しぼりたての醤油がおうちで食べられる!「育てる醤油」を始めよう

自家製調味料の代表的なものといえば味噌ですが、じつは醤油も手作りできるんです。しかも手作り醤油キット「育てる醤油」なら、行う作業はただ醤油麹を水と混ぜるだけ!冬に仕込み、夏を越せば完成です。今回はこの誰でもおうちで醤油を作れる「育てる醤油」をご紹介します。

醤油は自分で作れる!

毎日のごはんづくりに欠かせない醤油や味噌。最近は味噌を手作りする人も増えていますよね。
じつは醤油も意外と簡単に作ることができるって知っていました?

京都府綾部市の志賀郷地区で醤油の製造販売を行う株式会社今しぼりが販売している手作り醤油キット「育てる醤油」なら、必要なものがすべてパッケージされているので、自宅に届いたらすぐに作ることができます。

育て方は醤油麹と水を混ぜるだけ

育て方はとっても簡単。
醤油麹と水を付属のビンに入れよく混ぜます。その後1週間はできるだけ毎日、その後1ヶ月は週に2〜3回、それ以降は夏を越すまで1〜2週間に1度混ぜます。仕込みから半年以上、夏を越えればできあがりです。

今しぼりのお店の方のお話によると、最初の1週間は毎日混ぜた方がいいものの、それ以降はきっちり説明書通りの回数でなくても、少し大雑把で大丈夫とのこと。細かく気にしすぎなくても大丈夫なので、様子を見ながらぜひ大切に育ててみてくださいね。

できあがった醤油はしぼらずにそのまま使うこともできますし、布などで漉してしぼったものを使うこともできます。さらに、しぼりだした後の“もろみ”にもビタミンやミネラル、そして旨みがたっぷり含まれていて、抜群のおいしさなんだとか!

いいことづくし!「育てる醤油」のさまざまな効能

今しぼりの醤油の作り方は時間をかけた昔ながらの作り方。しぼった後に火入れもろ過も行わないので微生物も酵素も生きたまま取り入れることができるんです。

こうして育てられた醤油には、身体によい効能がたくさん!
代表的なものをいくつか挙げるだけでも、
●血管や肌を若く保つ効能
●がんの発生を抑える効果
●血圧を下げる作用
●コレステロール値の低下
●糖尿病の予防改善
●消化吸収の促進
●抗酸化作用や免疫力強化

などなど、その効能は多岐にわたります。
それでもまだ十分に解明されていないことも多く、これからさらに研究が進むそう。

育てた醤油をいただきます!

「育てる醤油」で育てた醤油、みなさんはどんなふうに使っているのでしょう?

醤油の風味を卵に移して、もろみも一緒に

@mayupy0620さんは「美味しい醤油が出来ますように」と思いを込めながら「育てる醤油」を混ぜていたそう。愛情がこめられた醤油ともろみを使ってまず作ったのは醤油漬けのゆで卵。いい色に漬かっていますよね。旨みのつまったもろみを一緒に食べられるのも楽しみのひとつです。

しぼらずそのままお刺身と一緒に

ほぼ一週間に一度は混ぜていたという@misosoup_mkさん。しっかり手間をかけられて育った醤油はしぼらずそのままアジのお刺身にのせて。深みのある色がまろやかでとってもおいしそう。@misosoup_mkさんの食べた感想は「ごはんが進む味」! 間違いなくお箸が止まらなくなりますね。

この冬は醤油仕込みを楽しみませんか?

醤油を仕込みは、一般的に冬からゴールデンウィークごろにかけて行われることが多いようです。はじめは低温に保った状態から徐々に気温が上昇し、夏を越すことで良い発酵につながるのだとか。

時間はかかりますが、やることはただ混ぜるだけ!大豆が発酵し、醤油になっていく過程を見られるのも面白いですよね。なにより時間をかけてできた自家製調味料は愛着がわきます。

できたて、しぼりたての新鮮な醤油の味わい、さらにその副産物のもろみを味わえるのは手作りならでは。
この冬は「育てる醤油」で醤油づくりを始めてみるのも楽しそうです。

育てる醤油 | mysite

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