
愛媛生まれのかんきつ「紅プリンセス」のお披露目発表会が開催!

愛媛県は、温州みかんの収穫量では和歌山県に次ぐ第2位ですが、中晩柑類では和歌山県を引き離して第1位! かんきつ類全体では20.6万トン(令和3年産)、品目数は40種以上あり、日本一となっています。
そんな“かんきつ王国”愛媛が誇る新たなかんきつ品種「紅プリンセス」のお披露目発表会が、2025年2月11日に東京で開催されました。
登壇したのは、中村時広愛媛県知事、愛媛県みかん研究所の藤原文孝所長、オンライン直売所「食べチョク」を運営するビビッドガーデンの秋元里奈社長の3名。また、愛媛県イメージアップキャラクター・みきゃんも駆けつけてくれました!
新たなかんきつ「紅プリンセス」とは?

「紅プリンセス」は、とろけるような食感の「紅まどんな」と濃厚な甘みをもつ「甘平」を両親にもつ品種。皮が薄くて種はなく、甘みの強い濃厚な味わいと、ゼリーのようななめらかな食感が特徴です。
中村知事いわく、「紅まどんなと甘平の“ええとこどり”」という、まさに愛媛のサラブレッドかんきつなんです。
かんきつが少なくなる3~4月に登場するため、春の贈り物にもぴったりですよ。

登壇者3名によるトークセッションでは、まずは食べてみないと始まらないということで、「紅プリンセス」の試食からスタートしました。
一口食べた中村知事は「あー、これはやめられないね」とにっこり。食感について「紅まどんなに近いのかなと思ったんだけど、甘平が入っているのでしっかりしていますね」と「紅まどんな」との違いを実感されたよう。
秋元社長は、運ばれてきた「紅プリンセス」を見て「皮が薄くて実がしっかり入っていて、すごく香りが豊かですね」と目を輝かせ、味わいについて「果実味たっぷりで甘くておいしくてすごくリッチなみかんだなという印象です」と語りました。

「紅プリンセス」の開発が始まったのは2005年で、それから20年の時を経て今回ようやくお披露目となりました。2018年7月には西日本豪雨が発生し、宇和島市のみかん研究所も甚大な被害を受けたといいます。
中村知事は「ある意味、西日本豪雨災害の復興のシンボルという思いがすごく強いので、自分も精いっぱい生産者のために頑張りたいと思っています」と気合十分。いよいよ本格的な販売が3月から始まります。
愛媛県では、「紅プリンセス」に「紅まどんな」と「紅かんぺい(甘平の愛称)」を合わせた3品種を家族のつながりと捉え、“紅コレクション”と命名。
紅コレクションには、贈る人と受け取る人との“つながり”が増え、多くの方々に“愛顔(えがお)”になってもらいたいという願いが込められています。
みなさんもぜひ、大切な人に贈ってみませんか?
「紅プリンセス」はアレンジしてもおいしい!

そのまま食べてもおいしい「紅プリンセス」ですが、なんと料理にアレンジすることもできちゃうんです!
お披露目発表会では、ケータリングサービス「クレイジーキッチン」が紅プリンセスと紅かんぺいを使って作った料理の試食も行なわれました。
「人参と紅かんぺいのサラダ」や「鴨の燻製と焦がし紅プリンセス」などのメニューが登場し、スイーツだけでなくお肉にもお魚にも合うことにびっくり! オレンジカラーの華やかな見た目もすてきです。
おうちで作るのはハードルが高いけれど、いつものサラダに加えたり、フルーツサンドにしたりとちょっとしたアレンジを楽しんでみるのもいいですね。
そのまま食べるなら、写真のようなスマイルカットにするのがおすすめ。まず、ナイフで横半分にカットした後、縦に4~6等分にすればできあがりです。
切った形がニコッと笑った口のように見えるのがかわいいですよね。食べればそのおいしさにニコッと愛顔(えがお)になること間違いなしです!
東京・銀座で「愛媛県産紅かんぺいフェア」を開催中!
JA全農の直営飲食店舗「みのりカフェ・みのる食堂三越銀座店」では、2月13日(木)~20日(木)に今が旬の「紅かんぺい」を使った「愛媛県産紅かんぺいフェア」を開催。
各店舗では、ぷちっと弾ける食感と甘い果肉が詰まった「紅かんぺい」を贅沢に使用したオリジナルスイーツが楽しめます。今の時季にここでしか味わえないおいしさをぜひご賞味あれ!
【開催概要】
期間:2025年2月13日(木)~20日(木)
実施店舗:以下2店舗
1. みのりカフェ三越銀座店(東京都中央区銀座4-6-16)
2. みのる食堂三越銀座店(東京都中央区銀座4-6-16)