初めての方でも大丈夫!シーン別テーブルコーディネートを学ぼう
今やインスタグラムをのぞけば、おしゃれな食器やカトラリーにランチョンマットなどを使ったお手本にしたい写真がたくさん投稿されています。
とはいえ、いざやってみようとなると「どんな器に盛りつけて、どうすればおしゃれに見えるの……?」と頭を抱えることもしばしば。
そこで今回は、おうちごはん編集部が普段使いしやすくてリーズナブルな器をセレクトし、
1. いつもの朝ごはん
2. ホームパーティー
3. 大人ディナー
と3つのシーンに分けてテーブルコーディネートのテクニックをご紹介。
今すぐ実践できる、初心者さんにも取り入れやすいポイント満載でお届けします!
和食も洋食もマッチする!1日の始まりはワントーンコーデを楽しもう
まず、テーブルコーデを考える時に悩んでしまうのが、食器や小物類の組み合わせ。
お皿の上にのせるお料理の色も考えると「一体どんな色でコーデすればいいの?」となりがちです。
そんな時におすすめしたいのが、ワントーンコーデ!
ワントーンコーデは、その名の通り1色を基本にしたコーディネートのこと。
1色といっても深みのある色から、明るめな色などバリエーションは様々。
料理と器の色を揃えてワントーンにすれば洗練された印象になりますし、あえて料理と反対色の器を使って食材を鮮やかに見せることもできます。
ポイント1:お皿とランチョンマットの色を統一するだけでワンランクアップ
お皿とランチョンマットの色を統一することで、写真のようにスッキリとした印象を与えることができ、食卓全体にも統一感が出て見えますよ。
初心者さんが使いやすいのは落ち着いた色のカラーを基本としたワントーンコーデ。どんな色のお料理ともケンカせずまとまった印象になります。
ポイント2:無難なホワイトではなく、淡いグレーやブルーでワンランク上のワントーンコーデに
お皿を選ぶ際、ついつい無難なホワイトを手に取りがちですが、淡いグレーやブルー、ピンクを選ぶことでよりおしゃれに見えますよ。写真のようにシンプルな模様が入っているアイテムもアクセントになります。
また、ワンプレートごはんを作るときは、直径24cm以上の大き目のお皿が使いやすいです。お皿いっぱいにたっぷり盛り付けるのではなく、余白を取ることを意識して盛り付けるとすっきりと上品な印象になりますよ。
みんなでホムパ!トーンダウンしがちな秋冬のパーティーも、ちょっとした工夫で明るくポップに
お友達が集まるホームパーティーでは、みんなが「かわいい!」と言ってくれるようなフォトジェニックなコーデに挑戦したいですよね。
賑やかにするためにたくさんの色を使ってみるとかえってごちゃごちゃしてしまったり、秋冬の色味だとトーンが暗くなってしまうなんてことも。
そんな時は、メインカラーと正反対の色や柄物アイテムをちょい足しするのがポイントです。
ポイント1:秋冬は赤やブラウンを効果的に使ってあたたかみのあるテーブルに
全体のカラーを調整するときは料理の色も含めて整えることが大事。
写真の場合は、ローストビーフ、アヒージョ、取り皿がブラウン系、ミネストローネ、チーズフォンデュ鍋が赤系。
赤やブラウンをメインカラーにすると温かみのある食卓になり、さらに反対色である野菜や器の緑色が映えてグッと鮮やかに。
メインカラーが青色ならオレンジ、黄色なら紫色と、互いを目立たせる色を効果的に使ってみましょう。とくに、赤や緑は食材でも取り入れやすいカラーなので、調整しやすくておすすめです。
ポイント2:柄物のランチョンマットやウッドプレートで大人かわいい秋冬パーティーを演出
全体のカラーが整ったら、木の温かみがあるカッティングボードやキリム柄のランチョンマットでパーティー感を演出。
トーンダウンしがちな秋冬のパーティーコーデも、ガラス、陶器、布、木製など風合いの違うアイテムや柄物を使うと単調になりませんよ。
チーズフォンデュやアヒージョなど、みんなで取り分けられる料理を食卓にプラスするとよりパーティーが盛り上がるかも!
シックな大人ディナー。決め手はダークトーンとシンメトリーにあり
最後に紹介するコーデの演出は、ワントーン+シンメトリーなレイアウトで引き締まった大人のディナーコーデ!
季節感のあるコーディネートが、さらにワンランク上がるコツやポイントを紹介します。
ポイント1:ネイビー系のワントーンでお肉やパエリアをぐっと引き締め大人っぽく
朝食は爽やかなワントーンがおすすめですが、ディナーはダークトーンで落ち着いた大人の雰囲気にしてみるのもいいかも。
ブラックでも良いのですが、ネイビーなら繊細でエレガントな雰囲気も出るのでパーティーにはぴったり。ネイビーは和食にも合うので普段使いもしやすいですよ。
さらに、ランチョンマットもラメやツヤのあるものを選ぶとよりラグジュアリーに。
キャンドルやオーナメントなどを食卓にちょこっとのせるだけで、いつもとは違った特別感が味わえます。
クリスマスといえば赤×緑が定番イメージですが、今年のクリスマスはいつもと違うカラーの組み合わせを試してみてはいかがでしょうか?
ポイント2:シンメトリーを意識した盛り付け方・配置で整える
パーティーシーンの盛り付け方ってとっても悩みますよね……。
大人のパーティーは、シンメトリーを意識して理路整然と並べると美しく見えます。
上の写真ではパエリアを中心に、取り皿・ランチョンマット・カトラリーが上下対称、スレートと焼き野菜、シャンパングラスとローストビーフも対角に配置しています。
とくに、おしゃれアイテムのスレートには料理を盛りすぎず、少量をきれいに揃えて並べてみるとレストランの前菜のようなプレートになりますよ。
じつは、「大人ディナー」でも使用したネイビーのお皿は「いつもの朝ごはん」のシーンでも使用したものと同じお皿です。
盛り付けるお料理によって左右されがちなお皿もありますが、今回ご紹介しているものは、和食、中華、パスタなどの洋食にもあわせやすく、どんなお料理ともマッチします。
お皿はそのままで、ランチョンマットやカトラリーを変えるだけでも、色々なシーンの食卓を楽しむことができますね。
お気に入りの色や形の食器・テーブルウェアを探しにニトリへ行ってみよう!
テーブルコーディネートのテクニックをたっぷりお届けしてきましたが、いかがでしたか?
パーティーでのコーディネートも紹介しましたが、今回ご紹介したキッチンアイテムを毎日のお料理に取り入れることで、食卓がグンと華やかになり気持ちも楽しくなりますよね。
今まで、おしゃれなテーブルコーデは苦手……と思った方も、まずはお気に入りの色、形を探しにニトリのお店へ行ってみませんか?
きっとお気に入りのアイテムに出会えると思いますよ。
提供元:株式会社ニトリ