出典 : @rei_nyanz

Reiさん直伝!この夏のひんやりスイーツは「#フローズンフルーツリー」で決まり

今、インスタグラムで話題となっているひんやりスイーツといえば「 #フローズンフルーツリー 」。スライスフルーツがツリーのように上へ上へとのびる姿は芸術な美しさで、「やってみたい!」と思っている方も多いはず。そこで、考案者であるRei(@rei_nyanz)さんに、フローズンフルーツリーの作り方のコツなどを伺いました!

Reiさんに聞く!フローズンフルーツリーの作り方

どうやって作ってるの?実は意外と簡単なんです!

圧巻な見た目のこちらは、Rei(@rei_nyanz)さん考案の「#フローズンフルーツリー」
フローズンフルーツリーとは、スライスフルーツを重ねて冷凍したもの。
いつものパフェやドリンクにプラスするだけで、グンと華やかになりますよね。

Reiさんが初めて作ったのは上の写真のキウイのフローズンフルーツリー。作り方は、スライスしたフルーツをラップの上に並べて包んだらそのまま冷凍庫へ入れて凍らせるだけなんです。
「キウイは“ツリー”の枝をイメージして、交互に上に向けて開いた感じに重ねました。そこから“フローズンフルーツリー”と名付けました」とReiさん。

フローズンにはキウイの中央部分のきれいなカットを使い、残りの部分も無駄にしないようブレンダーでソースにしているそうで、「この部分も軽く冷凍するとおいしいですよ♪ 私はストレートですが、冷凍する前にハチミツなどの甘味を加えると、お子さんにもおいしく召し上がっていただけますね。水切りヨーグルトにとても合います」と教えてくれました。

この「フローズンフルーツリー」が誕生したきっかけを伺ったところ、実はフルーツを凍らせた「フローズンフルーツ」自体は、ずいぶん前から作っていたのだとか。

原点は「フローズンフルーツ」にあり!

こちらがその「フローズンフルーツ」で、この時はシャインマスカットが使われています。このように凍らせたシャインマスカットをグラスに入れてスパークリングウォーターを注げば、最後まで炭酸が薄まらずに冷たいまま楽しめちゃうんです。なんてすてきなアイデアなんでしょう。
「グラスに入れたマスカット、つながって見えますよね。今思えばこのカタチが、最初のキウイの重ね方の原点になっていたのかもしれません」とReiさん。

現在は居酒屋でも輪切りフルーツのフローズンをサワーなどのお酒に“沈めた”商品を見かけますが、Reiさんの場合はあくまでも“食べられること”に重きを置いていて、見た目にも並々ならぬこだわりがあるよう。
「“沈める”のではなく、“高さ”を持たせた方が楽しいと思ったんですよね。それならばデザートに使ってみよう!と。それもただ重ねるのではなく、少し動きを持たせてかわいくしたくて。それで、傾けてみたり、型抜きしてみたり、彩りを持たせてみたりと、いろいろと調子にのってみました(笑)」。

Reiさんがそう語るように、すでにさまざまなバリエーションが生まれています。
そんな「フローズンフルーツリー」の数々をご本人のコメントとともに一挙ご紹介します!

今すぐマネしたい!Reiさんの「フローズンフルーツリー」

長短の苺がポイント!

こちらの苺のフローズンフルーツリーは、長いものと短いものを2本作って挿しているところがポイント。「苺は別々の方向に挿してみたら、動きが出てバランスよくなりました。今のところ、これが一番食べやすかったかも(笑)。フローズンフルーツリーに使うフルーツはスライスしたものなので、意外と少ない量で済むんです。たくさんの来客の際も、少量のフルーツでちょっと豪華に演出できるのでおすすめです」。これが訪問先で出てきたら、思わず歓声をあげちゃいますよね!

ハート型の苺にキュン!

ハート型の苺が存在感いっぱい! このすてきなアイデアが生まれたきっかけは、「実は苺の在庫が少なかったので、苺を輪切りにしたことがきっかけです。ただスライドしただけではつまらなかったので、ハート型につなげて凍らせました。これが逆に安定感を生んで功を奏しました。フローズンフルーツリーはアイスに挿したので溶けにくかったです」。少ない量の苺でもかわいく仕上げるところがさすがです!

フルーツいっぱい!ビタミンカラー

オレンジや苺、キウイなどフルーツいっぱいの豪華なひと品。「初めてたくさんのフルーツをミックスさせて作りました。オレンジはそのままパクリといけるように皮を剥いてから凍らせてあります。あわせたアイスが冷たかったせいか、相乗効果でフローズンフルーツリーも溶けにくくて比較的ゆっくり写真が撮れましたよ」。アイスとの組み合わせは最強ですね!

