出典 : @kurokuro4

調理器具にもお皿にも。いくつあっても使える、竹でできた「ざる」と「かご」

みなさんのおうちには竹製の「ざる」や「かご」はありますか?昔おばあちゃんが使っているのを見た!という方も多いかもしれません。ざるやかごは日本文化の一つであり、古くから日本の家庭では欠かせなかった竹細工の道具。最近のご家庭ではなかなか目にすることも少なくなってきましたが、竹でできたざるとかごには愛されるワケがあります。

なにかと使える「ざる」と「かご」

2017年5月に天然生活から『かごとざる』というムック本が発売されました。
インスタグラムではハッシュタグ「#和んプレート」を付けた投稿で、竹でできた「ざる」や「かご」を使用されている方も多く見かけます。
調理器具としてはもちろん、お皿やおぼん代わりとしても使えてとっても便利。
今回はそんな「ざる」と「かご」の幅広い使い方をご紹介します。

天然生活

かごとざる 2017年 05 月号 [雑誌]: 天然生活 増刊

価格:980円(税込)

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古き良き日本の調理道具「ざる」と「かご」はこんなにも便利

麺にも

もっともポピュラーな組み合わせは「竹ざる×麺類」ではないでしょうか。
清涼感たっぷりの見た目が夏場にはもってこい。一気に雰囲気のある食卓にしてくれます。
竹ざるはステンレスのざるなどでよく見る水の膜ができにくいため、水切れが良く素麺や蕎麦にぴったりなんです。

パンにも

麺やおにぎりだけでなくパンとの相性も抜群。
焼きたてのパンでも竹ざるに置いておけば、湿気や熱がたまらずにサクッとした食感が楽しめますよ。

おやつにも

和菓子はもちろん、クッキーなどの洋菓子にも合いますよ。
ナチュラルな雰囲気が出ますね。
パン同様、焼きたてクッキーの粗熱を取りたい時にも最適です。

ワンプレートごはんにも

ワンプレートごはんに使えばなんだかとっても粋な朝ごはんに。
大葉を敷いておにぎりを盛り付ける方法は真似したいポイント。
種類や色の違う豆皿も竹ざるを使えば統一感が出ます。

食材の準備にも

こちらは「吉田竹細工」の「そばざる」。
「そばざる」ではありますが、しっかりとした深さがあり、奥の(大)は梅がちょうど2キロ入るそうです。
@_kuraso さんいわく、使い込むと写真のように飴色になってくるそうです。
使うことによって変化を楽しめると愛着も湧いてきます。

てしごと舎kuraso

野菜の水切りだけでなく、そのまま食卓に置けるのでお鍋やすき焼きの時は重宝しそう。
洗い物も減るし、お皿に盛り付ける手間も省けるので一石二鳥ですね。

冷蔵庫の中でついつい余りがちな野菜は干し野菜にしてみるのも良いかも。
天然の竹は抗菌性があるそうなので安心して数日間干していられますね。
通気性も良く丈夫なので1つあると便利ですよ。

洗ったお皿の水切りにだって使えます

アイデア満載の使い方。お皿の水切りとしても使用できます。
最近では水切りカゴの断捨離なんていうのも流行っていますが、ちょっとした洗い物だったら竹ザルでも十分水切りができます。

生活に取り入れるだけでぐっとおしゃれに

1つあるだけで何通りもの使い方ができる竹でできた「ざる」と「かご」。
竹細工は日本文化のひとつ。職人さんが丁寧に編んだ「ざる」や「かご」だからこそ、持ちも良く性能も抜群なんです。
なんとなく懐かしい感じがするのも素敵ですよね。
プラスチックやステンレスのザルも良いけど、どうせなら古くから日本で愛されてきた「ざる」と「かご」を一生モノとして大切に使ってみるのも良いかもしれませんね。

調理器具にもお皿にも。いくつあっても使える、竹でできた「ざる」と「かご」

調理器具にもお皿にも。いくつあっても使える、竹でできた「ざる」と「かご」

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