
かちゅー湯ってなに?
かちゅー湯とは、かつお節×αで作る沖縄のインスタントお味噌汁のこと。
「かちゅー」は沖縄の方言で、「かつお」という意味。お椀にたっぷりのかつお節と味噌を入れ、お湯を注ぐだけで完成!
具材は入れても入れなくても、そこはお好みで。沖縄の家庭で昔から飲まれているお味噌汁です。
@hiromisyokudo_okinawaさんはたっぷりのかつお節のほかに、お麩やワカメを入れていますね。
スーパーでもパッケージされた商品が販売されていて、手軽に楽しめます。
@_chomichinさんは沖縄に旅行すると必ずかちゅー湯を買うほどお好きなのだとか! お土産にもいいですよね。
かつお節も発酵食品のひとつ
腸内環境の改善や疲労回復など免疫力アップにつながることで注目されている発酵食品ですが、じつはかつお節もミネラルやビタミンが豊富で高たんぱくな発酵食品のひとつ。
かつお節をはじめとする和風だしは、うま味成分も豊富でさまざまな料理に使えるうえに、減塩、低糖、低脂肪にもつながり、だしダイエットややせ舌を作るとして話題になっています。
そんなかつおだしをシンプルに食べることができ、アレンジの幅も広い、沖縄定番の滋養食「かちゅー湯」をたっぷりご紹介します!
缶詰や野菜チップスで作るかちゅー湯アレンジレシピ
野菜チップスかちゅー湯

材料(1人前)
・野菜チップス(市販のもの)……15g
・厚削り……5g
・味噌……大さじ1/2
・熱湯……カップ3/4
作り方
1. お椀に厚削り、味噌、野菜チップスを入れる。
2. 熱湯を注ぎ、よく混ぜ合わせる。
市販の野菜チップスを使うので、とても簡単! 手間なしでたくさんの野菜をとれるのもうれしいですね。
レシピ出典:ヤマキのだし活プロジェクト
冷汁風冷やしかちゅー湯

材料(4人前)
・さば水煮缶……50g
・きゅうり……1/4本
・いり白ごま……小さじ1
・かつお節……5g
・味噌……大さじ1/2
・熱湯……カップ3/4
作り方
1. さば水煮缶は水気をきる。きゅうりは薄切りにする。
2. お椀にかつお節、味噌、1のさば水煮・きゅうり、ごまを入れる。
3. 熱湯を注ぎ、よく混ぜ合わせる。
水煮缶があれば、かちゅー湯があっという間に冷汁風に。残暑が厳しい日にもさっぱり食べられますね。
レシピ出典:ヤマキのだし活プロジェクト
味噌バターコーンかちゅー湯

材料(1人前)
・コーン缶……50g
・バター……10g
・かつお節……5g
・パセリのみじん切り……適量
・味噌……大さじ1/2
・熱湯……カップ3/4
作り方
1. コーン缶は汁気をきる。
2. お椀にかつお節、味噌、1のコーン、バター、パセリを入れる。
味噌バターのコクにコーンの甘さがおいしいかちゅー湯。大人も子どもも好きな味ですね。すこし涼しくなってきて温まりたいときにもぴったり。
レシピ出典:ヤマキのだし活プロジェクト
和洋中のジャンルレス!アレンジ自在のかちゅー湯アイデア
甘酒入りかちゅー湯
@junko_okさんのかちゅー湯は甘酒入り。たまたま残っていた甘酒を入れてみたら、ほんのり甘くておいしかったのだそう。滋養食のかちゅー湯に、飲む点滴と言われる甘酒が加わって、ますます身体にやさしいお味噌汁に♪
レシピも紹介されているので、チェックしてみてくださいね。
トマト&バジル&オクラのかちゅー湯
かちゅー湯には、かつお節のみで味噌を入れないものも。こちらの澄んだかちゅー湯を作られたのは、@ka_na_saさん。具材はなんとトマトとバジルとオクラを入れています。味噌が入らないから、かつおの旨みだけですっきりと、野菜の香りが活きますね。
梅干し&醤油麹&ネギのかちゅー湯
@nao.com.jpさんのかちゅー湯はかつお節と味噌に、梅干し、醤油麹、小ネギをプラス。発酵食品もりだくさんで旨みもおいしさもアップ! かつお節に小ネギの香りも加わって、和の香りが漂いますね。風邪のときや疲れているときにぜひ飲みたいかちゅー湯です。
小籠包&干し海老で中華かちゅー湯
こちらは、@saitomieさんの中華かちゅー湯。かつお節と麦味噌に、小籠包、干し海老、生姜、ネギ、ワカメ、ごま油が入っています! 和風だしと中華だしのコラボレーション、気になります。
「ごま油の香りが良くて、ミニ小籠包からスープがじゅわっ!」と@saitomieさん。干し海老が大きいのも食感を楽しめていいですね。
かちゅー湯で手軽においしく栄養チャージの一杯を!
基本は、たっぷりのかつお節と味噌にお湯を注ぐだけ! あらかじめだしをとらなくてもいいから、飲みたいときにすぐに作って飲めるのがいいですよね。
そのままさらっと飲むのもいいし、冷蔵庫にある残り物の野菜や乾物などを入れれば、満足感のある一品にも。
とってもシンプルで簡単なのに身体にも良いかちゅー湯、ぜひ楽しんでみてくださいね!
参考サイト:ヤマキのだし活プロジェクト