【編集部レポ】素敵な料理道具とうつわがあれば「食パン1斤」の楽しみ方、広がる!

こだわりの料理道具やうつわが買えるマルシェアプリ「Komerco(コメルコ)」が、パンをテーマにしたトークショー&試食イベントを開催。ゲストは志津刃物製作所の4代目・堀部喜学さんとTBS「マツコの知らない世界」にも出演されたパンマニアのひのようこさん。食パン1斤を楽しむための道具や食べ方などを教えていただきました!

マルシェアプリ「Komerco(コメルコ)」ってなに?

みなさんは、「Komerco(コメルコ)」を知っていますか?
これは料理道具やうつわなど料理系クラフト作品が買えるマルシェアプリ。作り手であるクリエイターが出品したこだわりの作品を、アプリから簡単に購入することができるんです。

おうちごはん編集部内でも実際に使っている人が多く、自分用はもちろん、誕生日プレゼント用に購入することも。先日もライター・micoの誕生日にみんなで、岡山県備前市にある吹きガラス工房「ヒロイグラススタジオ」の小鉢をプレゼントしたらとっても喜ばれました!

Komercoの参加クリエイターは134で、出品作品数は1,851(ともに2018年8月31日現在)。
上の写真は三重県三重郡菰野町の「かもしか道具店」の作品で、この秋出店予定なのだそう。

今回はそんなKomercoが、クリエイターたちの作品の魅力を伝えるべくイベントを開催。

若い女性に人気の作品を生みだしている「志津刃物製作所」の4代目・堀部喜学(ほりべ よしたか)さんと、パンコーディネーター&パンマニア・ひのようこさんによるトークショーや、こだわりの料理道具とうつわを使ったトルコ名物「サバサンド」作りなどが行われました!

「料理をしない人」が「料理が趣味な人」へ!

そもそもなぜ、Komercoが誕生したのでしょう?
その背景には「モノで料理が楽しくなった」という実体験があったといいます。

Komercoを立ち上げた影山由美子さんは、10年前までは料理を全くしなかったそうなのですが、うつわや料理道具との出会いで料理へのモチベーションがどんどん高まり、気づけば「料理が趣味な人」に。

それによって家族団らんの時間が増えたり、ホームパーティーをするようになって友達や会社の人と親睦が深まったり、さらに旬の食材や手仕事に興味をもつようになったり。最終的には「だし」に行きつき、なんと「だしソムリエ」の資格までとってしまったそう!

Komercoが目指すのは、そんなふうに、モノをきっかけに「料理の作り手」を増やすこと。たしかに、素敵な料理道具があれば使ってみたくなるし、きれいなうつわがあれば料理を盛り付けてみたくなりますよね。

今回のイベントにもKomercoで扱っている「志津刃物製作所」の「pommeパン切りナイフ」をはじめ、料理が楽しくなるモノたちが続々登場しました。
「pommeパン切りナイフ」は、多くのパン切りナイフを所持しているひのさんも絶賛! 堀部さんとのトークショーは大いに盛り上がりました。

「志津刃物製作所」の4代目とひのようこさんによるトークショー

▲「志津刃物製作所」の4代目・堀部喜学さん

昭和34年創業の「志津刃物製作所」は、刃物の伝統産地である岐阜県関市で「使うほど愛着がわく、長く使っていただけるもの」をコンセプトに、包丁を中心としたモノづくりに取り組んでいます。

トークショーでは、まず堀部さんに、切れ味とデザイン性の良さから若い女性に人気の「pomme」シリーズについてお話を伺いました。

こちらのスライドに映っているのが、「pomme」シリーズ。左からぺティナイフ、パン切りナイフ、チーズナイフです。いずれも燻加工によるアンティークのような風合いで、とってもおしゃれ!

3本のナイフを大人買いしたという影山さんは、「ホームパーティーでこのナイフを出すと歓声が上がるんですよ(笑)」と教えてくれました。堀部さんも「イメージとしては、キッチンではなく卓上で、家族の団らんやホームパーティーなどで使ってもらえたら」とおっしゃっていました。

なかでも「パン切りナイフ」の大きな特長は独自に開発した2種類の波刃。「まず先端のギザギザした波刃でパンの硬い表面を切り、次に緩やかなカーブの波刃でパンの柔らかい部分を切っていただくと、パンが潰れずパン粉も出ずにきれいに切れます」と堀部さん。

硬いパンも柔らかいパンもきれいに切れるので、これが1つあると便利ですね。

▲パンコーディネーター・ひのようこさん

もうひとりのゲストは、パン好きのパン好きによるパン好きのためのサークル「こんがりパンだパンクラブ」を主宰するひのようこさん。毎日3食ほぼパンを食べていて、これまでに食べたパンはなんと7万種類を超えるそう! TBS「マツコの知らない世界」にも出演された生粋のパンマニアです。

