毎日の生活に取り入れたい、使いやすく美しい「桐箱」
昔から美術品や掛け軸、茶道具などの貴重品を収納する箱として用いられてきた桐箱。
色白で美しい木肌は、保管する中身だけでなく、箱自体も美しい工芸品のようですよね。
福岡県古賀市にある増田桐箱店は、そんな桐箱を1929年創業時から作り続けています。
桐の種類や組み立て方など箱の用途に合わせて使いやすく美しい箱を提供できるよう日々研究を重ねるなかで、4年前からスタートしたのが「生活に取り入れる桐箱」をコンセプトに掲げた商品開発です。
現在は桐の米びつや野菜箱など、木材自身が持つ特徴を活かし、使いやすさを考えた機能性とシンプルで飽きのこないデザイン性を兼ね備えたラインナップを展開中。
その中から普段使いとして木の温もりを取り入れたい方や、結婚祝いや新築祝いなど新しい生活をスタートさせる大切な方への贈り物としてもぴったりな商品をご紹介します。
機能性、デザイン性を兼ね備えた上質なキッチンアイテム
中の見える桐の米びつ
桐がもつ調湿性と防虫効果がお米をおいしく保ってくれる米びつです。
中が見えるので残りの量を確認しやすく、4サイズ展開で分けて収納ができ、スタッキングが可能。
1合枡が磁石で蓋にくっつくユニークな工夫で、枡がお米の中に埋まってしまうこともありません。
さらに、上の写真をよく見てみると、蓋の桟部分に溝が2箇所入っていることにお気づきでしょうか。この溝のおかげで蓋を本体の縁に引っ掛けられるので、蓋の置き場を気にせずに使うことができます。
また、この米びつはギフトボックスにもぴったり。中にプレゼントを入れて贈り、後で米びつとして使っていただけるので、結婚祝いや新築祝いにもおすすめです。
もちろん小物入れやディスプレイとしても使えますね。
増田桐箱店
米びつ 1kg
価格:5,184円(税込)
サイズ展開:
■1kg 215×215×88mm (玄米やもち米用)/5184円
■3kg 215×215×162mm (一人暮らし用に)/6264円
■5kg 215×215×242mm(一般的なサイズ)/7344円
■10kg 215×21×396mm (たっぷり保存できます)/10584円
桐の米びつ 10kgキャスター付
桐の米びつには縦長の、中が見えないバージョンもあります。
こちらは幅が20cmとコンパクトなので、キッチンのあまったすきまで上手に収納できます。キャスター付なので10kgのお米もらくらく移動。
「普段は閉まっておいて使うときに引き出して使いたい」というお客様の声から生まれた商品なんだとか。
米びつと同じ規格の野菜箱(写真左)と並べて置くと、統一感がありおしゃれです!
福ますます
増田桐箱店の独自技法「つなぎ印刷」を使用した酒枡です。枡の内側の柄が繋がった状態にほどこされた美しいパターンは、地元福岡をモチーフにした4柄(県花の梅、県鳥の鶯、博多発祥の博多独楽、伝統工芸の博多鋏)。お酒好きな方へちょっとした贈り物として人気です。
暮らしの質を引き上げるインテリアアイテム
続いて、増田桐箱店のインテリアアイテムもご紹介。キッチンアイテムにはない魅力はまたあります。
本の家シリーズ「BOOK HOUSE」
本の家シリーズ【BOOK HOUSE】(ブックハウス)は家の形をしたブックエンド。
Sサイズ(写真左)は単行本の収納にちょうど良いサイズ、Mサイズ(写真右)はA4判の雑誌を立てて収納できるサイズです。
読みかけの本を開いて屋根にかけたり、いくつか並べて収納するのも◎。
別売りの本の家シリーズの【BOOK ROOMS】(ブックルームス/上写真)を揃えると、本棚に街並みをつくりつつ収納がプラスされるので、どんどん集めたくなってしまうかも。
調湿性と防虫性の高い桐だから、湿気によるシミや本の虫の発生を抑える効果が期待できるのは嬉しいですよね。
ティッシュケース
桐箱の蓋の形状のひとつ「落し蓋」の技法を用いたスライド蓋のティッシュケース。桐の美しい質感がティッシュのパッケージに漂う生活感を一掃してくれます。
別売りのキャニスター「Rectangle S」(上写真)とスタッキングが可能で、綿棒やコットンなどの小物とまとめて収納できます。
暮らしをちょっと快適に。桐箱の新たな魅力を発見
桐には調湿性や防虫性、クッション性が高く軽量であるなど素晴らしい魅力がたくさんあることに改めて気づかされたのですが、増田桐箱店の商品には、使う人たちの暮らしをちょっと快適にしてくれる仕掛けがいっぱいありました。そこには職人さんの技術が詰め込まれています。
ときどき風通しの良い日陰で陰干しをしたり、空っぽになったら乾拭きをしてあげたりといった簡単なお手入れをすれば一生ものの桐箱。
使っていくうちにつく傷や汚れも桐箱が育っていく証拠。経年変化も楽しみつつ、桐箱のある暮らしを始めてみませんか?