
コチュジャンってどんな調味料?
コチュジャンは辛味と麹由来の甘さが特徴
コチュジャンは米やもち米を麹で糖化させたものに唐辛子を加え熟成させた味噌の一種です。
唐辛子の辛さもありますが、麹由来の甘みもしっかり感じることのできる、韓国生まれの調味料です。
豆板醤・甜麺醤との違い
中華料理や韓国料理によく出てくる豆板醤(トウバンジャン)や甜麺醤(テンメンジャン)という調味料がありますが、コチュジャンとどう違うのか意外と知らないという方も多いかもしれません。
豆板醤はそら豆の味噌に唐辛子の塩漬け、そのほかの色々な香辛料を加えたもので辛みと塩気が特徴です。
甜麺醤は小麦粉と塩、特殊な麹を混ぜて発酵させた味噌のことで、甘さがあるのが特徴です。
日本の調味料で代用しようとするならば、味噌に醤油、砂糖、ごま油を加えて混ぜると似たような風味を出すことができます。
コチュジャンのおすすめ活用レシピ
【1】まずは定番のビビンバに使ってみよう
韓国生まれの調味料であるコチュジャンは、まずは韓国料理の代表的存在・ビビンバに加えるのがのが使いやすい活用方法です。
ビビンバにコチュジャンは欠かせないアイテムでもあるので、コチュジャンを使い慣れていない、どう活用したらよいかわからないという方のはじめの一歩の使い方としておすすめのメニューです。
【2】炒め物に使えばごはんが進むピリ辛料理に
こちらのお写真はズッキーニとひき肉のコチュジャン炒め。
マンネリしがちな肉野菜炒めも、コチュジャンを使うだけで一気に韓国風のテイストに。ごはんが進むピリ辛なひと品を作ることができます。
【3】茹でて混ぜるだけの簡単ユッケ風おつまみ
焼き肉のたれにごま油、醤油、コチュジャンを混ぜ、茹でたニラを和えて卵黄をトッピングした「ニラのユッケ風」。
簡単な材料でぱぱっと作れるのが魅力的ですね。
かさ増しをしたい時はもやしも一緒に茹でたり、鶏胸肉をボイルしたものを加えると食べ応えもアップしてメインのおかずとしても活躍してくれそうです。
【4】身体が温まるコチュジャンスープ
豆板醤ほど辛くなく、テンメンジャンほど甘さが強くないコチュジャンでスープの味付けをすれば、身体があたたまるぽかぽかスープのでき上がり。
夏場でも冷房で冷えた身体を温めるのにぴったりなメニューです。
こちらのお写真のように鶏肉、大根、にんじん、じゃがいも、玉ねぎなど具をたっぷり入れれば満足度の高いごちそうスープになりますね。
【5】ビールのお供にしたいコチュジャンチキン
コチュジャンを加えたたれをたっぷりとつけたピリ辛な手羽先は、冷たいビールとの相性抜群です。
おうちに帰って、この組み合わせで一杯飲めたらその日の疲れも吹っ飛んでくれそう!
こちらのお写真の手羽先は、コチュジャンをお酒で伸ばしてレンジでチンしたものを、塩胡椒で焼いた手羽先に絡めるだけで作れるんだそうです。
お手軽レシピなのも嬉しいポイントですね。
コチュジャンを使いこなしてレパートリーを増やそう
コチュジャンを買ったはいいものの、どのように活用させたらよいかわからなくて冷蔵庫で眠ってしまっているという方は必見のレシピ集です。
辛いものが苦手という方もコチュジャンなら甘さもあるので食べやすいはず。
少量でも料理全体のうまみをぐっとアップさせてくれる調味料なので、コチュジャンを普段使いしてみてはいかがでしょうか。