長野のローカルフードを紹介!山菜を使って、 #とりあえず野菜食 しよう

長野は山菜の宝庫!田舎の土手に生えている野草の中にも食べられる山菜は沢山あります。田植えのシーズンだった5月、今回はそんな長野の取れ立ての山菜を使って料理を作ってみました。ぜひ皆さんもローカルフードを堪能して下さい!

皆さんこんにちは。Utoshと申します。僕はこの「おうちごはん」の中で野菜食をキーワードに様々なフードカルチャーを紹介して行きたいと思います。よろしくお願いします。
初回はいきなりハードにローカルフードを紹介!ついて来れるかな?

5月は田植えのシーズン。田んぼの土手にも食材はあります!

5月は田植えのシーズンですね。地方に行けば、日本中至る所で田植えをしている光景が見られると思います。僕の地元長野県佐久市もまさに田植えシーズン真っ只中。僕は普段東京に住んでいるんですが、母方の親戚が田んぼを持っているのでお手伝いに行ってきました。

基本的には田植機を使って一気に植えて行くのですが、機械ではうまく植えられなかった凹凸部分や田んぼの隅など、手植えをしなければ行けない箇所が沢山あります。機械が植えた一本一本をチェックしながら足りなかったら足してを繰り返えさなければいけません。これが最後にして最大の作業です。

田んぼの土手に生えている山菜「のびる」

田植えを終えて一段落している時に見つけた山菜「のびる」。地方によって色々な呼び方があるみたいで、母は「ねぶろ」おばさんは「ねばる」と呼んでいました。

小さなネギのような形をしていて、ネギのようならっきょうのようなニラのような味わいがあります。

スコップなどを使って、土中深く埋まった玉の部分を傷つけないようにまわりからそっと掘り返します!
一カ所見つけると群生しているので、芋づる式に取る事が出来ます。掘り返した左側に沢山のびるが生えているのがわかりますでしょうか?

収穫した取れ立ての山菜をすぐ料理。

取ったままの「のびる」。きれいに洗って泥を取りながら根っこの部分を切り落とします。

きれいに洗うとこんな感じ、ここまでが結構大変だったわけですが、この形にしてしまえば色々な料理にする事が出来ますよ!

のびるのおいしい食べ方

地元の人はのびるをどう料理して食べているのか?
当然気になる訳ですが、天ぷらにしたり(美味しいそう)、酢みそと合えたりといった料理方法があるみたいです。

山菜は油と合わせるのが美味しい!

それ以外の料理方法は無いのかと考えていたら母が、好きが高じて長野に移住してきたとても有名な料理研究家 山本麗子さんの「のびるの豚肉炒め」という料理を教えてくれました。クセの強い山菜は実は油との相性がとても良いのだそうで、油で炒めるとにおいも抜けて食べやすくなるようです。

のびるの豚肉炒め(2人分)

・のびる 200g
・豚肉 200g
・ショウガのみじん切り 小さじ1
・調味料(砂糖小さじ1/2、醤油大さじ1弱、お酒大さじ1弱)

豚ニラ炒めの要領で、豚肉は2cm、のびるは3〜4cmくらいに切り、
鍋に油を入れて熱し、豚肉をいれて炒め、のびるを加えてさらに炒めて、
ショウガと調味料を加えて完成です。

アレンジレシピにも挑戦しよう!

そして最後にのびるを使ったアレンジレシピ「のびるのペペロンチーノ」を作りました。簡単に作れて美味しいですよ。

のびるのペペロンチーノ(1人分)

・パスタ 80〜100g
・のびる 50g
・(その他、紫キャベツなど入れたい野菜 少々)
・アンチョビ(フィレ)2枚
・オリーブオイル 大さじ2
・ニンニク 適量
・鷹の爪 適量

パスタを茹で、フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて香りがでるまで炒めます。
アンチョビと入れ、のびると野菜を入れて火を通し、パスタを入れて、塩こしょうで味を整え完成です。

のびるの他にも美味しい山菜は沢山。調べるのも楽しいですよ!

インスタグラム @utosh
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