持続可能な方法で海洋資源を保全することに積極的に取り組むなど、水産物の消費に加え、世界的に重要課題とされている海洋保護にも力を入れているノルウェー。

今回は、おうちごはんでもおなじみの人気料理研究家・フードスタイリストのウエキトシヒロ（@utosh）さんが考案された、ノルウェーサーモンとノルウェーサバのレシピを3品紹介。

ノルウェー水産業の詳しい取り組みは、前回の記事でご紹介しています。併せてご覧ください！

1品目は、脂ののったノルウェーサーモンを豪華に切り身使いした彩り豊富なメインディッシュです。ウエキさんといったらお馴染みの、お野菜をたっぷりと摂れるヘルシーレシピです。

・ノルウェーサーモン……180gを2切
・オリーブオイル……大さじ1

【A：ラヴィゴットソース】
・キュウリ……1/2個
・赤パプリカ……1/4個
・黄パプリカ……1/4個
・アーモンド（お好み）……5〜6粒
・オリーブオイル……大さじ2
・マスタード……大さじ1
・ワインビネガー（お酢でも可）……大さじ3
・塩……小さじ1/4程度

・刻みパセリ（トッピング）……少々

1. サーモンは1人前180g程度になるように切る。キュウリとパプリカをみじん切りにする。アーモンドは砕いておく。

2. ボウルに、1で刻んだキュウリとパプリカ、アーモンドを入れ、Aを全て合わせてラヴィゴットソースを作る。

3. フライパンに油を中火で熱し、サーモンを両面さっと焼き、お皿に盛りつける。2のソースをかけて刻みパセリを散らして完成。

2品目は、高品質な脂で栄養満点の生サーモンを丼に。材料を刻んでのせるだけで簡単に作れるので、時間がなくてごはんをサクッと済ませたいときにも重宝するメニューです。

・ノルウェーサーモン……300g
・アボカド……1個
・お酢……小さじ1程度
・ひきわり納豆……1パック
・たくあん……50g
・オクラ……4本
・ごはん……2杯分

＜トッピング＞
・刻み海苔……少々
・しょうゆ……適量
・わさび……適量

1. サーモンは1〜2cmの角切りにしておく。アボカドは皮をとり種を除いて1cm角程度に切り、お酢（レモン汁でも可）を少量かけ混ぜておく。オクラはさっと茹でて、5mm幅に切る。たくあんも5ｍｍ幅に切り、刻んでおく。納豆は混ぜておく。

2. 器にごはんを盛り、1の具材を彩りよくのせ、刻み海苔をのせる。好みでしょうゆやわさびをかけて完成。

3品目は、ノルウェーサバを中華風にアレンジ！　さっぱり味と豊富な栄養が暑い夏にぴったりなので、夏バテ気味と感じたらぜひお試しあれ。

・ノルウェー塩サバ……2枚
・塩……少々
・もやし……1/2袋
・サラダ油……大さじ1

【A】
・ニラ……30g程度（10本程度）
・しょうゆ……大さじ2
・お酢……大さじ3
・ごま油……大さじ2
・ラー油……小さじ2
・鶏ガラ顆粒だし……小さじ1/2
・水……大さじ2

・パクチー……適量

1. 塩サバは両面に塩をふっておく。ニラを細かく切って、Aを合わせておく。もやしを茹でて冷水にとって、よく水気をしぼっておく。

2. フライパンに油を熱し、サバを両面焼き、2〜3cm幅に斜めにそぎ切りにする。

3. お皿にパクチーともやしをひき、もやしの上にサバを置く。Aをかけて完成。

グラフィックデザイナー時代からインスタグラムに料理写真を投稿し人気を集める料理研究家。

「家族に作りたくなる」をテーマに、男性でも女性でもラクに楽しく作れる「主役飯」を発信。また、ハッシュタグ「#とりあえず野菜食」を発案し、多くのユーザーからの投稿を集める。様々なレシピを紹介したインスタグラムは人気を集め、現在フォロワー20万人超え。

NHK「おはよう日本」出演。「在宅楽飯100」など著書を3冊出版。
おうちごはんのコラム『うちベジ』も毎回好評。

日本で販売しているノルウェーサーモンは、水揚げしてから生のまま空輸で、36時間ほどで日本に届けられています。徹底的に管理された養殖技術の元育てられているので、高品質。栄養面では タンパク質、ビタミンA、ビタミンD、ビタミン B12、抗酸化成分、そしてDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸を豊富に含みます。

ノルウェー産のサバは、未来へ資源を渡すことが第一に考えられているので、9月～10月の脂が霜降り状にのるベストシーズンのみ漁獲されています。水揚げされたノルウェーサバは迅速に冷凍が施されることで高い品質が維持され、年間を通してジューシーなおいしさが楽しめます。ノルウェーサバに含まれている脂質にはビタミンD、セレンまたオメガ-3脂肪酸が含まれています。