
ベビー食器ってどんなものがいいの?
母乳やミルクで栄養を摂っていた赤ちゃんが、大人の食事に近い“幼児食”へと移行する過程の食事が「離乳食」。
首がすわり、支えがあればお座りができて、食べ物に興味を示すようになってきたら始めるタイミングで、大体、生後5~6カ月ごろといわれています。
ベビー食器と一口に言っても、材質や形もさまざま。たとえば、プラスチックやメラミン製の食器なら軽量で扱いやすいし、木製であれば熱いものを入れても食器が熱くなりにくいなど、それぞれ特徴が異なります。
赤ちゃんとママにとってどれが使いやすくて便利なのか、比較しながらじっくり選びたいですよね。今回は、個性あふれる5つのブランドをピックアップ。それぞれの商品の魅力をご紹介します!
【1】DESIGN LETTERS(デザインレターズ)
2009年創立のデンマークのブランド「デザインレターズ」。建築家アルネ・ヤコブセンが創り出した美しいタイポグラフィを使用したマグ、プレート、キッチン雑貨など、シンプルで洗練されたアイテムが揃います。キッズ・ベビー向けの商品もおしゃれで、ママたちに大人気!
大人も使いたい!メラミン食器シリーズ
大人気のメラミン食器シリーズ。軽くて丈夫なメラミンは、使い勝手も抜群。しかもこのおしゃれなデザイン、大人が使っても全く違和感がないですよね。
この食器なら、離乳食作りのモチベーションも上がりそう。どの形も使いやすそうで、あれこれ揃えたくなりますね。
@dolly_1231 さんの1歳になったお子さんが食べているのは、「ササミとブロッコリーのクリーム煮」。シンプルなモノトーンの食器だから、ブロッコリーのグリーンがきれいに映えます。
食器が料理を引き立ててくれるので、何をのせてもおしゃれに見えそうです!
おままごとセットもおしゃれ過ぎる!
おしゃれなキッチングッズだな~と思ったら、なんとこちら、おままごとセットなんです! おままごとセットというとカラフルでかわいいイメージだけど、こんなモノトーンで落ち着いたデザインもすてきですよね。
@akkiy_official さんいわく、「軽量だから落としても床に傷が付かないのも最高」とのこと。BPAフリーなので、たとえ舐めてしまっても安心ですよ。
おままごとセットはまだ早いかな……と思いつつも、ついつい買いたくなってしまいそう。子どものいない私でさえ、インテリアに欲しいぐらいです!
【2】10mois(ディモワ)
フランス語で“10カ月”という意味の「ディモワ」。「新しい命を心待ちにする大切な時間を心地よく幸せな気分で過ごして欲しい」という思いが込められた商品は、やさしいカラーとシンプルでシックなデザインが特徴。くまさんや星のモチーフがやさしく見守ってくれます。
かわいいだけじゃない!mamamanma(マママンマ)プレートセット
こちらは、1枚皿と仕切り皿の2枚のプレートにカトラリーがついたセット。モクモクとした雲のかわいい形とスモーキーカラーが赤ちゃんにぴったりですね! ちなみにこの形は、ごはんを集めやすく、すくいやすいという利点があるそう。
素材は、竹と有機物でできているバイオマスプラスチック製。竹の持つ天然の抗菌作用で、赤ちゃんの食べるものを安全に守ってくれます。
カラーは上のピンクとこちらのブルーの2色。お皿が2枚セットなのは、月齢や時期に合わせて使い分けできるからなんです。
たとえば7~8カ月のモグモグ期は仕切り皿1枚だけを使って、おかゆとおかずを入れたり、9~11カ月のカミカミ期には、主食とおかずの2プレート使いで栄養満点のごはんにしたり。
離乳食卒業後は、キッズのおやつ皿やごはんプレートとしても使えますよ。
商品の詳細は、@angers_kukkajapuu さんのプロフィールURLからも見られるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【3】La Luz(ラ・ルース)
スペイン語で“光”という意味を持つ「ラ・ルース」。小田原に木工場を構え、用途と材質を吟味しさまざまな種類の木でオリジナル商品を作り出しています。木の素材感、手作りのぬくもりが感じられる商品の数々は、大切な人への贈り物にもぴったりです。
持ち手にワザアリ!ベビースプーン&フォーク
ベビースプーンとベビーフォークがセットになったこちらは、カーブした持ち手が特徴的。赤ちゃんや子どもの小さな手になじみやすく、ママが食べさせる時も持ちやすく安定するそう。
素材は、木目が細かくカトラリーに適した「サオ」という木を使用。木製なので、熱くなり過ぎず、金属の物よりも口当たりがやさしいのも魅力です。
また、天然木を使った手作りなので、木目や色目、大きさが微妙に異なるのも味わい深いです。なにより、このかわいい見た目にもほっこりします!