「パン関連の道具を見るとつい、いろいろと買ってしまうんです」と語るひのさん。パン切りナイフは、パンによって使い分けているとのことでした。

今朝は「pomme」のパン切りナイフで切ったパンを食べてきたそうで「ハード系のパンを切ってみたんですけど、すごくきれいに切れました。pommeさんのナイフはマルチに活躍してくれますよね」とおっしゃっていました。

また、最近のパンのトレンドについて「食パンはずっと衰えない人気」と語り、おすすめは“お店でのブロック買い”なのだとか。

「私はパン屋さんで食パンを買う時、『スライスなしで』ってお願いするんですね。なぜかと言うと、全部を6枚切りの厚さで食べたいのではなくて、たとえばこの部分は厚切り、この部分は薄切りというふうに1本のかたまりを自分の好きな厚みで楽しみたいんです。あと食べる直前に切るのがおすすめです。切ったそばから乾いていくので、耳の部分を薄く切って蓋のようにするといいですよ」とひのさん。なるほど、ブロック買いすると、あらかじめカットされているパンにはない楽しみ方ができますね。

トークショーの後は、Komercoで扱っている料理道具やうつわを使った実演として、サバサンドを作ることに。おうちごはん編集部からは、やん編集長が挑戦しましたよ!

こだわりの道具でサバサンド作りに挑戦!

まずは「pommeパン切りナイフ」で食パンをカットしていきます。
やん編集長も緊張した面持ちでパンを切り始めます。

切る時は、先端のとがった波刃をパンにスッと入れてから、大きく前後に動かすのがポイントです。波刃がスーッと入っていくさまは、見ていても気持ちいいほど! やん編集長も「めっちゃ切りやすい!」と大興奮でした。

今回はサンドイッチ用なので薄めに切りたいところですが、最初の1枚目は思ったより厚くなってしまい「今の練習ね(笑)」とやん編集長。その後、めきめきと調子を上げ、次々と程よい厚さにカットしていきます。これには本人も「やばい、うまいかも!」と大満足の様子でした。

次に、パンを焼いていきます。
使った道具は、使いやすいアートなフライパンを製作する「メタルアートファクトリー」の「食パン焼き器」。1~3分で両面焼くことができ、外側はカリッと内側はふんわり焼きあがります。パンのほかに少量のお肉や野菜を焼くこともできるんですよ。

本当にアッと言う間に焼きあがりました! 
裏面なんて15秒ぐらいしか火にかけてなかったと思います。ドット柄の焼き色もかわいいですよね。

次に具材を挟んでいきます。
今回はレタス、一夜干しの鯖を焼いたもの、トマト、オニオン、イタリアンパセリ、そしてカレー粉入りのソースを使いました。すべて挟み終わったら紙で包み、半分にカットしたら出来上がり!

こちらが完成したサバサンドです! 断面もきれいで、とってもおいしそうです。

こんなふうにおしゃれなうつわにのせれば、さらに素敵な見栄えに。
こちらのうつわは、三重県桑名市でストーリー性のあるオリジナルデザインのうつわを制作している「NAOKO HATA CERAMICS」「森のはなし チェーン皿L ブロンズ」。存在感のあるデザインが料理をより一層華やかに演出してくれます。

そして肝心のサバサンドは、パンがふわっふわ! サバは一夜干しを使うことで風味が増し、スパイシーなカレーソースにとても合っていました。また、生サバに比べて身がしっかりしているので、サンドイッチにしても崩れにくいところもポイントです。

ちなみに「メタルアートファクトリー」の「食パン焼き器」を使えば、マシュマロとチョコのハーモニーがたまらないアウトドアで人気のデザート・スモアトーストも簡単に作れます。
「食パン焼き器」は直火・IH・オーブンもOK。風が気持ちよくなるこれからの季節、アウトドアのおともにもぴったりですよ。

食パン1斤の楽しみ方も分かり、サバサンドとスモアトーストでお腹も心も満たされたところでイベントは終了しました。その帰りにやん編集長が早速、食パン1斤をスライスなしで買っていたこともご報告しておきます(笑)。

Komercoの今後に注目!

やっぱり調理道具やうつわにこだわると、ごはんがさらにおいしく感じられますね。
何より使うとワクワクするので、料理がもっと楽しくなりそうです!
現在、Komercoの対応端末はiPhone、iPad、iPod touchのみなのですが、今後、さらに広がっていく予定。

また、2018年の年末にはフードもオープン予定で、マルシェ型イベントも予定しているとか。
Komercoなら、あなたのモチベーションをあげるモノがきっと見つかるはずですよ!

Komerco(コメルコ) 料理が楽しくなるマルシェアプリ

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