提供:サカイダフルーツ
ニッポンのおいしい、いただきます! ~加賀野菜の魅力に迫る Vol.1~

ニッポンのおいしい、いただきます! ~加賀野菜の魅力に迫る Vol.1~

おいしいモノが大好きなおうちごはん編集部とその仲間たちが、日本全国のおいしいモノを発見する新企画『ニッポンのおいしい、いただきます!』がスタート。記念すべき第1回目は、石川県金沢市の伝統野菜「加賀野菜」から『金沢春菊』をピックアップしてご紹介します。@cao_lifeさん考案のアレンジレシピもご紹介!見逃すべからず!

ニッポンはおいしいものに溢れている!

おうちごはんの記事では、旬の野菜や果物、新発売やご当地の調味料や食材など、今までにもいろいろなおいしいモノをご紹介してきました。
しかし、私たちの暮らしている日本には、まだまだ知られていないおいしいモノがいっぱい!

旅行先で訪れた地元のスーパーや市場、道の駅などで、「なんだこれは⁉」という初めて見る食材に出会うこともしばしば。もっともっと日本全国のおいしいモノについて知りたい! おいしいモノに出会いたい!

そこで今回、おうちごはん編集部は、新企画を立ち上げることに。
食欲&物欲旺盛なメンバーと一緒に、日本全国にある「おいしいモノ」を発見していく企画をスタートさせます!

題して『ニッポンのおいしい、いただきます!』

その土地ならではの野菜や果物などの生鮮物から調味料、お酒など、さまざまな食材を紹介していきます。

第1弾は、「加賀野菜」

まず第1弾としてご紹介するのは、金沢が生んだ伝統野菜「加賀野菜」
5回にわたる連載企画として、毎回旬の加賀野菜をピックアップしてご紹介します。

加賀野菜とは?

そもそも、加賀野菜とは何でしょう?

加賀野菜とは、『昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜』のこと。「加賀」というのは、現在の石川県の南半部にあたる北陸道の一国「加賀国」を指します。

現在、金沢市農産物ブランド協会によって「加賀野菜」として認定されているのは、全部で15品目

【加賀野菜15品目】
さつまいも、加賀れんこん、たけのこ、加賀太きゅうり、金時草、加賀つるまめ、ヘタ紫なす、源助だいこん、せり、打木赤皮甘栗かぼちゃ、金沢一本太ねぎ、二塚からしな、赤ずいき、くわい、金沢春菊

おいしい加賀野菜を育てる金沢の土壌

金沢には、海沿いと平野部の里、海沿いの砂地、河川流域という4つの土地それぞれの異なる土壌があります。つまり、4種類の土壌を備えているのです。

この土壌こそが、おいしい加賀野菜が育つためにとても重要!
その土地ならではの上質な甘みを持ってるので、様々な種類の立派でおいしい加賀野菜が育ちます。

人が手を加えていない自然の美しさ

加賀野菜の大きな特徴は、品種改良がされていない野菜本来の姿であること。色や形に人の手が加えられていない自然の美しさは、加賀野菜ならでは。

しかし、余計な手を加えていないからこそ、病気に弱く、栽培や品質の確保が難しいとされています。それでも、地元の農家さんができるだけ自然な環境で、大切に想いを込めて育てながら代々守り継いできた加賀野菜。金沢の土地に根ざす気候風土を味わうことができる野菜ばかりです。

Vol.1 『金沢春菊』

金沢の人々の想いがつまった加賀野菜の中から、第1回目の今回ご紹介するのは、『金沢春菊』です!

