ネギの甘さ引き立つ!ご飯が進む「ネギ肉巻きのおろしポン酢」

冬になると毎日の食卓で大活躍する食材と言えば長ネギ。今月の『食べチョク生産者に聞く!直伝レシピ』では、今まさに旬を迎えている長ネギのおいしい食べ方を生産者さんに教えていただきました。ネギの甘みが引き立ち、白いご飯も進んじゃう絶品レシピです!

冬が旬!長ネギ

年中流通している長ネギですが、一年で最も甘くておいしくなるのは冬の時期。

薬味としてはもちろん、様々な料理で存在感を発揮し、栄養も豊富。旬を迎える時期には、毎日のように長ネギを食べているという方も多いのではないでしょうか。

古くから全国で栽培されてきたネギですが、東日本では白い部分を食べる長ネギが、西日本では九条ネギのように緑色の葉の部分を食べる葉ネギが食べられてきたそうです。

近年では料理の種類や用途によって種類を選べるようになり、その境目もあまりなくなってきていますが、今回は長ネギをおいしく味わうためのレシピを生産者さんに直々に教えていただきました。

生産者から直接食材が購入できる産直通販サイト「食べチョク」 さんとのコラボレーションでお届けします。

レシピを教えてくれる生産者さんは

FUJIGOMEファームの齋藤さん

群馬県前橋市の赤城山南麓にて農園を営む「FUJIGOMEファーム」の齋藤さん。

友人の方々と米作りを始めたことをきっかけに、お祖父さんから農業を受け継いで園主になった齋藤さん。農園は江戸時代からの家業として代々続いており、この土地ならではの生育環境を活かした野菜づくりに日々励んでいます。

@fujigome_farm|Instagram
FUJIGOMEファームへのレビュー・商品:群馬県|食べチョク|産地直送(産直)お取り寄せ通販 - 農家・漁師から旬の食材を直送

作物がおいしく育つ環境

FUJIGOMEファームの農園がある赤城山南麓の標高は250m。この地域は自然が多く、昼夜の大きな寒暖差があり、傾斜地のため日照時間が長いのが特徴です。

群馬は日照時間が全国2位!
土壌の水はけがよく、冬は赤城山から「赤城おろし」と呼ばれる強く乾いた風が吹き下りてきます。

作物にとっては適した環境でもあり、反対に厳しくもあるこの環境こそが、おいしく育つ秘訣です。

農園名の「FUJI」はかつての富士見村(現・前橋市)からとったもの。「GOME」は代々受け継がれてきた農地を使って仲間たちと米作りを再開したことに由来しています。

農園を立ち上げた当時の初心を園名に込め、「安心・安全の作物づくり」「感動できる作物をつくる」「楽しい・かっこいい農業をする」をモットーに、おいしい野菜たちを栽培しています。

有機質肥料を軸にした作物づくり

FUJIGOMEファームでは、しっかりと完熟させた家畜堆肥を肥料の軸として使用しています。使う家畜堆肥も何軒もの牧場を見学してこだわりを持ってきちんと堆肥づくりをしている牧場さんを選んでいるんです。

また、できる限り農薬を減らしつつ、自然環境を活かして野菜を作っています。畑に多く生息している生き物や自然環境を守りながら作る作物は、結果的に健康にも良いものになります。

【直伝レシピ】ネギ肉巻きのおろしポン酢

さて、そんなFUJIGOMEファームさんがおすすめする長ネギをおいしくいただくレシピとは?

FUJIGOMEファームさんの直伝レシピは、「ネギ肉巻きのおろしポン酢」です。

長ネギを豚肉で巻き、さらに春巻きの皮を巻いて少量の油で揚げ焼きにします。香ばしく焼けた春巻きの皮のカリっと感と、長ネギのシャキッと感を楽しむことができちゃうレシピです。そして、ネギの甘みをおろしポン酢が引き立てます!

今回はFUJIGOMEファームさんが育てる「赤城の一本太ネギ」を使ってレシピを再現。ネギの甘みとみずみずしさが引き立つ食べ応えのある肉巻きに仕上がりました!

材料(2人分)

・長ネギの軟白部分……1本
・豚バラ(ロース)肉の薄切り……150g
・大根……1/5本
・春巻きの皮……2枚
・塩……適量
・ポン酢……適量
・油……大さじ2

【A】
・水……大さじ1
・小麦粉……大さじ1

下準備

・豚肉に塩をふり下味を付けておく。

・大根をおろしておく。
※鬼おろしがオススメ!

