
お味噌汁で夏バテや熱中症にさよなら!
みなさんは最近、お味噌汁を飲んでいますか?
私は以前まで夜ごはんには必ずお味噌汁をつけていたのですが、最近は冷たい麺やカレーばかり食べているせいか、飲む機会が減ってしまっています。
でも、実は夏こそ、お味噌汁がカラダにいいんです!
お味噌の主原料である大豆は、“畑の肉”といわれるほど良質のたんぱく質がたっぷり。そのほかにもビタミンやアミノ酸、イソフラボン、食物繊維など多くの栄養がたくさん含まれているので、健康と美容にうれしいこと尽くしです。
また、特に注目したいポイントは、熱中症を予防する際に重要なミネラル成分や、汗で失った塩分などを取ることもできること。今年の夏は特別暑いので、お味噌汁で上手に水分補給できたらいいですよね。
そこで、今の季節だからこそ作りたい、お味噌汁をご紹介。ついつい具材がマンネリになってしまうという方も必見です!
夏にお勧め!おいしいお味噌汁のアイデア8選
夏野菜たっぷりで目にもおいしい
こちらは長野県の諏訪湖畔からほど近い位置に本社を構える、ひかり味噌󠄀株式会社(@hikarimiso)のInstagramよりピックアップ。
ズッキーニやパプリカ、なす、トマトなど夏野菜がたっぷり入ったお味噌汁です。
夏野菜には水分やカリウムが豊富に含まれているものが多く、カラダにこもった熱を下げる働きがあるのだとか。このビタミンカラーも見ているだけで元気が出そうですね。
hikarimiso炒め夏野菜の味噌汁
【材料(2人分)】
#ズッキーニ 1/2本
#パプリカ 1/2本
#なす 1/2本
冷凍 #かぼちゃ 3個
#トマト 1/2 個
円熟こうじみそ スティックみそ 2本
水 400ml
オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
1)野菜を食べやすい大きさに切る。
2)鍋にオリーブオイルとトマト以外の野菜を入れ、中火で炒める。
3)2に水とトマトとスティックみそを入れ沸騰させる。
4)野菜がやわらかく煮えたら出来上がり。
野菜は煮る前に炒めることでコクがプラスされるそう。旬の野菜は栄養価が高く、その時期のカラダに必要な栄養素がたっぷり。味も濃くておいしいので、積極的に取りたいですね!
ニラと卵でスタミナ満点!
こちらも、ひかり味噌󠄀株式会社(@hikarimiso)のInstagramから。
たっぷりのニラとポーチドエッグが入ったスタミナ満点のお味噌汁です。とろ~っとした卵もたまりませんね!
hikarimisoニラと卵の味噌汁
【材料(2人分)】
#ニラ 1/3束
#卵 2個
だし汁 400ml
#円熟こうじみそスティックみそ 2本
白いりごま お好み
ごま油 お好み
【作り方】
1)鍋にだし汁を沸かし、卵を割り入れてスプーンで白身をまとわせながらポーチドエッグをつくる。火を弱めてスティックみそを入れる。
2)1にざく切りにしたニラを入れ、サッと火を通す。
3)器に2を盛りつけて、お好みでごまを振り、ごま油を垂らして出来上がり。
ひかり味噌󠄀株式会社の公式アカウントには、ほかにも旬の素材を使ったお味噌汁がたくさん投稿されています。
ホームページでは味噌汁以外のレシピも公開されているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね!
ピリ辛の肉味噌が食欲をそそる!
実践料理研究家でみそ探訪家の @iwakimisakimiso さんは、日本の伝統調味料であるみその魅力を伝えるべく、毎日のようにお味噌汁を投稿されています。
こちらは、豚ひき肉とお豆腐を入れたボリュームあるひと品。豆板醤で辛さを効かせて、暑い日に気合いが入る味付けに仕上げています。
にんにく、しょうが、ごま油の香りで、どんどん食欲がわいてきそうです!
