験した食材や石けんについて、サステイナブルな暮らしについての学びを深める座学の時間。
ママが安心して出産などができるよう、パパと子どもだけでも送れるサステイナブルな生活を体験できるイベント内容になっています。
今回ご参加されたご家族は、吉村さん、林さん、畔柳(くろやなぎ)さん。みなさん、7歳から12歳のお子さんと一緒のご参加です。
第1部:パパとつくろう!「ビオサポ食材セット」で簡単調理
さぁ、まずは「ビオサポ食材セット」の調理です!
でも、その前にちょっとだけ食材のお話を。


「ビオサポ食材セット」は、1回で使い切れる量のカット野菜と肉類、調味料にレシピがついたミールキットです。
今日調理するセットは、「鶏となすのしょうゆ糀炒め」または「鶏肉とアスパラの中華炒」。
どちらもまず鶏肉を焼き、火が通ってきたら野菜を炒め、最後に添付のたれを加えて混ぜ合わせるだけの3ステップで、15分程度で2~3人分のおかずが完成します。
具材はすべてカットしてあるので、まな板は使わず、道具はトングとヘラだけでOK。洗い物が少ないのもうれしいですよね。
また、袋を留めているテープは紙素材なので簡単にちぎれるのもポイントです。
それでは、さっそく調理です!


「鶏となすのしょうゆ糀炒」を作る畔柳さん親子は、まず下のお子さんが鶏肉に片栗粉をまぶすのに挑戦。
「まぶすってどうやるの?」とお父さんに聞く様子がなんともかわいい! 油を入れるのも「やりたい!」と率先してお手伝いしてくれます。

吉村さん親子も同じく「鶏となすのしょうゆ糀炒」を作ります。普段料理はしないという吉村さんとお子さん。
すこし火加減が強かったようで、ちょっとだけお肉が焦げちゃったようです。でもちょっとだから大丈夫! 様子を見ながら野菜を入れていきます。


「鶏肉とアスパラの中華炒」を作るのは、普段から料理が好きでよく作っているという林さん親子。
さすが、炒める手つきがとても慣れた様子です。手際のよいお父さんの手つきを見ながら、交代で一緒に炒めるお子さん。お子さんもよく一緒に料理をされるそう。うん、とっても上手です!

炒め合わせて完成したら、あとはきれいに盛り付けていただきます!

う~ん、とってもおいしそう!

お味はどうでしょう?
「お店のような味です。うちでもビオサポ食材セットはよく使っていますが、ほとんど失敗しないです」と林さん。お店で出てくるようなおかずが10分程度で、失敗なしで作れるって本当にうれしいですよね。
畔柳さんは、「簡単でいいですね。ビオサポ食材セットは材料が使う分だけ入っているから、大根300gってどれくらい?などと考える必要がない。冷蔵庫にセットが入っているととても助かります」とお話されていました。
吉村さんも、「包丁を使わないのがいいですね。袋を開けて炒めるだけ。調味料も入っているので作りやすいです」と、料理に慣れていなくてもササッとできる作りやすさを感じられていました。
お子さんも「簡単にできておいしかったし楽しかった。これからお手伝いできたらしたいです」とお話していましたよ。
最後に、おうちごはん編集部ライターの私も「鶏肉となすのしょうゆ糀炒」を試食させていただきましたが、しょうゆ糀の味つけが絶妙で、旨みやコクがしっかり感じられました! 帰りにお隣の生活クラブのお店でしょうゆ糀を探したほどです(笑)。
また、野菜の食感がしっかりしていて鶏肉もおいしく、ちょうどよい大きさにカットされていて食べやすい。お母さんも毎日の家事や育児で疲れてしまうこともありますが、そんな時に旦那さんやお子さんが晩ごはんのおかずを作ってくれたら、すごくうれしいですよね。
洗い物も環境にやさしい石けんで
ごはんを食べ終わったら、洗い物です! 今回使うのは、環境にやさしい石けん。

