
そもそも「豚こま」ってなに?
豚こまとは、ロースやバラなどを整形するときに出る肉の切れはし。いろいろな部位が混ざった肉のことです。
スーパーでパックの豚こまを見比べると脂が多かったり、赤身が多かったりと違いがありますよね。なので、好みのお肉をじっくり見極めて選ぶと良いかと思います。
ちなみに、基本的に豚肉はお肉の色がきれいなピンク色をしているもの、脂身もきれいな白色をしているものが理想的。
パックにドリップ(肉汁)がたくさん出ているものは鮮度が悪いので、避けた方が良いようです。
冷凍はもちろん、つくおきにも!
豚こまをまとめて大量に買ってしまったら、やっぱり冷凍保存が便利!すぐに使わないのであれば、なるべく新鮮な状態で冷凍した方がおいしくなります。
また、下味をつけて冷凍すれば、いざ調理する時、時短になって便利!
「豚こまのローズマリー漬け」や「豚こまの塩麹みりん漬け」などいろいろなバリエーションの下味冷凍をしておけば、飽きずに楽しめますね。
バリエーション豊富!豚こまのアレンジレシピ
ここからは、豚こまのアレンジ術をピックアップしてご紹介。炒め物だけでなく、実はバリエーション豊富なんです!
レンジで8分!豚バラとなすのバタぽん蒸し
こちらの「豚バラとなすのバタぽん蒸し」は、電子レンジで8分チンすればできあがり。暑い日に火を使わなくていいのは助かりますよね。
しかも、味の決め手はポン酢だけだから、調味料をあれこれ混ぜる必要もなし。気になるお味は、バターのコクとポン酢のあっさり感がくせになる味わいだそうですよ。
ボウルに・豚コマ肉・なす・ポン酢・バター・大根おろしを入れてレンジで8分加熱したら、コクうまアッサリな「豚バラとなすのバタぽん蒸し」の完成😌
煮込まなくても大根おろしを入れることでしっかりと具材に味が絡む!
さっと作れる上、洗い物も少なくて済むので、忙しい方にもおすすめです!
カリカリ♪豚こま油淋鶏
油淋鶏といったら鶏肉で作るものと思い込んでいませんか? 実は豚肉もありなんです!
@yuuyuu514 さんの「豚こま油淋鶏」の調理時間はなんと10分で、「鶏肉よりも簡単かも?」とのこと。しかも油は大さじ3のみで揚げずに作れるので、とってもヘルシーなんですよ!
豚こま200gに塩こしょうをし
片栗粉大さじ3をまぶして
フライパンでカリカリに揚げ焼きに♪
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あとは
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長ネギ1/2本
ポン酢大さじ3
ごま油、ごま各大さじ1
オイスターソース、砂糖各小さじ1
しょうが、にんにくチューブ
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で作った油淋鶏だれを
かけたら出来上がり♡
カリカリに揚げ焼きした豚肉に甘酸っぱい香味だれ……。想像しただけでもたまりません!
旨みがたっぷりな上、ポン酢効果で後味はさっぱりなのだとか。これは、ごはんもビールもどんどん進んじゃうこと間違いなしですね!
冷めてもおいしい!大葉入り豚こまつくね
豚こまで、つくね風のおかずも簡単に作れます!
@ai.ouchigohan さんの「大葉入り豚こまつくね」は、豚こまに焼き肉のタレなどを揉み込み、フライパンで焼くだけ。
「焼き肉のタレだけだと重いかな?」ということで、さっぱり爽やかな大葉をプラスしたところ、これが大正解だったよう。冷めてもおいしくて、お弁当にもぴったりですよ!