鍋にごま油、しょうが、にんにくを入れ火にかけ良い香りがしてきたら、ひき肉と酒を入れる。ひき肉に火が通ったらみそと豆板醤を入れ、水を加えてひと煮立ちさせる。
おわんに豆腐を盛り、肉味噌汁を注ぐ。
「ピリ辛肉味噌汁」
#ごま油 小さじ1/2
#おろししょうが 小さじ1/2
#おろしにんにく 小さじ1/2
#豚ひき肉 50g
#酒 大さじ1
#合わせみそ 大さじ2
#豆板醤 小さじ1/2
みず150ml
木綿豆腐50g
@iwakimisakimiso さんは、ほかにも「ベーコンのみそ汁」や「豆腐の冷汁」など魅力的なお味噌汁を作り方とともに投稿されているので、参考にしながら作ってみてはいかがでしょうか。
とろ~んとした緑なすが美味!
@hanakumalucy さんのお味噌汁には、旬の緑なす(青なす)がたっぷり。
緑なすは加熱すると果肉がとろけるような食感になるのが特徴で、お味噌汁に入れてもおいしいそう。トッピングした青じそのすがすがしい香りも夏にぴったりです!
鯖の水煮缶で出汁いらず
@minaporhonen54 さんのお宅では、鯖の水煮缶を使ったお味噌汁が人気!
ちょっと珍しいこのお味噌汁は、長野県ではよく食べられているそう。お鍋に好きな野菜を入れたら鯖の水煮缶と味噌を入れるだけで完成。水煮缶の汁も入れるので出汁いらずだそうですよ。
夏はあまり手間をかけずに、ちゃっちゃと作れるものがうれしいですね。
凍り豆腐の食感が楽しい
こちらは、@kitchen_392 さんが凍らせた木綿豆腐とオクラ、玉ねぎを合わせて作った豆乳味噌汁。
凍り豆腐は、普通のお豆腐とも高野豆腐とも違った食感が面白いそうですよ。お豆腐が余ったら冷凍庫に保存するのも手ですね!
ピーナツバターが冷や汁に合う!
夏は冷たいお味噌汁もおいしいですよね。@kaorinkitchen さんは、九州の夏の郷土料理「冷や汁」を簡単にアレンジ!
作り方は味噌にピーナツバターを合わせ、お好みの薬味や具材を加えます。そして仕上げに生姜の絞り汁をかければ出来上がり。
コクがありながらも生姜がさっぱり感をプラスしてくれるから、あっさり食べられるはず。@kaorinkitchen さんのレシピを参考にぜひ作ってみてくださいね!
______ 【ピーナツバター味噌の冷汁】______
材料: 約4人分
.
米みそ 60g
ピーナツバター 25g
きゅうり 1本(板ずりしてスライス)
茄子 1本 (水にさらして塩もみ)
みょうが 2本(輪切り)
青じそ 5枚(せん切り)
白ごま 大さじ1.5(香ばしく炒る)
木綿豆腐 1/2丁 (臭みをとるため湯がいておく)
だし汁 300cc
生姜の絞り汁 大さじ1 .
.
☞ 全ての材料をすり鉢でよく混ぜ合わせる。
冷蔵庫で約 1〜2時間おいて馴染ませておくと薬味の味が出汁に移ってより美味しいです。
これ1つで満足!冷や汁そうめん
@yuyu_choa さんは、冷や汁をそうめんのつけ汁にアレンジ。
お味噌の出汁に豆腐を潰して入れ、甘塩鮭、ミョウガ、塩もみ茄子、きゅうり、シソ、ごまと一緒に合わせています。
そうめんだけだと物足りないけれど、こんなふうに具だくさんの冷や汁と合わせれば、栄養も満足度もばっちりですね!
お味噌汁だけあれば大丈夫!
暑い日はなるべく火を使いたくないので、ごはん作りはできるだけ簡単に済ませたいところ。具だくさんのお味噌汁ならそれだけで十分栄養が取れます。
お豆腐や油揚げ、わかめはもちろん、肉や魚介、野菜、きのこなどどんな具材でも大抵おいしく仕上がるお味噌汁。
いろいろなアレンジを楽しみながら、夏も元気に過ごしましょう!