十五夜のお供えが「お月見団子」なのはなぜ?
日本で「お月見」の風習が始まったのは平安時代。貴族が満月を愛でながら酒を酌み交わす風流な行事で、江戸時代になると庶民にも広まりました。
ちょうど米の収穫時季と重なるため、満月に見立てた団子を作り、農耕の神で月の神でもある「月読命(つくよみのみこと)」に、収穫の感謝と翌年の農作を祈願しました。お団子を台の上に積み上げるのは、少しでも高くして感謝や願いを月まで届けるためといわれています。
2026年の十五夜は9月25日。お月見団子をお供えして、お月様を眺めてみてはいかがでしょうか?
お月見団子15個の積み方
お月見団子を供える数は、十五夜にちなんで「15個」です。下から9個、4個、2個と、ピラミッドのように積み上げていきます。
こちらの@kameyogohanさんの動画が分かりやすいので、参考にしながら挑戦してみてくださいね。
お供えする場所は「床の間」のほか、月からよく見える「縁側」や「窓辺」、「ベランダ」などでもOK! お供えした後のお団子は、食べることで月の恵みを分かち合うことができるので、ぜひ家族みんなでいただきましょう♪
アレンジいろいろ!お月見団子を作ろう
白玉だんご
お団子は蒸し器で蒸すレシピが一般的ですが、茹でて作るととっても簡単。
@mariko_lifestyleさんのレシピは、白玉粉と絹ごし豆腐を合わせることで、まん丸もちもちのお団子が作れます。失敗しづらい配合なので、初めての方でも大丈夫! お子さんと一緒に作っても楽しいですよ♪
まずは味を付けずにお供えし、そのあとで好みの味をつけていただきましょう。こちらでは「みたらしあん」のレシピも紹介されているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
かぼちゃお月見白玉団子
まるでお月様のような黄色くて丸いお団子はいかが?
@yuki.e.615さんのレシピは、白玉粉と絹ごし豆腐、そして旬の「かぼちゃ」をたっぷりと使用しています。
とってもやわらかくてもちもちの食感で、おいしさも抜群! 甘じょっぱい「みたらしあん」が良く合いますよ。
白玉うさぎ
お月見といえば「うさぎ」を思い浮かべる方も多いはず。これは、古くから伝わる「月にうさぎが住んでいて、餅つきをしている」という伝承からきているよう。
@shio7769さんのお月見団子は、そんなうさぎがモチーフ。かわい過ぎて食べるのがもったいないほどですが、きな粉や黒蜜、バニラアイスなどでカスタマイズしながら食べる楽しさをぜひ味わってみてくださいね!
ミッフィーとボリスとお花のみたらし団子
うさぎといったら、やはり「ミッフィー」も外せません。
@okunonolifeさんは、ミッフィーのほかに、こぐまのボリスとお花をモチーフにした「みたらし団子」を手作り。3つを並べるととってもかわいいですよね。
お団子は白玉粉に水を加えた生地をこねて作っているそう。成形の仕方も動画で見られるので、参考にしながら作ってみては♪
黒ごまたっぷり!ゴマフあざらしのお月見団子
うさぎの代わりに「あざらし」をモチーフにした@tapi_chunさんのお月見団子。
生地には白玉粉、水に加え、練りごまと黒ごま、お砂糖も混ぜ込んでいます。まん丸に丸めたらお顔をつけてお湯で茹で、氷水で冷やしてきな粉の砂浜に並べれば出来上がり。
とってもかわいくて、黒ごまの香ばしい味わいも◎。お月見団子の新たなスタンダードになるかもしれません♪
【番外編】月見パイ
お団子を洋風アレンジで楽しみたいなら@boku_5656さんの「月見パイ」がおすすめ。
材料はたった2つ。お好みのお団子をパイシートで包み、オーブントースターで8分焼けばサクサクもちもちの「お月見パイ」が完成します。
お団子はこしあん、みたらし、ごまあんなど、何でもOKなので気軽に試してみてくださいね。
お月見団子は地域によってさまざま
お月見団子というと、白くて丸いお団子のイメージがありますが、実は地域によってさまざま。
関東地方のお団子の中には、やや潰れているものもあります。これは、まん丸のお団子は死者の枕元に供える枕団子を思い起こされることから避けられてきたためなのだとか。
また、関西地方の中でもともとお月見団子ではなく里芋がお供えされていた地域では、里芋に似た長細い形の餅にあんを巻きつけたお月見団子をいただきます。
気になるお月見団子があったら、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。