みんなの2019年ベストバイ食材を紹介
2019年もいよいよ残すところあと少し。
今年もおうちごはん編集部では、たくさんの美味しいごはんと出会い、多くの食いしん坊のみなさんと一緒にお仕事をさせていただきました。
年末が近づいてくると、テレビや雑誌でさまざまなジャンルにおいてヒットしたものを紹介する企画を見かけますよね。その年を振り返る総集編の企画として、年末には欠かせない人気の企画です。
そこで、おうちごはんでも「食」のジャンルにおける2019年の総集編企画として、みんなのベストバイなモノを紹介したいと思います。
今回は、【食材編】をお届け。
いつもおうちごはん編集部がお世話になっているおうちごはんLoversのみなさんに、「2019年買ってよかった食材」を教えていただきました。普段からおうちごはんを楽しむ食いしん坊なみなさんがおすすめする食材なので、どれも美味しそうで気になるものばかりです!
英国料理研究家・綾夏さんセレクト:ハルーミ チーズ
連載コラム『綾夏のフルーツレシピ』でお馴染みの綾夏さんが選んだ2019年ベストバイ食材は、「ハルーミ チーズ」。
ロンドンではスーパーでもレストランでもよく見かける商品だという「ハルーミ チーズ」。キプロス料理の一種で、ヤギ乳と羊乳の混合物から作られるセミハードタイプの非熟成塩漬けチーズで、最近は日本でもカルディなどの輸入食材店でも取り扱われるようになったんだそうです。
「ハルーミ チーズは、少量の油で焼いて食べるチーズです。外がカリカリに焼けちゃうのですが、これが美味しい! 食感はキュキュッとしていて、モッツアレラチーズみたいな食べやすい味。そのまま焼いてお酒のおつまみにしても美味しいし、サラダで食べても何枚でもペロリと食べることができちゃう美味しさです。」(by 綾夏さん)
ハルーミ チーズと生のバジルを春巻きの皮で包んで揚げて食べるのも美味しいんだとか。
ハチミツと黒こしょうをたっぷりかけて、スイーツ風にして食べるのもおすすめだそうです。
井口タクトさんセレクト:だしが良くでる宗田節
おうちごはんのLoversコラムでお馴染みの井口タクトさんが選んだ2019年ベストバイ食材は、「だしが良くでる宗田節」。
おうちにある醤油を瓶に注ぐだけで、香り高いだし醤油に大変身するという「だしが良くでる宗田節」は、宗田節の全国シェア約7割を誇る高知県土佐清水市の宗田節を使用しています。注ぐ醤油は、薄口、濃口、減塩醤油でもなんでもOKとのこと。タクトさんは、九州の甘めの醤油を入れているんだそうです。
「宗田節の風味が醤油にうつり、とてもだしの効いた美味しい醤油になります。煮物などを作る際や、パスタの香りづけなど、様々なシーンで大活躍! もうこれなしでは料理したくないほど、美味しく仕上がります」(by タクトさん)
中の醤油が減ってきたら、注ぎ足せばOK。なんと約1年間も使い続けることができるんですって。料理好きの方へのプレゼントにも喜ばれそうですね。
cao_lifeさんセレクト:ツルヤの生七味
連載コラム『ニッポンのおいしい、いただきます!』にて、いつも素敵なレシピを考案してくださっている食いしん坊代表の@cao_lifeさんがおすすめする2019年のベストバイ食材は、ツルヤの「生七味」。
ツルヤは、ガイドブックに掲載されるほど人気の軽井沢のご当地スーパー。@cao_lifeさんは、長野に行ったときにフォロワーさんからおすすめしてもらって購入したそうです。
「ツルヤの生七味は、辛味より旨味の方が主張していて、何に合わせても美味しくなるので重宝しています。鍋のときにポン酢に入れたり、おそばやうどんに入れたり、焼き肉のときにタレに入れたり、冷奴にのせたり、お味噌汁に入れたり、白ごはんにのせたり……とにかく何にでも合わせています。たくさん買ったのに、このペースだと早めになくなってしまいそうでちょっと不安です(笑)」(by @cao_lifeさん)
ツルヤには、オリジナル商品やプライベートブランドの商品がたくさんあるんだとか。現地でしか買えないというところがまたプレミアム感があっていいですね。
ぐっちさんセレクト:Frico シュレッド ゴーダチーズ 1kg
連載コラム『ぐっちのおさけじかん』でお馴染みのぐっちさんが選んだ2019年のベストバイ食材は、Fricoの「シュレッドゴーダチーズ 1kg」。
オランダの老舗チーズメーカーFrico(フリコ)のシュレッドゴーダチーズ。1kgという大容量にびっくり!