【4】ル・クルーゼ
1925年にフランスで誕生した「ル・クルーゼ」。日本でも言わずと知れた人気ブランドのひとつですよね。赤ちゃんの食事にぴったりな「ル・クルーゼ ベビー」シリーズは、かわいらしい色使いとデザインで、新しい命の誕生をお祝いし、健やかな成長を応援してくれます。
パステルカラーにキュン!「ル・クルーゼ ベビー」シリーズ
ミルキーピンクやパステルブルーなど、やさしいパステルカラーが目を引く「ル・クルーゼ ベビー」の食器。@setsuna_178 さんもこのミルキーピンクが「かわいすぎる」とお気に入りのようです。
素材は、キズが付きにくいストーンウェア(陶磁器)。耐久性に優れているので、離乳食卒業後も長く活躍してくれそうです!
「ル・クルーゼ ベビー」には、クマの顔をモチーフにした食器もあります。このかわいさなら、赤ちゃんもきっと喜んでたくさん食べてくれそうですよね。
@mipopo5783 さんのお子さんはもう離乳食は卒業されていますが、食器はまだまだ大活躍。
マルチプレートの上には、ポークチャップ、卵焼き、サラダ、そしてクマのラムカンの中に赤かぶのポタージュが。ベアー・プレートの中には、ごはんとフルーツが入っています。食器もごはんもとってもすてきですよね。
【5】agney(アグニー)
天然素材を使い、職人さんがひとつひとつ丁寧に仕上げていく「アグニー」の食器。お食い初めから離乳食、普段使いまで、ぐんぐん成長する子どもたちのシーンに合わせて、いろいろな用途の食器が揃っています。創造性をはぐくむデザインや、つかみやすさと安定感を配慮した設計、すくいやすさを考えたカーブなど、随所にこだわりが満載です!
使い方いろいろ!お食い初め食器&プレート
こちらはお椀×2、お皿×3(大・中・小)、お箸×1が入った「お食い初め6点セット」。シンプルだから長く使える、お食い初め食器の定番です。
@r525ynt さんも「その後も使えそうかな」と思い、購入されたそう。今はまだお子さんには大きいようですが、使う日を楽しみに待つのもいいですね。
シンプルな形でほどよい深さのある「はねプレート」も使いやすさ抜群! 小さな手でも運びやすい、羽のような縁部分がポイントなのだとか。
1歳のお子さんを持つ @hinachangohan さんは、おにぎりや、スクランブルエッグをかわいく盛り付け。仕切りがないからたっぷりのせられる上、カフェごはんのようなおしゃれさもありますよね。
朝食はもちろん、ランチ、ディナーにデザート、大人も使えるすぐれもの。そして実は、アウトドアでも人気だそうですよ。一枚といわず、何枚かあってもいいかもしれません。
すてきなベビー食器で毎日のごはんを楽しく!
いずれの食器もおしゃれで、大人も使いたくなるものばかりですよね。
とはいえ、ここでご紹介したものはごく一部。ほかにもさまざまなブランドから発売されているので、気になった方はインスタグラムで #離乳食食器 などをチェックしてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんがモリモリ食べてくれて、毎日のごはんが楽しくなるような、すてきな食器が見つかりますように!