グイグイ進む♪シトラスモヒート

フローズンフルーツリーはお酒にもぴったり! こちらは爽やかな味わいの「シトラスモヒート」。
「レモンとライムを交互に重ねることでカラフルになりました。ただスライドして重ねるのではなく、少し動きを持たせて重ねると楽しいです。ちなみに1つだけグレープフルーツも参加しています」。飲み進めながら1つずつグラスに入れていくとまた違った味わいになり、味の変化が楽しめるそう。
「とってもおいしくて、結果、3杯も飲んでしまいました~(笑)。フローズンフルーツリーが沈んでしまわないよう下に氷を入れているのですが、もっと長くしてフルーツリーだけにすれば、お酒が薄まらずに最後まで楽しめるなぁ~と思いました。次回は氷無しで♪」。これはたしかに飲み過ぎてしまう気持ち、分かります(笑)。見た目も涼しげで、暑い日には特にたまりませんね!

【一問一答】もっと知りたい!フローズンフルーツリーのあれこれ

最後に、上手に作るコツや素朴な疑問を、Reiさんに聞いてみました!

――上手に作るコツは?

最近はたくさんの方がさまざまなアレンジを投稿なさっていて、楽しく拝見しておりますが、その中で「折れる」「溶ける」「崩れる」といった感想を見かけます。
私からもコメントを入れさせていただくこともありますが、「2~3時間しか凍らせていなかった」と返信をいただくことがほとんどでした。
少なくとも1日は冷凍した方がよいです。私はまとめてたくさん作って冷凍して、食べたい時に使っているので結果、3日以上冷凍しています。しっかり芯まで凍っているので、丈夫なのかもしれません。また、冷凍の際は、フルーツの重なる部分を気持ち、くっつけるように押さえてから冷凍すると崩れにくようです。

――どうやって食べてる?

実は最初のころは、ガッツリ手で食べていました(笑)。そうするとお手拭きが必要になってしまうので、今はポキポキ折って食べやすくしてから、あわせた水切りヨーグルトやアイスと一緒に食べています。うちの娘は上からパクッといくのが楽しいようで、ホントに楽しそうに食べてくれています。

――これまで作った中でもお気に入りは?

これは難しい質問です~。実は……最近は、お友達のバースデーのお祝いも兼ねて投稿しています。それぞれに、その人を想いながらイメージを重ねて作っているので、順番はつけられないですね。

――今後作ってみたいフローズンフルーツリーは?

フローズンがおいしい季節の到来とともに旬のフルーツも次々に出てくる時期です。食欲のない日も旬のフルーツでビタミン補給ができて、カラフルな楽しいアレンジに元気をもらえるようなフローズンフルーツリーを作っていきたいです。ただし、調子にのり過ぎてビッグサイズになり過ぎないよう、初心に返りつつ……(笑)。

――これから作りたいと思っている方に何かメッセージがあれば。

このフローズンフルーツリーには何のルールもありません。もちろん、私の専売特許でもありません。タグを考えて付けたのも、どなたかが見て「やってみようかな」と思ってくださった時に、タグを頼りに皆さんのアイデアを見にいけたら楽しいな、と考えたからです。
我が家で作った時に20歳の娘がこんなに喜ぶんだから、たくさんのご家庭で楽しんでいただけるのではないかしら? と軽い気持ちで投稿しました。
ですから、気軽に、自由にアレンジしていただいて、楽しく食べて、笑顔の会話が広がれば、それが何よりうれしいです。今では皆さんの投稿を見て私の方が楽しませていただいていて感謝しております!

Reiさん、ありがとうございました!

フローズンフルーツリーで暑い季節を乗り切ろう!

涼しげな見た目でインパクトがあって、食べておいしいフローズンフルーツリー。
これからやってくる暑い季節、冷凍庫に常備してあったら元気が出そうですよね。
作り方も意外と簡単なので、あなたも好きなフルーツで作ってみませんか?
その際はぜひ「#フローズンフルーツリー」のタグをつけて投稿してみてくださいね!

Rei (@rei_nyanz) さんのインスタグラム
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Reiさん直伝!この夏のひんやりスイーツは「#フローズンフルーツリー」で決まり

Reiさん直伝!この夏のひんやりスイーツは「#フローズンフルーツリー」で決まり

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