産地:金沢市三馬地区、かほく市
出荷時期:10月下旬~4月下旬

加賀野菜の『金沢春菊』は、別名ツマジロという金沢での地方名で呼ばれます。葉が広くて丸みがあり、大きなぽってりとしたやわらかい葉で、裏に少しカールしたような形状。大葉種に分類され、クセのない独特の香りとやわらかさ、おいしさが特徴です。

一般的に春菊と聞くと、葉の切れ込みの深い、スマートな春菊を連想しますよね。金沢春菊を初めて目にした方は、もしかしたら最初は春菊だと思わないかも⁉

▲全国的に流通している中葉種の春菊

私たちが思い浮かべる春菊は「中葉春菊」と言われる品種ですが、金沢春菊は大葉春菊と呼ばれる品種です。現在、全国的な流通は中葉種が主体ですが、一昔前までは春菊といえば大葉種を指していました。大葉種は、耐病性が弱いため、栽培管理が非常に難しく、近年は店頭で見かけることが少なくなってしまったそうです。

▲金沢春菊の葉。肉厚で丸みがあり、やわらかい

金沢春菊の葉は、見た目はまるでほうれん草や小松菜のよう。肉厚で食べ応えがあり、中葉春菊に比べて香りは控えめ、アクもありません。中葉春菊の香りがちょっぴり苦手……という方でも、金沢春菊ならおいしく食べることができるという方も多いそうです。カロテン、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンCなどの含有量が多い優れた緑黄色野菜なので、栄養満点なのもうれしいですね!

金沢春菊を使ったレシピをご紹介

さて、この肉厚で食べ応えのある金沢春菊をいかにして食しましょうか!
金沢春菊をおいしく味わうべく、その特徴を活かしたレシピをご紹介します。

今回は、おうちごはん編集部に負けないくらいごはんが大好きで食いしん坊な@cao_lifeさんに、一緒に加賀野菜の魅力をご紹介すべく、ご協力をいただきました!

cao_lifeさんプロフィール

岡山県在住。「おいしいモノ」「たのしいヒト」に出会うことがとにかく大好き。
おいしいモノの情報収集には余念がなく、気になったらまずは試してみるのがモットー。一目会えば、誰もが彼女の魅力にハマり、またすぐ会いたくなる、そんなオーラをまとった人気のインスタグラマー。

@cao_lifeさんのInstagram

それでは早速、金沢春菊を使った@cao_lifeさん考案のおすすめレシピを2品ご紹介します!

【1品目】金沢春菊とキムチのチーズ豚巻き

材料(2人分)

・豚ロース薄切り肉……4枚
・金沢春菊……2株
・スライスチーズ(とろけないもの)……2枚
・白菜キムチ……80g
・ごま油……適量
・黒胡椒……適量

作り方

1. 春菊は3等分の長さに切る。スライスチーズは半分に切る。

2. 豚ロース肉を広げ、手前にスライスチーズ1/2枚、キムチ20g、春菊1/4量をのせ、手前から奥にくるくると巻く。

3. フライパンにごま油を熱し、2の巻き終わりを下にして並べ、コロコロを回しながらお肉に火を通す。

4. お皿に盛り、黒胡椒をふったらできあがり。

@cao_lifeさんのおすすめポイント

一般的な春菊よりも葉がやわらかく、香りも強すぎない金沢春菊を、キムチやチーズと合わせて豚巻きに。生でもおいしい春菊なので、加熱は豚肉が焼けたらOK! たっぷりと巻いた金沢春菊の食感が楽しい一品に仕上げました。焼いているときにチーズが溶けだしてきても大丈夫。そのまま豚肉にチーズを絡ませるように焼くとおいしいです。

【2品目】金沢春菊たっぷりキーマカレー

材料(4~5人分)

・金沢春菊……5株
・牛豚合い挽き肉……250g
・玉ねぎ……1個
・ニンニク……2かけ
・生姜……2かけ
・サラダ油……大さじ2
・カットトマト缶……1缶
・ローリエ……1枚
・塩……小さじ1
・固形カレールー……1/2箱分
・トマトケチャップ……大さじ2
・黒胡椒……適量
・ガラムマサラ……大さじ2
・粉唐辛子(辛さUP)……お好みで
・ごはん……好きなだけ
・レンコン……5~6cm
・レモン……1個