をあわせておく。

作り方

1. ネギを葉と軟白部分とに切り分ける。
※こちらのレシピでは葉は使いませんが、おいしく食べられます!(味噌汁や炒めものなどにお使いください)

2. 軟白の表と裏に、3分の1くらいの深さまで1cm間隔で隠し包丁を入れる。

3. ネギに豚肉を巻く。
※豚肉の量を増やして二重に巻いてもおいしい!

4. 肉を巻いたネギを春巻きの皮にのせ、皮の端などにの水溶き小麦粉をぬる。
※春巻きの皮の下にラップを敷いておくと巻き簾の代わりになって巻きやすくなります。

5. 春巻きの皮でネギを巻いてしっかりと圧着させる。3cm幅に切り分ける。

6. フライパンに油を入れ、160℃でゆっくりと10分以上かけて火を芯まで入れていく。蓋をして蒸し焼きにしながら、途中、転がして全面に焼き色をつける。

7. 芯が柔らかくなったら蓋を外して、中強火にして最後カリッと仕上げる。お皿に盛り、水気を絞った大根おろし、ポン酢をかけて完成。

ジューシーで肉厚なネギの甘みがたまらない!

レシピのポイントは、ネギに入れた隠し包丁。熱の通りがよくなって噛み切りやすくなり、噛んだときにネギの芯が飛び出るのを防いでくれます。

弱火でじっくりと火を入れることで、ネギのみずみずしさを保ったままとてもジューシーに仕上がり、甘さも引き立ちます!

春巻きの皮のカリっと感がまたおいしく、お肉が巻いてあるので食べ応えも抜群! おろしポン酢との相性もバッチリでした。

今回のレシピで使ったネギは

FUJIGOMEファームの「赤城の一本太ネギ」

見慣れている長ネギよりも一回り太いサイズ感にびっくり!
食べる前から見るからにもうおいしそう(笑)。

あまりにも太くて立派だったので、冷蔵庫にあった長ネギと並べて比較してみました。比較した長ネギも旬の時期ということもあって結構しっかり太さもあったのですが……。

▲写真上:赤城の一本太ネギ、写真下:スーパーで購入した一般的な長ネギ

並べてみるとサイズ感の違いがすごい……!

カットしてみた断面はこんな感じです。

みずみずしさが伝わりますでしょうか。
断面も大きくて美しい!

こちらの太ネギは冬限定販売。FUJIGOMEファームの基準で、2L・3Lサイズの太さの基準を満たしたものを「赤城の一本太ネギ」として販売しています。
※FUJIGOMEファームの太さの基準:2Lサイズ=太さ25mm以上28mm未満、3Lサイズ=太さ28mm以上

保存方法

根や葉が短く切れてもゆっくり成長しているため、涼しくて直射日光が当たらない場所で、ダンボールに入れるか、新聞紙で包んでの保管がおすすめ。

ビニール袋に入れると蒸れて傷む原因になるので注意。畑やプランターなど、土に植え替える方法も劣化が早くなってしまうので気を付けましょう。

おすすめの料理

今回ご紹介したレシピ以外にも、おいしい食べ方はいろいろ!
天ぷら、素揚げ、塩焼き、シチュー、カレー、味噌汁、鍋、ホイル焼き、肉巻き、ベーコン巻き、そば、うどん、おでん……などなど。

おすすめはシンプルにネギ焼きにすること。他にも、鍋や煮物、汁物など加熱調理で甘さが引き立ち、抜群のおいしさを発揮します。

白い軟白部分はもちろん、青い葉も柔らかい! 火を通せば甘くてシャキシャキとトロトロの2つの食感を楽しむことができます。

今まさに旬を迎えているので、一年で一番おいしい時期の太ネギをぜひみなさんも味わってみてくださいね!

食べチョク

【 冬限定 】シャキ!トロリと甘い!赤城の一本太ネギ!2L3L混合・8本入り・約2.4kg鮮度長持ちの土付き!

価格:1,100円(税込)

※送料別

購入はこちら

▼FUJIGOMEファームの「赤城の一本太ネギ」は、食べチョクサイトにて販売中!

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▼こちらの記事でご紹介したレシピは、食べチョクサイトでも紹介中!

ネギ肉巻きのおろしポン酢だよ|食べチョク|産地直送(産直)お取り寄せ通販 - 農家・漁師から旬の食材を直送

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