こちらで洗う前に食器や道具の油汚れをロールペーパーで拭います。そうすることで、排水に流れる汚れを少なくすることができます。

きれいに拭ったら、石けんをスポンジで泡立てて洗います。

洗い物のお手伝いはおうちでもときどきしているという吉村さんのお子さん。お茶碗の裏までしっかり洗えていました!
吉村さんは「普段から使っていますが、手が荒れる感じがない」と教えてくれました。環境にやさしい石けんは余計なものが入っていない分、肌にもやさしいんですね。
第2部:サステイナブルな暮らしって?
ごはんを食べて落ち着いたら、つぎは座学の時間です。
今回使った「ビオサポ食材セット」と「石けん」をきっかけに、サステイナブルな暮らしについて学びます。

「ビオサポ食材セット」のサステイナブルなポイントは、食材と包材の両面から。
調味料は国産大豆や小麦が原料の醤油、みそなど。野菜もほぼ国産のカット済野菜で使い切りにもぴったりです。
また、お肉は国産の飼料用米を食べた豚肉や鶏肉。さらに、鶏肉は国産鶏種という国内でサステイナブルな生産を目指している「丹精國鶏」を使用しています。


「丹精國鶏」を育てている秋川牧園の鶏舎は開放的で明るく、十分なスペースが取られていて、できるだけ飼育環境を鶏にとって快適なものにし、いかに抗生物質を使わずに元気に育てられるかということに力を注いでいます。
包材については、外袋に再生プラスチック原料を30%配合し、ビニールテープだったバックシールを紙に変更。また、年間約6トンの再生原料への切り替えも行っています。
洗い物に使った「石けん」もサステイナブルなアイテム。

合成洗剤は化学物質なので分解されにくく、長く環境の中にとどまるため、環境に負荷をかけ悪影響を与えてしまいます。
一方、石けんは水に薄まるとすぐに洗浄力を失い、短時間で分解されるため、環境にあまり負荷をかけません。また、肌への刺激が少ないのも特徴です。
生活クラブでは、キッチン用だけでなく洗濯用のせっけんや、シャンプー、リンス、また漂白剤においても、環境にやさしいサステイナブルなアイテムを開発し、品物として取り扱っています。
みなさんに感想を伺いました!

畔柳さん:「子どもと一緒に調理する機会が持ててよかったです。これをきかっけに明日からも手伝ってもらえたらいいなと思っています。また食材に関して、普段食べているものにそのような背景があることを子どもと一緒に勉強ができてよかったです」
吉村さん:「ビオサポ食材セットは本当に簡単にできておいしかったです。今回参加したことで、食材の話やサステイナブルな活動を知ることができました。知らないままでいたら、ただ食べるだけになってしまいますが、背景を知ることができてよかったです」
林さん:「SDGsという言葉が最近よく聞かれるようになりましたが、生活クラブでは、ずっと前からその実現に向けて最先端の取り組みをし続けてきていると感じました」
実際に体験しながら、その背景を知ることは大きな意識の変化になりますよね。お子さんと一緒に参加できたのも今後につながる大切なことですね。
「サステイナブル フェス!2022」では、さらにいろいろなサステイナブルな暮らしのヒントを見つけてもらうため、各地でさまざまなイベントを開催しています。
ひまわりプロジェクトの紹介
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みんなでひまわりを育てて、福島の復興を応援する「ひまわりプロジェクト」や、ごみ問題を参加者みんなで自分事として考える機会にする「クリーンアップ大作戦」。
オンラインでは、生活クラブで人気のトマトケチャップの産地&工場オンライン見学ツアーやInstagramのハッシュタグ「#サステイナブルフェス」投稿など、企画がもりだくさん!
ぜひチェックしてみてくださいね。
サステイナブルな暮らしを始めよう!
“サステイナブルな暮らしを始めたいけれど、何から始めたらいいんだろう”
もしそんなふうにちょっと立ち止まっていたら、ぜひ「サステイナブル フェス!2022」をチェックしてみてくださいね。
生活クラブでは、厳しい基準を設けた安心・安全の食材や製品を取り扱うほか、フェアトレードやエネルギー、福祉などにも取り組んでいます。だから、生活クラブのサービスを利用するだけで、誰でもすぐにサステイナブルな暮らしを始めることができます。
はじめのステップを気軽に踏むことができますよ。

■提供元/関連リンク
提供元:生活クラブ事業連合生活協同組合連合会