
生でor加熱する?好きな食べ方でトマトを選ぼう
トマトは、「生でそのまま食べる方が美味しいトマト」と「加熱して食べる方が美味しいトマト」の大きく2種類に分けることができます。
人気のトマト16品種を、グループ分けしたチャートがこちら。
さらに、生で食べる方が美味しいトマトは、「甘味が強いトマト」「酸味や香りなど濃厚な味わいのトマト」「バランスの取れたトマト」の3種類に分けるとわかりやすいですね。
加熱して食べる方が美味しいトマトは、加熱すると甘味が増すのが特徴ですが、最近はそのまま生でも美味しく食べることができます。「爽やかな甘さのあるトマト」と「うま味や酸味が強く濃厚で肉厚な味わいのトマト」に分けられます。
トマトといっても、こんなに違いがあるとは......! 甘さや調理法などによって品種を選んで楽しんでみてはいかがでしょうか。
この時期おすすめトマト5選
アイコ


光沢のある濃い赤色で、細長いプラム型が特徴的な品種。糖度が高く、ゼリー部分が少なくて果肉がしっかりしていて食べ応えがあるミニトマトです。
サラダやピクルスなど生でも甘みがあって美味しく食べられますが、煮崩れしにくいので、煮込んだりグリルしたり加熱することでさらに甘みを生かす食べ方もおすすめです!
情報提供元:とまほっぺ
プチぷよ

まん丸でツヤツヤ、果皮がゼリーのようにぷよぷよでかわいらしい!
味は、酸味が少なく甘い品種で、甘くてフルーツみたいにパクパク......ついつい、手が止まらなくなります。
その見た目と食感で人気ですが、皮が薄く破れやすいため栽培が難しく、流通もしづらいので、市場には出回りにくいトマト。皮が気になる......という方でもこれなら食べられたという声も!
サラダやデザート感覚でぜひ、生食して素材の味を楽しんでください。
情報提供元:月木農園
プチぷよグリーン

プチぷよシリーズのグリーンバージョンです。完熟しても緑色のままですが、糖度は高く酸味の少ないフルーツのような甘みのあるトマト。
色が珍しいことと、口に入れた瞬間とろけるような食感が人気の品種です。
赤や黄色のトマトと合わせて盛り付ければ、彩り豊かで一気におしゃれ感もアップ♪ モッツァレラチーズやバジルと組み合わせて、オリーブオイルと塩でシンプルに仕上げたカプレーゼ風のアレンジもおすすめです。さらに、甘酢で漬けてピクルスにすれば、おつまみや箸休めとしても
情報提供元:とまとや中村阮
フルティカ

果皮がやや薄めでツヤがある中玉トマト。
糖度が高くフルーツ並みの甘さが魅力ですが、酸味も香りもありバランスがしっかりとれています。ぜひ、そのままスライスして味わえば、口に入れたとたん何と甘さとジューシーさが口のなかいっぱい広がります。
フルティカは、加熱しても美味しいので、トマトソースやローストするのも◎。
うれしい抗酸化作用のあるリコピン含有量が特に多い品種でもあるんですよ。
情報提供元:まめのきファーム
シシリアンルージュ

細長い楕円形で、赤色が濃いやや硬めの果肉が特徴です。
もともと加熱調理用トマトとして開発されたため、グルタミン酸の含有量が多くうま味と酸味が濃厚。加熱するとうま味がより濃くなるので、どんな食材と合わせても、しっかりと存在感があります。
シンプルなトマトソース、煮込み料理、ロースト、炒め物におすすめ。
これからの季節、ラタトゥイユにすれば夏野菜が主役のおかずに。夏野菜がおいしいうちに、ぜひ試してみてくださいね。
情報提供元:げんき農場
好みのトマトでお気に入りレシピを楽もう!
レシピに合うトマトを上手に選べるようになれば、料理のおいしさも格段にアップすること間違いなしです。
今後も新しい品種が続々と登場しそうなトマト。
それぞれの特徴をつかんで、上手に活用していきたいですね。