ラピュタパンは、焼いた食パンの上に目玉焼きをのせただけのシンプルな料理。

それをパズーとヒロインのシータがあまりにもおいしそうに食べるので、どんな味かだいたい想像がつきながらも、つい食べたくなってしまう魅惑の一品です。

ちなみにパズーはこのラピュタパンを持ち運ぶのに包んだりせず、そのまま直にカバンに入れているようです。ワイルドで男らしいですが、まねはしたくないですね……。

それでは、作り方を見ていきましょう！

オリジナルのラピュタパンの材料は、卵と食パンのみ。ただそれだけで作ると、味がいまいちとの声も……。

こちらの @unasonic さんのラピュタパンはオリジナルの見た目をキープしながら、目玉焼きの作り方に少しだけ工夫しています。それは、オリーブオイルをひいたフライパンに塩を振りかけてから卵を入れていること。

そうするとほんのり塩味のついた目玉焼きになっておいしさがグーンとアップします。原作そっくりの見た目は、見ているだけでもテンションが上がりますね！

もっとしっかりした味をお好みなら、マヨネーズのせがおすすめ。

作り方はとても簡単で、食パンの上にマヨネーズで土手を作り、その中に卵を落として、オーブントースターで卵が半熟になるまで焼くだけ。

卵はぜひ半熟トロトロで！　クリーミーなマヨネーズと相まって濃厚な味わいになります。
焼くときにアルミホイルを下にしいておくと、パンだけが焦げるということがなくなりますよ。

野菜をのせるスタイルも人気で、さまざまな色の野菜を使ったカラフルなラピュタパンが続々登場しています。

赤キャベツをのせた @higuccini さんのラピュタパンは、黄身の黄色とキャベツの紫とのコントラストがとてもきれいです。味付けは塩、こしょう、リンゴ酢でシンプルに仕上げています。

ふつうのキャベツでもいいけれど、気分が上がるのは断然こっちですね。

野菜のせラピュタパン、まだまだあります！

クリーミーなアボカドは、トロトロの半熟卵と相性抜群！

アボカドを薄くカットしたら、横にスライドさせて「アボカドローズ」に。そのとき、アボカドで卵を囲うようにすれば、卵がパンからこぼれなくていい感じです。

こちらはパッと見、海藻かな？　と思いきや、青汁でおなじみのケールでした！

苦みが強い野菜というイメージのあるケールですが、その苦みこそが体にはいいのだとか。卵とからめて食べるとマイルドになり、おいしくいただけます。

パクチー味の新商品が続々登場し、いまやすっかり市民権を得たパクチーが、ラピュタパンにも参戦！

@yume_ms さんはフレッシュなパクチーをたっぷりのせて、ピーナッツとゴマでアクセントをつけています。

塩・こしょう、オリーブオイルでシンプルに味わうも良し、パクチーをゴマ油とナンプラーで和えてよりアジアを感じるのも良しです。

いっそのこと、いろんな野菜をサラダのようにモリっとのせてもいいですね。

サクッとしたトーストとシャキシャキした野菜の食感が楽しく、おなかの満足度も上がります。バランスや配色を考えて盛り付けるのも楽しそうです。

冷蔵庫に野菜が残っていたら“トーストにのせる”という選択肢もぜひ加えてくださいな。

「野菜もいいけど、お肉がないと始まらない」という肉食派の方、お待たせしました！

@tanaka_wataru さんのラピュタパンは、こんがり焼いたウインナーが魅力。

かじった瞬間、ジューシーな肉汁がじゅわっと出てきそうじゃないですか？　もう、手が汚れてもいいから、豪快にかじりついちゃいましょう！

ウインナーをパンにのせると食べにくいなら、ワンプレートに盛り付けてはいかが？

これならウインナーを卵の黄身にからめて食べることもできますね。野菜も添えれば、栄養バランスのとれたすてきなカフェごはんのできあがりです。

目玉焼きとハムは、朝食でも「ハムエッグ」としておなじみの名コンビ。

@marmaladeengine さんはそこにマヨネーズも加えて、さらなるうまみをプラス！　トロトロの卵とハムの塩気とマイルドなマヨネーズが一体となった味わいは格別ですよ。

こちらのラピュタパンは、バルミューダで焼いた食パンにオリーブオイルで焼いた目玉焼き、プロシュート、パルミジャーノ、黒こしょうをのせた贅沢なひと品。

燻製しない生ハム、プロシュートは塩分が低く甘みがあるので、パンとの相性が抜群です。これはぜひワインと一緒に味わいたいですね。

肉そぼろといえば、ごはんのお供として優秀ですが、パンが相手でもいい仕事をしてくれます。

@mayuko.sa さんの肉そぼろはピリッとスパイシー。ここに酸味の強いすだちをかけていただきます。その刺激的な味わいにごはんならぬ、パンが進んじゃうことうけあいですよ。

バタートーストの上に目玉焼きとねぎとごまをのせ、しょうゆをたらり。これだけで和風テイストの絶品ラピュタパンが完成。やはりバターしょうゆ味って最高ですね！

どこの家庭にもありそうな材料なので、気軽に挑戦してみてはいかがでしょう？

ひじきとパンは一見ミスマッチなようですが、意外にも相性ぴったり！

ひじきの煮物は味がしっかりしているので、ほかに味付けがいらないのも楽ちんですね。栄養満点のひじきは、ぜひたっぷりのせて召し上がれ。

ついつい作りすぎてあまってしまうカレー。もしおうちの冷蔵庫の中に眠っていたら、それもラピュタパンにしちゃいましょう。

お肉も野菜もとれるので、栄養もばっちりでおなかも満足。欲張りな私はここにチーズものせたいです！

わぉ！　なんておしゃれなラピュタパンなんでしょう。

パンに塗られたソースは、ミニトマトをバルサミコ酢でクタクタになるまで煮詰めたもの。これをトーストに塗り、カリカリに焼いた目玉焼きをのせています。そして仕上げに塩・こしょう、クミンシード、オリーブオイルを少々。

気になるその味わいは、濃縮したトマトの甘みとうまみ、バルサミコの酸味、卵のまろやかさのハーモニーが絶妙なのだとか。うーん、食べてみたいですね！

見た目のインパクト大のこちら。ラピュタパンの上にのっているのは、そう、まさかのシュウマイです！　一見、ミスマッチのようですが、これが意外にも合うんです。

シュウマイは冷凍食品でもOKで、@miyuki.meshi.ac さんは冷凍のシュウマイを焼いてみたところ、皮がモチモチになっておしくなったそうですよ。

ボリューム満点なので、がっつり食べたい方におすすめです。

野菜でもお肉でも、だいたい何をのせてもおいしいラピュタパン。これらのアレンジをパズーが知ったら驚くでしょうね。できることなら、育ちざかりの彼にこそ試してもらいたい！

食材にこだわって思いっきり凝ることもできれば、冷蔵庫にある物でお手軽にアレンジすることもできちゃう。気分やお好みに応じて、ぜひ自分だけのラピュタパンを作ってみてくださいね。