作り方

1. 玉ねぎ、ニンニク、生姜を細かいみじん切りにする(フードプロセッサーにかけても良い)。

2. 鍋にサラダ油を熱し、1を炒める。玉ねぎが透明になったら挽き肉を入れ、全体を混ぜながら炒める。

3. 挽き肉の色が変わったら、トマト缶、ローリエ、塩を入れ、15分ほど煮込む。

4. 3に固形カレールー、トマトケチャップを入れ、ルーを溶かしながら煮込む。

5. 4の間に春菊をざく切りにし、フードプロセッサーにかけてペースト状にしておく。

6. レンコンを皮ごと薄くスライスし、油(量外)で揚げてレンコンチップにしておく。

7. 45を入れ、2~3分煮込んだら火を止める。黒胡椒、ガラムマサラ、辛いのが好きな場合は粉唐辛子を加えて混ぜる。

8. お皿にごはんを盛り、カレーをかけてレンコンチップを散らし、レモンを添えたらできあがり!

▲ルーの中に混ざっている緑色のものが、春菊のペーストです!

@cao_lifeさんのおすすめポイント

クセの少ない金沢春菊をペーストにし、どっさりと加えたカレーです。クセが少ないので、たくさん混ぜても味や香りの面で主張することもなく、春菊に多く含まれるβカロテンをしっかりと摂ることができる一品になりました。ルーをよ~く見ると緑色が混ざっていますが、見た目も味も春菊ということがほとんどわからないので、野菜の苦手なお子さまにも食べてもらえそうです。春菊に多く含まれるβカロテンは加熱に強いので、もっと長く煮込んでも大丈夫。辛さを足すには粉唐辛子をお好みで。ぜひ、カレーの上からレモンをぎゅっと搾って食べてみてください。さっぱり感が増し、カレーの旨味もしっかり味わえると思います(ただ今絶賛マイブーム中……笑!)

おうちごはん編集部も食べてみました!

どんな味がするんだろう……?
ワクワクしながら、おうちごはん編集部も金沢春菊を食べてみました!

普段、あまり春菊を生で食べることはないのですが、金沢春菊は生で食べると普通の春菊との違いがより感じられるそうなので、まずは生の金沢春菊を試食。

クセがない! みずみずしくておいしい!

素材そのものの旨味がしっかりと感じられるので、そのまま食べてもほんのり味付けしてあるようなおいしさ。ドレッシングをかけなくても、ベーコンやツナと和えるだけでおいしい春菊サラダを味わうことができます。初めて金沢春菊を食べる方は、ぜひまずは生のサラダでそのおいしさを味わってみてください!

続いて、オリーブオイル&にんにくとともにソテーしてみました。
山盛りいっぱいあった春菊が、あっという間に1/3くらいのかさに。一人で一束、ペロリと食べることができちゃいます。

ソテーすると、生よりもさらに甘みを感じることができ、一般的な春菊よりもクセのないマイルドな味わいを実感! でも、しっかりと春菊の香りは感じられ、根元に近い茎の部分まで全部おいしく食べることができました。

クセが少ない分、他の食材との相性もよさそう! 普段はあまり春菊を使わない料理にも、幅広くアレンジして使うことができそうです。

次回、Vol.2は『加賀れんこん』をご紹介!

金沢春菊に思い切り魅了されたおうちごはん編集部。これからの季節、鍋の具材にしても美味しいだろうなあ……と、おいしさの想像は膨らむばかり!

今が旬の金沢春菊、みなさんもこの伝統野菜のおいしさを味わってみていただきたいと思います。

加賀野菜の通販|金沢春菊 | |サカイダフルーツ

さて、次回は加賀野菜から「加賀れんこん」をピックアップ! 引き続き、@cao_lifeさんとともにおすすめのレシピもご紹介していきます。ぜひお楽しみに!

(text by かねこま)

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みなさんからの情報をお待ちしております。

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おうちごはん編集部 担当:金子宛

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