4月4日のあんぱんの日の由来とは？
4月4日は「あんぱんの日」。なぜ、この日があんぱんの日とされているのでしょうか。その由来は、142年前までさかのぼります。あんぱんの起源と言われている木村屋総本店が作って天皇に献上したあんぱんが気に入られたことが始まりのようです。
あんぱんの日とは？
～明治天皇と「桜あんぱん」～
明治8年（1875）4月4日、あんぱんを明治天皇へ献上することになりました。
天皇両陛下が東京の向島にある水戸藩の下屋敷でお花見をする際、お茶菓子として、お出しするためです。
木村親子は、日本を象徴する国花で、季節感を表現できる「桜」に目を向け、
奈良の吉野山から、八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せ、あんぱんに埋め込んでみました。
酒種のパン生地と餡の甘味に桜の塩漬けが絶妙で、この味なら自信を持って献上できると、木村親子は確信しました。
そして「桜あんぱん」は、天皇のお口に召されました。
陛下は大変気に入り、ことのほか皇后陛下のお口に合い、
「引き続き納めるように」という両陛下のお言葉を戴くこととなりました。
以来、店頭のあんぱんにも桜の塩漬けがへそ押しされ、「桜あんぱん」がお目見えしました。
このことから明治天皇に献上された4月4日は「あんぱんの日」として記念日に認定されています。
さらに、あんぱんの日の由来となった日に食されたあんぱんは桜の塩漬けが乗せられた「桜あんぱん」のようですね。木村屋のあんぱんは今でも多くの人に親しまれているパンなので、せっかくの4月4日のあんぱんの日には木村屋のあんぱんを買って食べるのもよいかもしれません。
あんぱんがもっと好きになる、おすすめあんぱん5選
木村屋の桜あんぱんであんぱんの日を満喫
あんぱんの日の由来となった桜あんぱんは今でも木村屋で買うことができます。老舗のあんぱんをあんぱんの日に食べる、というのもなんだかわくわくしますよね。木村屋では色々な種類のあんぱんが販売されているので、桜あんぱんに限らずお好みのあんぱんで4月4日を満喫してみてはいかがでしょうか。
大人も楽しい、アンパンマンのあんぱん！
アンパンマンの顔が描かれたあんぱんは色々なパン屋さんで見かけることもありますが、アンパンマンミュージアム内にあるパン屋さんではアンパンマンの仲間たちのパンを食べることもできちゃいます。このパンの可愛さに、子供よりも大人がテンション上がってしまいそうですね。
あんぱん専門店の「東京あんぱん豆一豆」
東京駅の駅構内にあるあんぱん専門店「東京あんぱん豆一豆」では、専門店なだけに様々なあんぱんが売られています。中でも「東京駅」と印が押されたあんぱんはお土産にぴったりということで人気なようです。東京駅に行く機会があれば、珍しいあんぱん専門店を訪れてみるのもおすすめです。
デイリーヤマザキのご当地あんぱん
デイリーヤマザキでは、販売されている場所の印が押されている「ご当地あんぱん」が売られています（一部販売されていない店舗もあるそうです）。地元はもちろん、旅先や仕事での訪問先などでこのあんぱんに出会えたら思わず買いたくなってしまいそう。記念写真は即インスタにアップですね。
栃木・佐野名物の桜あんぱん
栃木県佐野市の名物として人気の「桜あんぱん」は、たっぷりのこしあんにほんのり桜の香りが広がり、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれるあんぱんです。佐野市だけでなく、宇都宮駅などでも購入することができます。ネット販売もされているので、遠方の方はこちらをチェックしてみて下さい。
あんぱんの日には、お気に入りのあんぱんを
あんぱんと一口に言っても、こしあん、つぶあん、ホイップやバター入りなど様々なあんぱんがありますよね。4月4日のあんパンの日は、せっかくなら自分のお気に入りのあんぱんをおやつや朝食にしたり、新しいお気に入りのあんぱんを見つけにいつもとは違うあんぱんを食べてみたりと、美味しいあんぱん探しをしてみる日にしてみるのもきっと有意義な時間になるはずです。
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