地味なイメージの里芋がおしゃれに大変身!
こんにちは、白井ありさ(@arigohan)です。
里芋のおいしい季節になりましたね♪
「里芋を使った料理」と聞くと、煮物を思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、今回は和の食材である里芋を新しい角度で楽しめるレシピをご紹介!
里芋の“ほっくりねっとり”とした食感を活かして、おしゃれな洋風料理に仕立てます。バターやチーズ、ベーコン、ミートソースなどを合わせるだけで、いつもと違う味わいに早変わり。
地味めな里芋の印象がガラッと変わる、新感覚のおいしさを楽しんでみてください。
里芋とカリカリベーコンのミルクポタージュ
調理時間:10分 難易度:★☆☆
とろっとろな口当たりがクセになる、里芋のミルクポタージュ。火を使わずに電子レンジで簡単に作れるレシピです。
トッピングには、ごろっと存在感のある里芋と、カリカリに焼いたベーコンを浮かべて。里芋のとろとろ感とホクホク感の2つの顔を一度に楽しめるスープです。
見た目がかわいらしいので、おもてなしにも喜ばれます!
材料(2人分)
・里芋……中3個(250g)
・クリームチーズ……20g
【A】
・牛乳……150ml
・水……50ml
・バター……10g
・コンソメ……小さじ1/2
・塩、こしょう……適量
・ベーコン……30g
【B】
・乾燥パセリ、オリーブオイル……各適量
作り方
1. 里芋を水で洗い、里芋(濡れたままにする)に包丁で一周切り込みを入れる。耐熱ボウルに加えてラップをし、電子レンジ(600W)で4分程度(中がトロトロ状態になるまで)加熱する。粗熱をとり、手で触れるようになったら、皮を剥く。
2. 皮を剥いた里芋1/2個(トッピング用)を除き、フォークでしっかり潰す。そこにクリームチーズを加えてしっかり潰し混ぜ、さらにAを加える。電子レンジ(600W)で3分加熱する。フォークで里芋の形がなくなるまで潰し、よく混ぜてザルで濾す(あればハンドブレンダーでペースト状にする)。
3. トッピング用の里芋は小さめの乱切りにする。ベーコンはアルミホイルにのせ、トースター(1000W)で8分程度、カリカリになるまで焼く。
4. 器に2を注ぎ、3の里芋とベーコンをトッピングする。さらに、Bをトッピングする。
皮ごと!里芋ミートグラタン
調理時間:15分 難易度:★★☆
里芋を皮ごと使ったSDGsなミートグラタン。
捨てることが多い里芋の皮ですが、タワシなどでよくこすり洗いすることで長い毛を簡単に取り除くことができ、加熱すれば口に残らずにおいしくいただくことができますよ。
今回は里芋のとろみを活かして、薄力粉を使わずにとろっとしたホワイトソースに仕上げます。ミートソース、チーズと一緒に重ね焼きにすれば、あっという間にごちそうが完成します。ぜひ出来立て、熱々を召し上がれ。
材料(2人分)
・里芋……中3個(250g)
【A】
・バター……20g
・牛乳……300ml
・コンソメ……小さじ1
・塩、こしょう……適量
・市販のミートソース……100g
・ピザ用チーズ……50g
作り方
1. 里芋はタワシなどでよくこすり洗いする。硬い部分は切り落とし、スライサーでフライパンに直接スライスする。
2. 1にオリーブオイル適量(分量外)を加えて中火で炒め、全体にオイルが馴染んだらAを加える。沸騰してから中火で5~7分程度(里芋が柔らかくなるまで)混ぜながら加熱する。
3. 耐熱皿に2を加える。ミートソースを広げ、その上にピザ用チーズを広げる。1000Wのトースターで10分~こんがり焼き目がつくまで焼く。
少しの工夫で里芋の取り扱いがラクちんに!
里芋料理はおいしくて好きだけど、皮剥きが面倒くさいからなかなか買わないという方も多いようです。
今回ご紹介したポタージュは、電子レンジを活用することでスルっと簡単に皮を剥くことができますし、ミートグラタンであれば皮を剥く必要がありません。どちらも里芋の取り扱いが初心者の方でもチャレンジしていただけるレシピになっています。
和の食材である里芋を洋風にアップデートすることで、ひと味違う新しいおいしさに出会えます。やさしく上品な味わいの里芋が、洋のエッセンスでぐっと華やかに。どこかほっとするのに新鮮で、何度でも食べたくなる味わいです。
ぜひお試しくださいね!