香ばしい♪豚こまのごま焼き
豚こまを生姜醤油で味付けし、片栗粉をまぶしてカリッと焼きあげる「豚こまのごま焼き」。
豚こまの薄いお肉なら漬け込み時間が短くて良くて、火の通りが早いのもうれしいポイントです。お弁当にもおつまみにも合うおかずなので、気軽に作りたいですね。
食欲そそる!豚こま唐揚げ香味ソース
みんなが大好きな唐揚げ。豚こまを使うと切る手間も不要で、サクサク食感の唐揚げができあがります。
@oga_gohan さんの豚こまの唐揚げには、お手製の香味ソースがたっぷり。気になるソースの中身は万能ネギ、チューブ生姜、やみつき塩キャベツのたれ、酢、かんたん酢、醤油、ごま油だそう。その顔ぶれを聞いただけでもう、ビールを買いに走りたくなります(笑)。
カラッと揚がった唐揚げと、たっぷりのネギが食欲をそそりますね。千切りキャベツやトマトを添えれば、これだけで大満足間違いなしです!
スタミナ満点!豚こまと小松菜の生姜炒め
@yuyu_kitchen さんは、豚こまと栄養価の高い小松菜を炒め合わせ、スタミナ満点のひと皿に。生姜の効いたしっかり味だから、ごはんがモリモリ進んでしまいそう。
お浸しなど副菜のイメージのある小松菜も、お肉と合わせれば立派なメインになりますね。
揚げない♪豚こまのカレー揚げ
こちらの「豚こまのカレー揚げ」は、カレー揚げと言いつつ、漬け込み不要で、揚げなくていいんです!
作り方は、豚こまにカレー粉やにんにくチューブなどを揉み込み、片栗粉をまぶしたら揚げ焼きするだけ。
思い立ったらすぐ作れるぐらい簡単なのだとか。きれいなきつね色が食欲をそそりますね。仕上げにチーズを振ってもおいしいそうですよ。
技あり!なすと豚こまのレモン南蛮漬け
こちらは、豚こまとなすをフライパンで焼き、南蛮だれに漬け込んだ「なすと豚こまのレモン南蛮漬け」。
@yuuyuu514 さんの南蛮だれは、お酢の代わりにレモン汁を使っているんです。それだけでいつもの南蛮漬けがちょっと変わった仕上がりになりますよ。
なすは大さじ2の油をまぶして蒸し焼きにしています。少ない油でもしっかり火が通って、なすは中までとろとろに。味もしっかり染みるので、ごはんにもお酒にも合うそうですよ!
【材料:2人分】
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豚こまぎれ肉...200g
なす...3本(300g)
a めんつゆ(3倍濃縮)、レモン汁...各大さじ2
a 砂糖、ごま油...各大さじ1
a しょうゆ...小さじ2
a 輪切り唐辛子...小さじ1〜
片栗粉...大さじ1〜2
サラダ油...大さじ2
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【作り方】
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①豚肉はしょうゆ・酒各小さじ1(分量外)を揉み込み、片栗粉を薄くまぶす。なすはヘタを取って縦横半分に切り、さらに縦に3等分に切る。
②フライパンに①のなすを入れ、サラダ油をまぶす。蓋をして中火にかけ、時々上下を返しながら5分ほど蒸し焼きにする。全体に火が通ったら、【a】を合わせたボウルに漬け込む。
③同じフライパンに①の豚肉を広げる(油が足りない場合は足す)。2〜3分焼いたら裏返し、もう片面も1〜2分焼く。全体に火が通ったら、②のボウルに漬け込む。
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作りたてよりも
少し時間を置いた方が
味がよく染みて美味しいです!
冷蔵保存で3~4日ぐらい持つそうなので、少し多めに作っておいてもいいですね。
お肉が柔らかい♪豚こまdeビビンバ丼
お肉も野菜もとれるビビンバ丼は、それだけでバランスのいい食事になる便利なメニュー。
@yuuyuu514 さんの「豚こまdeビビンバ丼」は、ほうれん草をサッと茹でてナムルにし、豚こまをフライパンで炒めて焼肉のたれで味付けするだけ。
調理時間は約10分と短く、しかもお肉が柔らかく仕上がるんです!
詳しくは、@yuuyuu514 さんのブログに掲載されているレシピをチェックしてみてくださいね。
豚こまでおいしいも節約もかなう!
豚こま=節約というイメージ強いけれど、おいしく食べるための調理法はたくさんあります。
揚げ焼きしたり、炒めたり、漬けたりとバリエーション豊か。
早速、今夜のおかずにいかがでしょう?