「とにかく安くて美味しいです! ゴーダチーズの香りはありますが、そんなに強くはないのでどんな料理にも合わせやすいと思います。普段はグラタンやピザトースト、そしてもちろん激悪飯にも使うことが多いです。かなりの大容量なので、惜しげもなく使っています(笑)」(by ぐっちさん)
コストコやインターネットで購入することが可能。冷凍庫に保管しておけば、いつでもチーズ料理が楽しめていいですね。
ぐっち夫婦セレクト:エシレバター
連載コラム『ふたりで作るおしゃべりごはん』でお馴染みのぐっち夫婦が選んだ2019年のベストバイ食材は、「エシレバター」です。
エシレバターは、フランス中西部・エシレ村で生産される最高級のバターです。クリーミーな口当たりと芳醇な香りが特長の発酵バターで、日本にも直営店ができたことで話題となりましたよね。
「友人にいただいたのがきっかけなのですが、エシレバターとの出逢いは、今年の中で一番だったような気がします。食べ方としては余計なことはせず、トーストにのせるだけです。あとは、ネスプレッソさんのカプセルコーヒーがあれば最高。朝食の満足度が圧倒的に上がり、1日のスタートを気持ちよくきれました!」(by ぐっち夫婦)
焼きたてのトーストにのせて食べたい!
東京と大阪に直営店があるので、気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。
編集部の料理番長 micoセレクト:地元・長崎の伊木力みかんで作られている無添加ジャム
おうちごはん編集部の中でも特に食情報に詳しく、料理上手のmicoが2019年のベストバイ食材として選んだのは、地元である長崎のみかんで作られている伊木力(いきりき)みかんの無添加ジャム。
長崎県の諫早市で育った伊木力みかんを使って作られた無添加ジャム。某機内誌で全国の美味しい逸品を紹介しているmicoの知人が長崎の産地ショップで偶然購入し、あまりのおいしさにその味が忘れられないと言われて、micoも実家のお母さんにわざわざ買いに行ってもらったんだそう。
「みかんの自然なやさしい甘さが際立つジャムは、クリームチーズやマスカルポーネチーズとともにバゲットにのせて食べると絶品です。時期によって使うみかんの品種が異なるそうで、写真のものは不知火(しらぬい)というデコポンを使用したものでした。今のところお取り寄せ対応はしていないそうなのですが、長崎・諫早を訪れた際にはぜひ買ってみてください!」(by mico)
なんというプレミアム感!
長崎に行ったら絶対に探して購入しようと心にきめました(笑)。
編集部のまい姉ことかねこまセレクト:蜂カレー カレー粉
最後に、私もみなさんにおすすめしたい2019年ベストバイ食材があるので、ご紹介させてください。いろいろ美味しいものに出会った1年でしたが、悩んだ末に選んだのは蜂カレーのカレー粉です。
蜂が描かれた缶がかわいいなと思って購入した蜂カレーのカレー粉。きっかけはパッケージでしたが、これが使ってみると美味しい!
厳選したスパイスを調合し、美味しくブレンドされているので、味わいが本格的。いろいろなスパイスを自分で混ぜてカレーを作るのも楽しいですが、蜂カレーのカレー粉だけでもスパイシーでおいしいカレーを作ることができます。粉タイプなので、炒めものもや和えものに少量使うこともできるし、なにかと便利。
もしこの蜂の缶を見かけたら、ぜひみなさん手に取ってみてください!
次回は、アイテム編をお届けします!
美味しそうだと思うと、ついついお財布の紐がゆるんでしまう私は、この記事を書きながらも気になる食材がありすぎてテンションが上がってしまいました。みなさんは、どの食材が気になりましたか?
今回は、【食材編】としてお届けしましたが、おうちごはんを楽しむためには、調理道具や器などのキッチンアイテムも欠かせませんよね。ということで、次回は【アイテム編】としてみんなの「2019年買ってよかったキッチンアイテム」をご紹介したいと思います。
お楽しみに!