春に旬をむかえるアスパラとスナップえんどう。
鮮やかな緑色が春らしく、お好きな方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はそれぞれの食べ方のバリエーションを増やすべく、デパ地下級の華やかなサラダレシピをご紹介！

レモンを合わせ、爽やかな酸味でさっぱりといただけるサラダに仕上げます。

ちょっとしたポイントを押さえることで、アスパラとスナップえんどうの魅力を引き出しますよ。

塩茹でしたアスパラと生ハム、レモンを酸味のあるマリネ液で和えています。
副菜としてもワインのお共としても、おすすめです。

デパ地下級に仕上げるポイントは野菜の下処理の仕方にあります。
アスパラは茹でた後、冷水にさらすことで色止め効果があり、発色がよくなります。
新玉ねぎは水にさらさず、空気にさらすことで栄養を逃さずに辛みを抜くことができ、食感が活きます。

野菜の扱い方がわかると、それぞれの野菜が持つ魅力を引き出すことができ、デパ地下級の見た目と味に仕上がりますよ。

・アスパラガス……3本
・新玉ねぎ……1/4個（50g）
・にんじん……1/4本（50g）
・レモン……1/4個
・生ハム……30g

【A】
・酢……大さじ1と1/2
・砂糖……小さじ2
・粒マスタード、オリーブオイル……各小さじ1
・塩……ひとつまみ
・黒こしょう……適量

1. アスパラは下部を切り落とし、ピーラーで筋を取り除き、4等分に切る。新玉ねぎは薄切りにして空気にさらす。にんじんは皮を剥いて千切りに、レモンは銀杏切りにする。

2. 鍋にお湯を沸かし、塩適量（分量外）を加えてアスパラを1分半茹で、冷水に取る。

3. Aをボウルに加えてよく混ぜ、水気を拭き取った2のアスパラと他の野菜、生ハム（大きければちぎる）を加えて和える。落としラップをして冷蔵庫で1時間程度冷やす。

コクがありながらもレモンでさっぱりとした卵黄チーズソースに、にんにくと一緒に蒸したスナップえんどうを盛り付けました。
トッピングにはラディッシュとレモンの皮。ソースをたっぷりとつけていただきます。

スナップえんどうは、筋をとってからボイルする調理法が主流のようですが、中にお湯が入って水っぽくなりがちです。
今回のように筋を取らずに少量の水でフライパン蒸しにすると良いことづくめ。
蒸した後に粗熱をとってから筋を取れば、とっても簡単に取り除くことができます。
また、水っぽくならずにシャキシャキとした食感を楽しめますよ。

・スナップえんどう……100g
・塩……少々
・にんにく……1片
・ラディッシュ……1個
・クリームチーズ……20g

【A】
・レモン果汁、砂糖……各小さじ1/2
・塩……ひとつまみ

【B】
・マヨネーズ……大さじ1
・卵黄……1個

・レモンの皮……適量

・クリームチーズを常温に戻しておく。

・にんにくは潰しておく。

1. クリームチーズをヘラでよくほぐしてペースト状にする。そこにAを加えてよく混ぜる。混ざったらさらにBを加えてよく混ぜる。

2. スナップえんどう（筋がついたまま）をフライパンに並べ、潰したにんにく、水大さじ2と塩少々（分量外）を加える。蓋をして中火にかけ、沸騰したら1分半加熱する。

3. ザルにあけて粗熱を取り、筋を取り除く。
※水にはさらさない。

4. お皿に1のソースを広げ、スナップえんどうと輪切りにしたラディッシュを盛り付ける。お好みでレモンの皮を削る。

デパ地下に並んでいるデリサラダ、彩りがとても綺麗でいろいろ買ってみたくなっちゃいますよね。
でも、少しずつ買い足していると、いつの間にか金額が高くなってしまうことも……。

おうちでデパ地下級のサラダが作れるようになれば、買うよりも安く済みますし、自分好みにできるのがうれしい！

見た目が可愛らしい春の食材が出回るこの時期、おうちでデパ地下級サラダ作りにトライしてみてくださいね。